「フェロシアン化カリウム」の版間の差分

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| 密度=1.88 | 相=固体(無水物)
| 水への溶解度=27.8 | 温度=12.2
| 融点=100 | 融点注=脱水、徐々に分解<ref>{{Cite book|和書|title=日本大百科全書(ニッポニカ)|year=2014|publisher=小学館}}</ref>
| 沸点= | 沸点注=
| 出典=
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== 利用 ==
* [[青写真]] - 白地青線法(白地に青線の陽画: ポジ)の現像液。
* 試薬 - [[鉄]]イオンの検出などに用いる。2価の鉄イオンを含む溶液に加えると青白色沈殿(条件によっては白色沈殿)の[[シアン化鉄(II)|ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(II)]]<ref>{{Cite book|和書|title=日本大百科全書(ニッポニカ)|year=2014|publisher=小学館}}</ref><ref>{{Cite book|和書|title=スクエア最新図説化学七訂版|date=2019.1.10.|publisher=第一学習社|page=186}}</ref><ref>{{Cite web|title=第57章 実験-鉄イオン|url=http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~hiroakio/2008/08ko-057.html|website=www.osaka-kyoiku.ac.jp|accessdate=2021-08-15}}</ref>を生じ、3価の鉄イオンの溶液に加えると濃青色沈澱([[プルシアンブルー]]、ベルリンブルー)を生じる。[[鉄]]、[[銅]]、[[銀]]の安定化試薬として用いられる。
* 食品加工・工業用途 - 日本では安全性に関するデータが存在しなかったことから特段の規制を受けてこなかったが、2002年より[[食品添加物]]として承認された<ref name="siojoho_13">[http://www.siojoho.com/s02/13.html 塩の添加物(塩の情報局) - 塩の添加物]</ref>。使用目的は[[食塩]]の固結防止添加物である。[[2018年]]には、[[中華人民共和国]]でフェロシアン化カリウムを含む[[食塩]]が有害であるとする情報がネットで拡散されたが、一般的な摂取量ではまず問題がないとされている<ref>{{Cite web |date= 2018-09-01|url= http://www.afpbb.com/articles/-/3187958|title= 「中国の塩は腎臓に悪い」? ネット情報に振り回される母親たち|publisher= AFP|accessdate=2018-09-01}}</ref>。