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== 歴史 ==
{{出典の明記|section=1|date=2010年7月}}
野球を始めとした[[スポーツ]]競技の応援でチャンスに[[行進曲|マーチ]]的な音楽を演奏する習慣・文化は、もともと[[大学野球]]の応援で始まったものである
 
「チャンステーマ」という言葉が定着するまでは単にマーチ応援曲などと呼ばれていた。また、この類の曲を野球応援に取り入れて普及する事に『[[コンバットマーチ]]』([[早稲田大学応援部]]制作のオリジナル曲)が貢献したことから、一部では十派一絡げに「コンバットマーチ」と呼ばれる事もあるが、これは応援専用のオリジナルマーチ誕生の由来を知らないが故の誤解から生じたものである。その早稲田大学の『コンバットマーチ』に触発された[[東京六大学野球連盟]]のライバル校である[[慶應義塾大学]]応援指導部は、対抗して『[[ダッシュケイオウ|ダッシュKEIO]]』を作り翌年の[[リーグ戦]]応援で披露した。これらライバル校間での応援強化はリーグ戦応援の雰囲気を盛り上げることに大いに貢献し、[[東京六大学野球連盟|東京六大学]]内の他校にも次第に波及していった。さらに後年になって二つ目三つ目の応援マーチや前奏としての[[ファンファーレ]]、さらには複数の応援マーチの連続演奏という形態に発展していった。
 
これらの応援マーチは後に「'''チャンステーマ'''」と呼ばれるようになっていった。また前述のような複数のチャンステーマを曲毎に終了させることなくファンファーレや間奏で繋げてエンドレスにするものを、現在では「チャンスパターン」と呼んでいる。
 
スポーツを観戦して楽しむ文化は、時代が進むにつれて発生した[[高等教育]]学校への進学率向上による[[大学]]や[[在籍者 (学習者)|大学生]]の肥大化、他の[[趣味]]や[[価値観]]の多様化、[[プロフェッショナルスポーツ|プロスポーツ]]の充実などに伴い、結果として学生スポーツの相対的な人気や注目度の低下を招く方向で推移してきている。それでもなお東京六大学野球やその試合の中で繰り広げられる各校間の応援合戦は、スポーツイベント(特に[[アマチュア|アマチュアスポーツ]]の中では飛びぬけた存在)として花形の一つとして長らく親しまれ、[[マスメディア|メディア]]での扱いも他のものに比べて大きかった。その影響が次第に他の大学野球での応援や[[高校野球]]・[[社会人野球]]<ref group="注">社会人野球応援への大学野球、中でも東京六大学野球応援の影響は、見よう見真似での影響波及というより、社会人野球チームが全国大会に出場する際の応援リーダーを東京六大学各校の応援団・応援部に丸投げ依頼する慣習があったことからの効果が強い。</ref>、さらにはプロ野球の応援などに広まっていった。
 
{{See also|応援歌#マーチ}}
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=== 現在の使用曲 ===
==== [[読売ジャイアンツ]] ====
* ヒッターズテーマ
** 原曲は[[ザ・ヒットパレード (テレビ番組)|ザ・ヒットパレード]]のテーマ曲。
**巨人で最初に球場において使用されたチャンステーマ。大量リード時に使われることが多い。
**[[タオル]]を頭上で回すスタイル。当初(1999年頃)は[[千葉ロッテマリーンズ]]を意識し、白いタオルをファンが振回していたが、現在はチームカラーであるオレンジのタオルを使用している。
**「タオル回し」については、2006年5月28日に行われた巨人対ロッテ戦の中継で「ジャイアンツ応援団もオレンジのタオルで取り入れてますが、オリジナルはこのロッテ応援団の白タオルです」と[[日本放送協会|NHK]]の実況者が解説を加えている。
* マサオ
** 原曲は[[山本雅夫]]の応援歌。
**近年長らく使用されず、応援団作成の歌詞カードからも削除されたが、2012年シーズンから再び演奏されるようになった。
* バタフライ
** 原曲は[[Smile.dk]]の同名楽曲。
**パターンが2つあり、かつては交互に演奏されていた。
* ファイター
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**応援コールは当該選手名を4回連呼するというシンプルなもの。
* [[ライディーン (YMOの曲)|ライディーン]]
** 原曲は[[イエロー・マジック・オーケストラ]]の同名楽曲。
**[[読売ジャイアンツの応援団#読売巨人軍応援団GLOVE|読売巨人軍応援団GLOVE]]が使用している。
* スパルタンX
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* Gフレア(2009年〜)
** 応援コールは「Let's Go!○○(当該選手名)!」を2回繰り返したあと、更に当該選手名を2回繰り返すというもの。
**メロディの一部が[[埼玉西武ライオンズ]]の「チャンステーマ3」と似通っているため、一時期、西武戦<ref group="注">[[西武ドーム]]開催時のみ。</ref>では演奏を自粛していた。
*サイクロン(2010年〜)
**相手投手交代時に使用。「ヒッターズテーマ」と同様にタオルを頭上で振り回す。歌詞が存在する。
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** 応援コールは手拍子→当該選手名の順に行い、これを2回繰り返す。前述の「サイクロン」同様、歌詞が存在する(ただし、前奏(ファンファーレ)は歌詞がない)。
 
