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'''KIKU'''([[リモコンキーID]]は20、[[極超短波|UHF]][[地上デジタルテレビ放送|デジタル]]チャンネルは19)は[[アメリカ合衆国]][[ハワイ州]][[ホノルル]]に放送免許を発行されている[[独立放送局|独立系テレビ局]]である。現在WRNN-TVによって所有されている。スタジオはダウンタウンのビショップ通りにあり、送信機はナナクリにある。ケーブルテレビではオーシャニック・スペクトラムで9または89チャンネル、[[ハワイアン・テルコム]]では20チャンネル、衛星放送では[[ディッシュ・ネットワーク]]と[[ディレクTV]]でともに20チャンネルで放送している。結果として、KIKUはハワイ州にあるすべての主要な島々で視聴することができる<ref name="Official site">[http://www.kikutv.com/ Official website]</ref>。
 
==歴史==
=== ハワイにおける日本語放送の芽生え ===
 
 
 
===ホノルルの「KIKU」前史===
局の広告は「40年以上」放送を続けてきたとしているが、「。しかし厳密に言えば現在のKIKU」と以前「KIKU」の同じコールサインを使っており、ホノルルでVHF13チャンネルを使っていたかつての「KIKU」は別のもの放送局である。その局はワツマル・ブロードキャスティング・カンパニー(Watumull Broadcasting Company)のオーナーシップのもとで'''KTRG-TV'''という独立系放送局として始まった1962年の独立記念日のことであった。その局は1966年に売却され、コールサインを「KIKU」に変更した<ref name="Raycom Media">{{cite web |url=http://www.raycommedia.com/stations/khnl.htm |title=Archived copy |access-date=2006-12-12 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20070103000333/http://www.raycommedia.com/stations/khnl.htm |archive-date=2007-01-03 }} Raycom Media</ref>。この「元祖KIKU」は[[仮面ライダーV3]]、[[キカイダー]]、[[愛の戦士レインボーマン]]、[[がんばれ!!ロボコン]]、[[秘密戦隊ゴレンジャー]]、[[バトルフィーバーJ]]などの日本の特撮番組を放送し、1970年代を通じてハワイの子供たちに高い人気を誇った。
 
サンディエゴのカシュマンズ(Cushmans)が[[テレビ朝日]]や10の地元投資家と協力して「Mid-Pacific Television Associates」を結成し、チャンネル13を買収した。1979年4月9日のことである。日本語番組は減少され、午後7時から10時のゴールデンタイムに移動された。KIKUの番組は「子供向け」フォーマットに改編され、「The Children's Hour」や「Professor Fun」といった番組が人気を博した<ref name="Raycom Media"/>。日本語番組は1981年には完全に消滅した。
 
1984年にの「KIKU」はコールサインを「KHNL」に変更した。1986年にKHNL-TVはシアトルを拠点とする「キング放送」(King Broadcasting Company)に売却された。その年にチャンネル13はFOXネットワークの[[ネットワーク (放送)#アメリカ|契約加盟]](charter affiliate)になった。しかしながら、KHNLは相撲中継などのアジア系番組を継続した。1992年にはキング放送がProvidence Journal Companyとその財政的パートナーのKelso & Companyに併合された。1996年元日にKHON-TV(チャンネル2)とネットワークを交換して以降、現在KHNLはNBCの加盟局として放送している。KHONは当時のオーナーであった「SF Broadcasting」とのグループ間合意によってホノルルのFOX加盟局となった。
 
=== 「KIKU」の歴史 ===
チャンネル20の歴史はコールサインの割り当て免許が[[連邦通信委員会]](FCC)に出願された1980年2月12日にさかのぼる。この局は「'''KHAI-TV'''」というコールサインで登録された。この局は[[テネシー州]][[チャナトゥタヌーガ]]に拠点を置く「Media Central」のオーナーシップの下で1983年12月30日に放送を開始した<ref>[https://www.americanradiohistory.com/Archive-Channels-of-Communication/Channels-1988-01.pdf Anatomy of a Bankruptcy], ''Channels of Communication'', January 1988.</ref>。はじめ、この局の番組編成は昼間と深夜帯の間は伝統的な独立系放送局のそれをなぞったものであった。(例えば、[[ガジェット警部]]、[[ボルトロン]]などのアニメ、[[インフォマーシャル]]、カンフー映画などを放送していた)チャンネル13のかつての「KIKU」と同じように、多くのアジア系番組は晩に放送された。
 
その状況は番組表の中でのアジア系番組の拡大につれて年ごとに徐々に変化した。KHAIはもともとオーシャニック・ケーブルでチャンネル21で放送されていた。KHAIが放送を休止する午前中には、[[C-SPAN]]の番組が放送されていた。この状況はオーシャニック・ケーブルがチャンネルを改定し、KIKUをチャンネル9に移動するまで続いた。メディアセントラルが財政トラブルを抱えて[[連邦倒産法第11章]]の適用を申請して破産すると、KHAIはロサンゼルスの多文化放送局KSCIのオーナーに売却された<ref>[https://www.americanradiohistory.com/Archive-BC/BC-1989/BC-1989-07-24.pdf Changing Hands], ''[[Broadcasting & Cable|Broadcasting Magazine]]'', July 24, 1989.</ref>。1993年9月4日に、KHAIはコールサインを「KIKU」に変更した。
 
