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'''曇り止め'''(くもりどめ)または'''防曇'''(ぼうどん)とは、ある表面が[[結露]]による細かな[[水滴]]で[[霧]]のようになる(曇る)のを防ぐ機能。また、曇りを防ぐ化学物質も曇り止め、あるいは'''防曇剤'''(ぼうどんざい)という。
 
近代的な防曇剤は[[ジェミニ計画]]の中で[[アメリカ航空宇宙局|NASA]]によって最初に開発され、現在では車両、浴室などに用いられる[[ガラス]]や[[合成樹脂|プラスチック]]類、[[眼鏡]]、[[ゴーグル]]、[[写真レンズ|カメラレンズ]]や[[鏡|ミラー]]など[[光学]]製品で使用される透明材料や反射材料の表面に活用されている。防曇技術の一例として、[[界面活性剤]]の塗布(すなわち[[親水性]]の表面の形成によって[[表面張力]]を最小化させて[[濡れ]]具合を変化させ、[[水]]を水滴状ではなく[[光散乱]]しない[[薄膜|水膜状]]にする処理がある。
 
== 開発 ==
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* 水の表面張力を最小化する[[界面活性剤]]:
** [[シャンプー]]、[[石鹸]]、[[シェービングクリーム]]などの[[洗剤]]を溶液として塗布し、すすぎをせずに拭き取る。
* {{ill|表面自由エネルギー|en|Surface energy}}を最大化する[[親水性]]コーティング:
** [[重合体|ポリマー]]と[[ヒドロゲル]]
*** [[ゼラチン]]
*** [[蜜蝋]]