==== [[東京ヤクルトスワローズ]] ====
*チャンステーマ1
**原曲は[[JITTERIN'JINN]]の『[[夏祭り (JITTERIN'JINNの曲)|夏祭り]]』。
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** 「○○(チーム名:「読売」、「阪神」など)倒せ、ぶっ飛ばせ〜」で始まる。
* マルチテーマB
**原曲は[[ポパイ]]のテーマ曲。
**チャンス時のほか、デッドボール出塁時や投手交代時のブリッジ、および試合終了後にも演奏される。
**もともと歌詞を用いずにコールで応援する曲(曲の切れ目に「KO!KO!○○(球団名:「ジャイアンツ」、「タイガース」など)」)として使用されているが、相手球団を罵倒する歌詞をつけて歌うスタイルも一部にみられる。
**また、「KO!KO!○○」と歌う際に相手側に向かって親指を下に向けて挑発するポーズを取る事もあり、応援と挑発を兼ねた意味合いがある。
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** 巨人戦(読売倒せコール)で多用される。
 
==== [[横浜DeNAベイスターズ]] ====
* チャンステーマ0(2010年〜)
** 原曲は[[ファミリーコンピュータ]]の用[[ゲームソフト|ゲーム]]「[[わんぱくダック夢冒険]]」の月面ステージのBGM。</br>元々はチャンステーマ「打てっ!」という曲で、現在より原曲寄りであった
* チャンステーマ1(2003年〜)
** 原曲は[[パチスロ]]「[[アラジンA]]」の「アラジンチャンス」の際のBGM。
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**コール以外は[[大阪近鉄バファローズ]]の応援団がかつて行っていた「はよやれコール」と同一。
* チャンステーマ4(2004年〜)
** 原曲は[[ロバート・ローズ]]の応援歌([[テレビアニメ]][[きんぎょ注意報!]]のオープニングテーマ『[[きんぎょ注意報!#オープニングテーマ|わぴこ元気予報!]]』のアレンジ)。
** サヨナラのチャンス時に主に演奏される。コールは「勝つぞ!横浜!倒せ!○○(!○○(球団名:「読売」、「阪神」など。ただし[[福岡ソフトバンクホークス]]は「ホークス」)!」。
以上のチャンステーマ4曲においては、0→1→2→4のメドレーパターンも存在する。
*ハンターチャンス
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* All in One(2017年〜)
** オリジナル曲。
*押せ ! 押せ ! ヨコハマ(2018年〜)
**オリジナル曲。「声と[[トランペット]]の融合」がコンセプトになっており、初めて球場に来た人でも声を出せるようにトランペットの音色とシンプルな掛け声のみで構成されている。
*We can!(2021年~)
**オリジナル曲。導入前年の2020年シーズンに発表された新しいリズム応援のチーム名バージョン([[ユリ・グリエル|ユリエスキ・グリエル]]のコールのアレンジ)のリズムを取り入れている。
 
==== [[中日ドラゴンズ]] ====
* チャンステーマ1(2014年終盤〜)
** 原曲は[[ピンク・レディー]]の『[[サウスポー (ピンク・レディーの曲)|サウスポー]]』。
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* チャンステーマ4(2016年〜)
** 主に試合序盤のチャンスや流れを変えるべき場面で演奏される。
* [[紅 (Xの曲)|紅]](2015~、関西限定)
** 原曲は[[X JAPAN]]の楽曲([[広島東洋カープの応援団]]が[[江藤智 (野球)|江藤智]]の関東限定応援歌として使用していたものの流用)。
**2015年の[[阪神タイガース]]との[[京セラドーム大阪]]での開幕戦より使用されていたが、現在は使用されていない<ref>[https://twitter.com/dragonsouendan/status/589750484384096257]</ref>。
* チャンス決めてくれ(2019年〜)
** 選手名等の掛け声を中心としたシンプルな曲で、ラストの「決めてくれ~」の部分のみアカペラとなっているのが特徴。曲が浸透した2019年中盤以降は、掛け声の合間に演奏のメロディに合わせて「オー」と歌うスタイルが非公式ながら定着した。
* マルチテーマ(2020年〜)
 
==== [[阪神タイガース]] ====
全てオリジナル曲を使用している唯一の球団である。
* チャンスマーチ(2005年〜)
* チャンスわっしょい(2006年〜)
** 同点に追いつくチャンスや、勝ち越し・サヨナラ勝ちのチャンスといった、打てば試合が決まるといった場面で演奏されることが多い。メロディ→選手名→「〇〇(チーム名)倒せーオー!」→わっしょいコールで構成される。
* チャンス襲来(2010年〜)
** 応援コールは手拍子→「〇〇(チーム名)倒せ!」→手拍子→「かっ飛ばせ〇〇(選手名)!」→手拍子→「〇〇(選手名)!」。
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*T-WAVE(2017年〜)
 