2003年10月に、ゼネラルマネージャーのグレッグ・ミューラーが3年の任期の後に辞職した。2004年はじめに、JNプロダクションの社長のジョアンヌ・ニノミヤ<ref>[[Ministry of Foreign Affairs (Japan)|Japanese Ministry of Foreign Affairs外務省]] (MOFA): [http://www.mofa.go.jp/ICSFiles/afieldfile/2007/11/08/2007AutumnConfermentofDecor.pdf 2007 Autumn Conferment of Decorations on Foreign Nationals, p. 6.]</ref>は長年のKIKUとのパートナーシップを解消した。
 
2004年の11月1日にKIKUは[[United Paramount Network|UPN]]のsecondary affiliation(系列でないネットワークと契約すること)を開始した<ref>[http://the.honoluluadvertiser.com/article/2004/Oct/28/il/il03a.html KIKU-TV to pick up UPN programs], ''[[The Honolulu Advertiser]]'', October 28, 2004.</ref>。KIKUはホノルルで4つ目の、そして最後のUPN契約局となった。もともと、KFVEが1995年1月から2002年9月までUPNの契約局として放送していたが、その後はKHONとKGMBが2004年10月までの間、合同契約局としてUPNの番組を手分けして放送した。KIKUは午後のUPNの番組のほとんどを放送した。いくつかの番組は通常の編成から外れたものであった。例えば、2006年にKIKUはUPNの木曜夜帯のコメディ番組を金曜昼に放送した。その結果、スマックダウンを土曜深夜帯に放送することになった。 
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==アナログ/デジタル変換==
KIKUは自局の時局の番組をアナログ放送で継続せず、2009年1月15日にUHFチャンネル20に移行した。この日にハワイ州の完全出力テレビ局がデジタル化を行う2009年1月15日にUHFチャンネル20に移行した。この日時はアメリカ「本土」における以降デジタル移行である7月12日よりも半年ほど早いものであった。KIKUのデジタル信号は チャンネル19を守り<ref>{{cite web|url=http://hraunfoss.fcc.gov/edocs_public/attachmatch/DA-06-1082A2.pdf |title=DTV Tentative Channel Designations for the First and Second Rounds |format=PDF |access-date=2012-03-24 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20130829004251/http://hraunfoss.fcc.gov/edocs_public/attachmatch/DA-06-1082A2.pdf |archive-date=2013-08-29 }}</ref>、PSIPを用いてリモコン番号はアナログ時代のチャンネル20を表した。
 
==番組==
KIKUの番組のほとんどはハワイ諸島の大きなアジア人コミュニティーに届けるための多文化番組からなっている。番組は日本語、タガログ語、英語で放送されている。日本語番組がもっとも大きなジャンルで、テレビ朝日、[[TBS]][[NHK]][[日本テレビ]]などいくつかのメジャーなテレビ局のライセンスのもとで放送されている<ref name="Official site"/><ref>https://web.archive.org/web/20060321141708/http://www.kikutv.com/shows/index.html</ref>フィリピン語番組も[[GMAネットワーク]]、[[ABS-CBN]]、[[TV5 (フィリピン)|TV 5]]など有名なテレビ局のものである。2011年には視聴対象者層を広げ、土曜日に中国語番組も放送するようになった。
 
英語話者にも日本語番組を届けるため、英語字幕を付ける仕事でいくつかの会社と協力している。いくらかの番組では自ら字幕を付けている。
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時代劇から新しいドラマ作品まで幅広く選択されている。
 
*NHK[[大河ドラマ]]
*[[紅白歌合戦]]
*サスペンスドラマ(英題:Mystery Theatre)
*[[相棒]](英題:partners)
*[[花嫁のれん]](英題:Behind the Noren)
*[[そこが知りたい]](英題:Soko ga Shiritai)のちに後継番組として"Soko ga Japan"のタイトルで[[美しい日本に出会う旅]]を放送<ref>{{Cite web |url=https://kikutv.com/programs/japanese/soko-ga-japan/ |title=Soko ga Japan |publisher=KIKU-TV Hawaii |date= |accessdate=2021-07-01}}</ref>(英題:Soko ga Japan<ref>{{Cite web |url=https://kikutv.com/sayonara-soko-ga-shiritai-aloha-soko-ga-japan/ |title=Sayonara “SOKO GA SHIRITAI”, Aloha “SOKO GA JAPAN” |publisher=KIKU-TV Hawaii |date=March 16, 2017 |accessdate=2021-07-01}}</ref>)
*[[秘密のケンミンショー]](英題:Japan's Local Secret)
*[[フジサンケイ・コミュニケーションズ・インターナショナル|FCI News Catch!]]<ref>{{Cite web |date=2021-07-07 |url=https://fujisankei.com/news/2021/0707_9610.html |title=「FCI News Catch!」放送チャンネルの変更、終了のお知らせ |publisher=Fujisankei Communications International, Inc. |accessdate=2021-08-14}}</ref>
 
== コキク・マガジン ==
== 批判 ==
2006年4月に、出版物「'''コキク・マガジン'''」(Kokiku Magazine)のファンが、KIKUが[[そこが知りたい]]などの古い旅番組が放送されていることに不満を表明した<ref>[http://www.doramasuki.com/forum/viewtopic.php?f=7&t=24 DoramaSuki.com Soko ga Shiritai]</ref>。翌月の5月号で、KIKUのゼネラル・マネージャーであるフィリス・キハラ(Phyllis Kihara)は「そこ」はニールセンの平日夜帯19:00の地域視聴率において、いくつかのメジャー・ネットワークよりも高い数字を誇っていると述べて局の立場を擁護した。