==== [[広島東洋カープ]] ====
* マルチテーマGo!(旧チャンステーマ2『Hiroshima GOGOGO!!』、2002年~)
** 原曲は[[浦和学院高等学校]]の応援曲(「怪物マーチ」の前奏+「オリジナルマーチ1」。「怪物マーチ」の原曲は[[拓殖大学紅陵高等学校|拓大紅陵高等学校]]のチャンステーマ「チャンス紅陵」)。
**2008年は相手投手交代時にのみ演奏。2010年からは前奏に監督の応援歌がややスローテンポで演奏される。
* チャンステーマ3『飛ばすチャンス』(2009年~)
** 最初に「広島!」とコール。状況に応じてコール部分が変化する。その際は「○○(当該選手名)!)!4回コールした後、[[得点圏]]に走者がいるときは「[[適時打|タイムリー]]、タイムリー、○○!○○!」だが、中長距離バッターの打席の場合は「持ってこい、持ってこい、○○!○○!」(応援コールの最後に「'''持ってこ〜い!'''」と叫ぶことから)や「ホームラン、ホームラン ○○!」などになる。サヨナラのチャンスや試合を決めそうな場面では、「絶対勝つぞ、カープ!」や「お前が決めろ○○!○○!」などになる(他に「〇〇倒せ」などが存在する)。終盤で演奏されことが多かったが、2012年より後述の「極チャンス」使われるようになったため比較的序盤でも流れるようになった。
* チャンステーマ4『極チャンス』(2012年~)
** 「おまえがきめろ〜」のファンファーレから始まる。最後に「おっ!・まっ!・えっ!・がっ・きめろ!○○!!○○!」と区切りながらシャウトするのが特徴。終盤のチャンス限定で演奏される。
* チャンステーマ5『チャンス・スーパー』(2016年~)
** 原曲は[[Superfly]]の『[[愛をからだに吹き込んで]]』。
*コンバットマーチ
** 監督の応援歌〜早稲田大学の『コンバットマーチ』・ファンファーレ〜『ダッシュケイオウ』~ 「○○(チーム名。[[読売ジャイアンツ|読売]]、[[阪神タイガース|阪神]]など。ただし[[オリックス・バファローズ|オリックス]]は「大阪」とコール)倒せ」を3回繰り返した後に「かっとばせオー」を2回繰り返すという流れ。
**2016年、現在チャンステーマとしての演奏機会は減少したが、相手投手ノックアウト時に使用することがある(マツダ[[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]]では『燃える赤ヘル僕らのカープ』が流れるため未使用演奏されない)。
* マルチテーマ『攻めろ!』(2018年~)
** 原曲はプロレスラーの[[内藤哲也]]の入場曲『STARDUST』。
<!-- ハイパーユニオンはチャンステーマの位置付けではないのでここには追加しないでください -->
 
==== [[北海道日本ハムファイターズ]] ====
* チャンステーマ1
** 原曲は[[さだまさし]]の『[[北の国から〜遥かなる大地より〜]]』。
**応援演奏時に[[鳴子 (音具)|鳴子]]を使い、軽い振り付けも作られた。近年では試合終盤の大チャンス時で演奏される事が多い。
* チャンステーマ2『わっしょい』(2000年~)
**元々原曲は[[森範行]](後に[[橋上秀樹]]に流用)の応援歌。
**[[東京ドーム]]を本拠地としていた時代から存在していた日本ハムのチャンステーマ第1号。現在では主に大差をつけた際のダメ押し時に流れる。
* チャンステーマ3
** 原曲は[[映画]]『[[チキ・チキ・バン・バン]]』の主題歌。
**日本プロ野球史上初めての男女別のパートが設けられているチャンステーマである。
**応援コールは「打て、打て、○○(選手名)!)!」(最初は男声、追って女声)の後に「今だチャンスだ、○○!○○!」(男女揃って)となる。
** 元々は関東限定であったが、現在は全国の球場で使用されるようになった。なお[[宮城球場]]ではトランペットが使用できないため、その演奏部分の歌詞が存在する。
* 大きなうた(宮城球場限定)
**原曲は[[中島光一]]作詞作曲の[[童謡]]。
* チャンスコール(コボスタ宮城限定)
** オリジナルチャンステーマだが、音階はなくコール形式。上記の「チキ・チキ・バン・バン」と同様に、本曲も男女別のパートが存在する。最初は男声、追って女声が「行け行け行け行け行け○○」、「打て打て打て打て打て○○」とコールし、最後に男女そろって「いけいけそれゆけ、'''○○'''(選手名)〜!」と大声で叫ぶ。
* それゆけぼくらのファイターズ([[東京ドーム]]限定)
** 東京本拠地時代の球団歌をチャンステーマ用にアレンジしたもの。北海道に移転した後、2007年より東京ドームでの試合のみ、日本ハムファイターズ時代の応援スタイルに戻し、現在もその応援スタイルを継続している事から2010年より作成された。クライマックスシリーズなどの重要な試合では他の球場でも使われることがある。
* [[ジンギスカン (曲)|ジンギスカン]]([[札幌ドーム]]限定)
** 原曲は[[ジンギスカン (グループ)|ジンギスカン]]の同名楽曲。
**札幌ドームの座席列ごとに「打て!」と叫ぶ回数が分けられている。
* 酔いどれマーチ(関東限定)
**原曲は[[ザ50回転ズ]]の同名楽曲。
**『チキ・チキ・バン・バン』と同様に、男女別のパートが存在する。
* 関西限定チャンステーマ(2012年~。[[ナゴヤドーム]]を含む)
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* 西日本限定(関西以西)チャンステーマ(2015年~)
** オリジナル曲。
* [[古い日記]](レジェンドシリーズ2016限定)
**原曲は[[和田アキ子]]の楽曲。
**同曲のリリース年が、球団が創設された年と同じ74年であることから、「レジェンドシリーズ2016」の期間中限定で使用された。
 
==== [[東北楽天ゴールデンイーグルス]] ====
*[[八木山ベニーランド]]の[[コマーシャルソング|CMソング]]
** [[宮城県仙台第二高等学校|宮城県立仙台第二高等学校]]の応援歌の流用。
**始まるパターンは以下の2通りある。なお本拠地[[宮城球場|楽天koboスタジアム宮城]]ではトランペットが使えないため、パターン2が多いが、稀にパターン1になることもある。
*** 『[[青葉城恋唄]]』のファンファーレの後(パターン1)
*** 「タイムリー、タイムリー、○○(選手名)!」などの掛け声を3回行った後(パターン2)
* フィーバーテーマ(2017年~)
**原曲は[[GReeeeN]]×[[ベッキー|ベッキー♪♯]]の『[[GOOD LUCKY!!!!!]]』。
**2012年つてら2015年まで「関西チャンステーマ2」として関西地区限定で演奏されていた。
*チャンステーマ(ここで打て)
**2019年~。
209 ⟶ 202行目:
**2020年~。
 
==== [[千葉ロッテマリーンズ]] ====
* チャンステーマ1(2010年~)
** 原曲はパチスロ「[[デコトラの鷲]]」の『車BIG』の際のBGM。
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**高校野球の応援歌として使用されることも多い。
* チャンステーマ2(2010年~)
** 原曲は[[ファミリーコンピュータ]]用ゲーム「[[熱血高校ドッジボール部 (ファミリーコンピュータ)|熱血高校ドッジボール部]]の『対抗試合』の際のBGM。
* チャンステーマ3(2011年〜)
** 原曲は[[パチスロモンキーターン]]の『SG RUSH』優勝戦部分のBGM。
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* チャンステーマ4(2013年~)
* [[海のトリトン]](2013年~、地方球場等限定)
**原曲は同名テレビアニメのエンディングテーマ『GO! GO! トリトン』。
**高校野球での応援スタイルを再現している。
* [[アフリカン・シンフォニー]](2013年~、地方球場等限定)
** 原曲は[[ヴァン・マッコイ]]&ザ・ソウル・シティ・シンフォニーの同名楽曲。
** 『海のトリトン』同様、高校野球での応援スタイルを再現している。
*TPT(ターニングポイントテーマ)
**2015年〜。
* [[興南中学校・高等学校#興南サンバ|興南サンバ]](2017年~、沖縄限定)
**浦和学院高等学校の『浦学サンバ3』を[[興南中学校・高等学校|興南高等学校]]が譲り受け、更に[[沖縄県]]内の多くの高校が独自のアレンジを加えて演奏し始めた経緯から、沖縄県で開催される試合で使用されるようになった。
*チャンステーマ5(2018年~)
** 原曲は[[東京スカパラダイスオーケストラ]]の『砂の丘〜shadow on the hill〜』。
 
==== [[埼玉西武ライオンズ]] ====
* チャンステーマ1
** 原曲はテレビアニメ『[[ジャングル大帝]]』のエンディングテーマ『レオのうた』のAメロ部分。
* チャンステーマ2
** 原曲は[[岡村隆則]]の応援歌([[スイス]]民謡の『[[ホルディリディア]]』のアレンジ。のちに[[清原和博]]の応援歌となる。清原が巨人に移籍後、[[2002年]]まで関東では[[垣内哲也]]、関西では[[松井稼頭央]]のチャンステーマとなる)。
**一部の球場を除き、ファンが左右を往復するパフォーマンスがある。ファンの間ではこの光景を「[[民族大移動]]」と呼んでいる。
* チャンステーマ3
** 「チャンスだ」と「打ちぬけ」を交互に連呼する。
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**『サンバソリャセ』と同様に演奏に合わせてフラッグを振るが、前半は縦振りで後半は横振りとなる。
 
==== [[オリックス・バファローズ]] =====
* 丑男 〜COW BOY〜(2005年-)
** 試合終盤の逆転・同点・勝ち越し・サヨナラのチャンスで演奏される。
* ジャンプ(1999年〜)
** 原曲は[[山本正之]]『[[逆転イッパツマン]]』。
**ブルーウェーブ時代からのチャンステーマで、もともとはブルーウェーブ時代に[[高橋智]]の応援歌として使用されたもの。
* タオル(2000年~)
** 旧大阪近鉄バファローズの『チャンステーマ2』。
**タオルを持って踊る。沖縄県出身選手がチャンスで打席に立つ際は沖縄風のアレンジで演奏される。
* 紅の丑(2002年〜)
** 旧大阪近鉄バファローズの『チャンステーマ4』。球団合併後は公式のチャンステーマとはなっていないが、近鉄復刻試合以外などごく稀に使用されている。
**主に9回裏で負けている状況の時に使わ演奏される。チャンステーマと言っているがランナーがいなくてい状況で使わ演奏されていたため、ファンとしての間ではピンチ時のテーマとして認識されている。
* 笑牛拳(2005年〜)
** おもに大量得点のイニングに演奏される。
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この他、年に数試合行われる「復刻デー」では阪急・旧ブルーウェーブ・近鉄時代に使用されたテーマが演奏される。
 
==== [[福岡ソフトバンクホークス]] ====
* チャンステーマ1
** 原曲は[[藤本博史 (内野手)|藤本博史]]の応援歌。
**[[福岡ドーム]]で応援す演奏される際、外野席最前列のファンは身を乗り出して[[メガホン]]でフェンスの側を叩く。
* チャンステーマ2
** 原曲は[[PL学園中学校・高等学校|PL学園高等学校]]の応援歌『ウィニング』、及び[[若井基安]]の応援歌(交互に演奏される)。
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**トランペット部分とアカペラ部分で構成される。
* 関西限定チャンステーマ2(2012年~、関西地区限定)
** 原曲はテレビアニメ『[[ひみつのアッコちゃん]]』のエンディングテーマ『すきすきソング』。
** 『鷹の道』と同様に、[[トランペット]]部分(メロディーに合わせて「オオオ…」と歌いながらジャンプ)とアカペラ部分(ジャンプはせず、歌詞を歌う)で構成される。
* 関西限定チャンステーマ3『オオサカツンデレラ』
** 2014年シーズンの鷹の祭典in大阪から使用開始。原曲は[[DJ OZMA]]の『六本木ツンデレラ』。
**2014年シーズンの鷹の祭典in大阪から使用されている。
* 関西限定チャンステーマ4(2019年~)
** 原曲は[[ゴールデンボンバー]]の『[[令和 (ゴールデンボンバーの曲)|令和]]』。
* 鷹の爪(2013年)
** 原曲は「マンボ de 『[[秘密結社鷹の爪」([[#秘密結社鷹の爪NEO|秘密結社鷹の爪NEO]]NEO』のエンディングテーマ「マンボ de 鷹の爪」。前奏が存在し、応援コールは「(太鼓4連打)(男性)ここで決めろ!(女性)ここで決めろ!(太鼓4連打)○○(選手名)!)!」となる。
** 2013年は「フラッグテーマ」としていう曲名で、ビクトリーフラッグを振りながら応援するスタイルであった。
* ガッチャン→アッチャン
** 2013年シーズンの「鷹の祭典 in 東京」から使用。原曲は[[はなわ]]の『[[伝説の男 〜ビバ・ガッツ〜]]』。
** 現在は「熱く燃えろ○○(選手名)!」の3コールからイントロ、そしてメイン部分からコールという構成で、2回目以降はメイン部分とコールのみのリピートとなる。
** 2015年にはチームのスローガン『熱男(アツオ)』に合わせ、タイトルと歌詞一部変更された形で復活した。
* オス!チャンス
** 2014年シーズンの「鷹の祭典」から使用。原曲はパチスロ「[[押忍!番長2]]」のBGM『ラコタス・ランデブー』。
** ホークスのチャンステーマとしては初となる歌詞がシャウトのみで構成された応援歌。
* [[ハイサイおじさん]](2018年~、沖縄限定)
** 原曲は[[喜納昌吉&チャンプルーズ]]の『[[ハイサイおじさん]]』同名楽曲
** メロディー部分の歌詞は無く(非公式ながら「アイヤ!」の合いの手が入る)、最後に「かっ飛ばせ!(選手名)!」の掛け声が入る。
*[[ワークマン]](2018年~、[[青森県|青森]]限定)
** 原曲は[[吉幾三]]の『[[男ってやつは…#収録曲|風に吹かれて…]]』[[ワークマン]]テー[[コーシャルソング|CMソング]])。
* [[佐賀県|佐賀]]限定
** 2019年の佐賀での2軍戦にて使用。[[唐津市]]で開催される祭り「[[唐津くんち]]」の[[囃子]](曳山囃子)をアレンジしたもの。
 
=== 過去の使用曲 ===
==== 巨人読売ジャイアンツ ====
*[[聖者の行進]](1980年代中頃)
**相手投手交代時に使用。東京ドームに本拠地が移転後も1990年代前半まで使用された。
* 『チャンスのテーマ』(1997-99年の応援歌CDに収録、球場では未使用)
* [[イエロー・マジック・オーケストラ|YMO]]の『[[テクノポリス (YMOの曲)|テクノポリス]]』(2001年頃まで)
* [[THE HIGH-LOWS]]の『[[日曜日よりの使者]]』(2002年シーズンのみ)
* 映画『[[大脱走]]』のテーマ(2002年シーズンのみ)
* 『レッツゴー三重』([[三重中学校・高等学校|三重高校]]の応援歌、原曲は『Let's Go Blue』)([[ナゴヤドーム]]限定・2001年〜2003年)
* 『デューク』(元[[クリス・レイサム (野球)|クリス・レイサム]]の二軍での応援歌)
** 使用当初は大量リード時に使われていたが、現在は主催試合勝利時の二次会のみでしか使われていない。
==== 東京ヤクルトスワローズ ====
* チャンステーマ(オリジナル・2008年のみ)
* [[必殺仕事人IV]]テーマ曲イントロ闘牛士のマンボ
** 元は[[若松勉]]の応援歌で、2005年のみのチャンステーマ。2010年より[[青木宣親]]専用のチャンステーマとなり5年ぶりに復活したが、2011年オフに青木がメジャーリーグへ移籍したため、再びお蔵入りとなった(青木は2018年に復帰したが、このテーマの使用は再開されていない<ref group="注">2020年現在の球団の背番号'''1'''は[[山田哲人]]が着けており(2016年から)、青木は入団当初の背番号である'''23'''に戻している。</ref>)。
==== 中日ドラゴンズ ====
* チャンステーマ1
** 原曲は[[山本リンダ]]の『[[狙いうち]]』。元は[[ゲーリー・レーシッチ]]以降の外国人打者(一部を除く)の応援歌([[明治大学]]が応援曲として使用、[[高校野球]]でも多用されるソング)。
** パウエルの応援歌は上記の物に変わる前は狙いうちであった。
** ゲーリー、パウエルらの応援歌として使用されたのは前半部分のみ。最後に「狙い撃ち〜!!」とコールする。
** 主に試合終盤の「ここで打てば試合が決まる」場面で使用される。余談だが、「お前が打たなきゃ誰が打つ!!」や「決めてくれ〜!!」といった、通常の歌詞には入っていないコールが取り入れられている。また、このコールは現行のチャンステーマの歌詞にも取り入れられている。
* チャンステーマ2
** 元[[アロンゾ・パウエル]]の応援歌(『Get Get Victory』もしくは『パウエル』)序盤に先制のチャンスが出たときに使わ演奏されることが多かった
* チャンステーマ3
** 原曲は[[川口オートレース場|川口オート]]テーマソングの『[[ぶっちぎりの青春]]』([[川又米利]]の応援歌でもあった)。
** 元[[川又米利]]の応援歌
** 当初[[東京ドーム]]でのビジター戦専用とされたが、[[2006年]]シーズン途中より[[ナゴヤドーム]]を始め他球場でも使用されるようになった。原曲は[[川口オートレース場|川口オート]]テーマソングの『[[ぶっちぎりの青春]]』。応援コールは「打て!」を4回連呼した後、「打って打って打ちまくれ!」と続く。また、近年では歌詞の途中で選手名を2回程叫ぶ形の合いの手が取り入れられている。中日がリードしていて、さらに追加点のチャンスがある場合に使用されることが多い
**中日がリードしていて、さらに追加点のチャンスがある場合に使用されることが多い。
**応援コールは「打て!」を4回連呼した後、「打って打って打ちまくれ!」と続く。晩年には歌詞の途中で選手名を2回程叫ぶ形の合いの手が取り入れられていた。
* チャンステーマ4
** 2012年〜。元[[平野謙 (野球)|平野謙]]の応援歌。原曲は『[[狼少年ケン]]』のオープニングテーマ
** 以上のチャンステーマは、2014年に[[全国中日ドラゴンズ私設応援団連合]]が活動禁止になった為、使用されなくなった。
* [[紅 (Xの曲)|紅]](2015~、関西限定)
** 原曲は[[X JAPAN]]の同名楽曲([[広島東洋カープの応援団]]が[[江藤智 (野球)|江藤智]]の関東限定応援歌として使用していたものの流用)。
**2015年の[[阪神タイガース]]との[[京セラドーム大阪]]での開幕戦より使用されていたが、現在は使用されていない<ref>[https://twitter.com/dragonsouendan/status/589750484384096257]</ref>
 
==== 阪神タイガース ====
* [[コンバットマーチ]](1999年頃-2004~2004年、かつては[[岡田彰布]]の応援歌として使用された
* 『チャンス2000』(2000年)
** 原曲は[[スーパーファミスタ]]BGMのややチャンステーマ
* 祭(2007年)
** 広島猛虎会が使用していた。ところがメロディがチャンスにそぐわないと選手やコーチからの批判が噴出<ref group="注">特に当時の打撃コーチだった[[広澤克実]]に至っては、自身の公式HPで公然と応援団を批判する事態にも至った。</ref>し、使用開始後から勝率が悪化したこともあり、数試合でお蔵入りとなった。
* ショートチャンスマーチ(2006年〜2009年)
** 実戦ではあまり使用されなかったややチャンスマーチ
* チャンス牙(2015年〜2016年)
==== 広島東洋カープ ====
* [[金本知憲]]の応援歌(関西地区限定・2002年〜2006年)
* 『チャンステーマ1』(2001年〜2007年)
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* 『打ちまくれ』(2007年〜2008年)
* 『Let's Go チャンテ』(関西地区限定)
** 曲名は「マメチャンス」(元[[西田真二]]の応援歌)。原曲は[[ハワイアンミュージック|ハワイアン]]の名曲「[[タフイ]]」で、コメディアン・[[牧伸二]]<ref group="注">2013年4月に他界。</ref>が[[ウクレレ]]漫談で使用する曲『やんなっちゃった節の元にもなった(「マメ」はこの曲を[[ハウス食品]]の豆スナック「ジャック」のCMに使用していたことからが由来)。2013年に[[キラ・カアイフエ]]([[ハワイ州]]出身)の応援歌として復活したが、2014年シーズン終了後に戦力外になったため、再びお蔵入りとなった。
* [[喜田剛]]の応援歌(2011年以降〜2015年以前)
** 曲名は「グローイングテーマ」。喜田の退団後使われていなかった応援歌を流用し、一時期盛んに使わ演奏されたがまもなく自然消滅した。
==== 横浜DeNAベイスターズ ====
* 打てっ!」(2009!(2009年)
** 原曲は『わんぱくダック夢冒険』の月面ステージのBGM。2020年現在の「チャンステーマ0」の前身にあたるが、歌詞は全く異なる。Bメロまで演奏しており、より原曲に近くなっている。2009年の交流戦から使用されたが、翌年開幕前にチャンステーマ0に切り替わる形で消滅。
* つなげ!
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**[[犠牲バント|送りバント]]・[[ヒットエンドラン]]の際に演奏されていた。
 
==== 北海道日本ハムファイターズ ====
* [[古い日記]](レジェンドシリーズ2016限定)
* 2019年現在、使われなくなったチャンステーマは無い。
**原曲は[[和田アキ子]]の同名楽曲。
==== 楽天 ====
**同曲のリリース年が、球団が創設された年と同じ74年であることから、「レジェンドシリーズ2016」の期間中限定で使用された。
==== 東北楽天ゴールデンイーグルス ====
* チャンステーマ(我らの願い)
** 2019年のみ使用
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** 原曲は山形の[[ローカルヒーロー]]「大鍋宣隊イモニレンジャー」のテーマ
** 元々は東北チャンステーマとして2008年から使用されたが、翌年より全国で使用された。
** こちらは、楽天生命パークでも前奏から歌う。
* 北海道チャンステーマ1
** 原曲は[[札幌千秋庵製菓]]『山親爺』のCMソング
* 北海道チャンステーマ2
** 原曲は[[V6 (グループ)|V6]]の[[TAKE ME HIGHER]]
* 北海道チャンステーマ2018
** オリジナル曲
* [[駒大苫小牧]]のチャンステーマ
* 東北チャンステーマ1
** 原曲は[[ゴダイゴ]]の[[銀河鉄道999 (ゴダイゴの曲)|銀河鉄道999]]
* 東北チャンステーマ2
** 原曲は[[SCANDAL]]のメトロノーム
* 関東チャンステーマ
** オリジナル曲
** 極稀に、楽天生命パーク宮城球場でも歌わ演奏されることがある。
* 関西チャンステーマ1
** 原曲は[[三浦理恵子|中之島ゆき]][[京阪特急 (曲)#出町柳から|出町柳から]]
* 関西チャンステーマ2
** 原曲は[[初音ミク]]の「[[白い雪のプリンセスは]]」。プロ野球の応援歌に[[VOCALOID]]楽曲が使用された初の事例である。
** 原曲は[[GReeeeN]]×[[ベッキー|ベッキー♪♯]]の『[[GOOD LUCKY!!!!!]]』。
**2012年より使用されたが、不祥事等の関係で2015年を以て廃止され、2017年以降は前述のフィーバーテーマに改変された。
* 関西チャンステーマ2
** 原曲は[[初音ミク]]の「[[白い雪のプリンセスは]]」。プロ野球の応援歌に[[VOCALOID]]楽曲が使用された初の事例である。
** 先代の関西チャンステーマ2がお蔵入りになった影響で2016年より使用。
* 九州チャンステーマ1
** 原曲は[[宮永英一]]琉球三国志
* 九州チャンステーマ2
** 原曲はテレビアニメ[[みなみけ]]」より「』のオープニングテーマ『[[みなみけのディスコグラフィ#経験値上昇中☆|経験値上昇中☆]]』。
 
==== 千葉ロッテマリーンズ ====
* [[OFFSPRING]]の『What happened to you?』
** 千葉ロッテマリーンズ応援の元祖チャンステーマ。通称は「Let's GO」。以前は通常のチャンステーマだったが、後述の『ロッテ・ファイティン』が登場した頃から、「大チャンステーマ」として、試合終盤の一打サヨナラのような「ここが真のチャンス・勝負所」という場面でのみ演奏されるようになった。
* [[コヨーテ (音楽グループ)|コヨーテ]]の『純情』(タオル回しのテーマ)
** 大量得点をした場合などで演奏される。
* [[Hi-STANDARD]]の『SHY BOY』(ロッテ・ファイティン)
** 実戦ではあまり2000年頃から使用されなかっやや主要チャンステーーチ
** 過去の主要チャンステーマ。『ロッテ・ファイティン』と呼ばれる。2000年頃から使用。ヒット後の盛り上げに使われる。
**ヒット後の盛り上げに演奏される。
* [[Oi-SKALL MATES]]の『Justice Calling 69』(過去の主要チャンステーマ)
* [[GOING STEADY]]の『愛しておくれ』(2003年から2006年までは[[垣内哲也]]の応援歌として使用された)
* 関西*過去の主要チャンステーマ2
* スキンヘッドランニング 前述の通り2016年に復活するも途中で使用中止になる。
* [[GOING STEADY]]の『愛しておくれ』
==== オリックス ====
* [[GOING STEADY]]の『愛しておくれ』(2003*2003年から2006年までは[[垣内哲也]]の応援歌として使用された
* スキンヘッドランニング
* スキンヘッドランニング *前述の通り2016年に復活するも途中で使用中止になる。
==== オリックス・バファローズ ====
* [[藤井康雄]]の応援歌
** 主に関東地区で使用された。
このほか、高橋智の応援歌をスーパーチャンステーマとして使用した時期もある。
 
==== 近鉄バファローズ ====
* チャンステーマ11([[暴れん坊将軍]]テーマ曲
** 1995年-2004年。元々は[[オジー・カンセコ]]の応援歌として使用されたが、その後チャンステーマとして利用演奏されるようになった。チャンステーマ2ができてからはスーパーチャンステーマとして使用され、チャンステーマ2のタオルに対して、扇で踊る振り付けが作られた。
* チャンステーマ3(踊る牛、笑う牛)
** 2001年-2004年。オリジナルの楽曲。主にチャンステーマ2使用後に得点が入った時に使わ演奏された。
* チャンステーマ5(パニ牛)
** 2003年-2004年。オリジナルの楽曲。チャンスが続いているとチャンステーマ2ばかりではタオルによる踊りでファンが疲れてしまう事から、新たにという理由で制れた
* 近鉄バファローズの歌(球団歌)
** 2004年限定。元々は[[鈴木貴久]]の応援歌であったが、鈴木がコーチ在籍中に急逝したため、追悼の意味と天に昇った鈴木のパワーをもらうと言う意味でチャンステーマとして利用された。
 
=== 日本代表(侍ジャパン)チャンステーマ ===
[[2013年]]に開催された第3回[[ワールド・ベースボール・クラシック]](WBC)において、日本代表のチャンステーマが作成され、プロ野球12球団の[[私設応援団]]が協同で演奏した。また、同年の[[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]においても演奏された。
 
* スーパースター(NPB公認曲)
** 原曲は[[タケカワユキヒデ]]のスーパースターのサビ部分。当初予定されていたチャンステーマ2曲を急遽変更し、この曲を正式なチャンステーマとした。
** メロディのあとに、「(太鼓)ニッポン!」×3回、「○○(選手名)!」という掛け声に続く。
* チャンス侍
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近鉄応援団は[[2000年]]に「チャンステーマ2」のタイトルで新たなチャンステーマを発表、赤いタオルマフラーをファンが頭上に掲げて曲の終盤に右回りに一周するという斬新なものであった。この応援スタイルは、既にロッテ応援団により行われていた「タオル回し」を見た球団から応援団へタオル回しをしてほしいと要望があるも「あれはかっこいいけど、タオルを回したらパクリになるから」という理由で確立された。その後毎年のようにチャンステーマを作り続け、[[2003年]]の「チャンステーマ5」まで作った(その後、オリックスと合併して「新チャンステーマ1」が作られ、以前の「チャンステーマ1」と「チャンステーマ3」が使われなくなっている)
 
チャンステーマの中にはチームが終盤負けている時にかかる曲もあり、結果としてはそのまま負ける場合が多いのでため「敗北のテーマ曲」と揶揄される事もある(近鉄のチャンステーマIVなど)。また曲によっては全然、演奏された際に打席に立っている選手はほとんど打てない場合というものもあり、ファン・応援団同士で曲が流れた際の打率を検証し真剣に議論(打てないから流すな、等)がされたこともある。また、巨人[[2006年]]球団史上の3度の大連敗を喫したに、連敗の原因が全く打てない打線にあるいう事もあって、チャンスでないにも関わらず、チャンステーマを流した事もあった(ただし、結果として貧打解消にはならなかった)。
 
日本ハムは[[稲葉篤紀]]が在籍していた2014年まで、チャンスの場面で稲葉が打席に立つと、ファンファーレとともにファンが飛び跳ねる「稲葉ジャンプ」をチャンステーマとして取り入れていた<ref group="注">ジャンプによる振動を伴うため、2011年は[[東日本大震災]]の被災者に配慮して自粛した。</ref>。
 
また、日本ハムのコボスタ宮城球場を除く地域限定のチャンステーマは、[[ポストシーズン]]では該当地域外でも全て演奏される。
 
西武は主催試合でチャンスになると、チャンステーマ1、またはチャンステーマ3のイントロがアナウンスで流れる事があり、そのアナウンスのイントロに続く形で応援団がチャンステーマを流す事がある。これはチャンス時に、観客をより一層盛り上げるという演出効果のメリットがある。しかし一方で、たまに応援団が意図した曲と違う曲のイントロが流れる事があり、応援団を中心に不満が飛び交うといったデメリットもある。その為、1人の選手の攻撃の最中にも関わらず、応援団がアナウンスで流れた曲から違う曲に途中で変える事もしばしばある。<!--2008年のCSなど-->特に、チャンステーマ4が作成された[[2011年]]以降、この傾向がより顕著になる。
 
中日は最終戦や優勝が掛かった試合ポストシーズンなどの最終回でチャンステーマメドレーが流れることがある。2013年までは、「パウエル」→「川又」→「平野」→「狙い撃ち」の順番で流れていたが、2014年の応援歌一新、及びその後の新応援歌追加を経て、2020年現在では「チャンステーマ2」→「チャンステーマ3」→「チャンステーマ4」→「チャンステーマ1(1(サウスポー)」→「チャンス決めてくれ」の順番となっている(実際には「サウスポー」が2019年シーズン途中で使用自粛となったため、「決めてくれ」が使用開始された2019年以降の最終戦におけるチャンステーマメドレーではサウスポーの演奏は省略され全曲演奏されない状態になっているが、使用自粛前の2019年4月30日(平成最後の日)の読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)勝利後の外野応援席での応援団主導による二次会で、「平成最後のチャンステーマメドレー」という形で一度だけ5曲全曲によるメドレーが実現している
 
2020年は[[SARSコロナウイルス2|新型コロナウイルス]]の感染防止策のため、球場内では大声を出さない・トランペット演奏の禁止などの応援規制がされた。そのため、チャンスが訪れた際は事前に応援団が演奏したチャンステーマを録音したものを球団スタッフの判断で球場内の[[スピーカー]]から半永久的に流したり、応援団が別の場所でテレビ中継を見ながら演奏している音を球場内に流すなどの措置を取った。この措置は主催球団の裁量によるもののため、原則ホームチームに対してのみ行われた。なお、日本ハムなど一部の球団では主催試合でもチャンステーマの使用を見送っている。
 
== 社会人野球での例 ==