「新疆ウイグル自治区」の版間の差分

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== 資源 ==
[[ファイル:Oil_well_in_Tsaidam.jpg|thumb|200px|right|新疆のツァイダム油田]]
新疆は[[石油]]と[[天然ガス]]の埋蔵量が豊富で、[[1980年代]]後半から探査が本格的に開始された。1988年11月以降、タリム盆地で未開発の油田としては世界最大級の油田群が発見された<ref name="tarim">人民日報1989年10月20日-21日, 朝日新聞1994年5月15日, {{harvnb|王柯|1995|p=1}}</ref>。これまでに38カ所の油田、天然ガス田が発見されている。新疆の油田としては[[タリム油田|塔里木(タリム)油田]]、[[ジュンガル油田|準噶爾(ジュンガル)油田]]、[[トルファン市#経済|吐哈(トゥハ)油田]]が3大油田とされ、独山子(トゥーシャンツー)、烏魯木斉(ウルムチ)、克拉瑪依(カラマイ)、庫車(クチャ)、塔里木の5大精油工場で原油精製も行われている。
 
新疆の石油と天然ガスの埋蔵量は、それぞれ中国全体の埋蔵量の28%と33%を占めており、今日では[[油田]]開発が新疆の経済発展の中心となっている。特に、[[西部大開発]]政策開始以降は、[[パイプライン輸送|パイプライン]]敷設や送電線建設などが活発化している。これには、中国国内最大の油田であった[[黒竜江省]]の[[大慶油田]]の生産量が近年では減少してきたために、新疆の油田の重要性が相対的に増していることも関連している。
 
== 資源 ==
[[ファイル:Oil_well_in_Tsaidam.jpg|thumb|200px|right|ツァイダム油田]]
ウイグルは[[石油]]と[[天然ガス]]の埋蔵量が豊富で、[[1980年代]]後半から探査が本格的に開始された。
 
1988年11月以降、タリム盆地で未開発の油田としては世界最大級の油田群が発見される<ref name="tarim">人民日報1989年10月20日-21日, 朝日新聞1994年5月15日, {{harvnb|王柯|1995|p=1}}</ref>。
 
可採埋蔵量は100億バレル以上とされ<ref name="tarim"/>、確認埋蔵量は原油で60億トン、[[天然ガス]]で8兆立方メートルとされているが、油田地帯がばらばらで地質構造も極めて複雑であることから、ブレは大きいものと考えられている。
 
新疆の石油と天然ガスの埋蔵量は、それぞれ中国全体の埋蔵量の28%と33%を占めており、今日では[[油田]]開発が新疆の経済発展の中心となっている。特に、[[西部大開発]]政策開始以降は、[[パイプライン輸送|パイプライン]]敷設や送電線建設などが活発化している。これには、中国国内最大の油田であった[[黒竜江省]]の[[大慶油田]]の生産量が近年では減少してきたために、新疆の油田の重要性が相対的に増していることも関連している。
 
[[西部大開発]]政策や[[西気東輸|西気東輸プロジェクト]]によって開発を促進し、[[1990年代]]後半から[[パイプライン輸送|パイプライン]]敷設や送電線建設などが活発化している。
 
これには、中国国内最大の油田であった[[黒竜江省]]の[[大慶油田]]の生産量が[[21世紀]]に入って減少してきたために、新疆の油田の重要性が相対的に増していることも関連している。
 
2008年には新疆最大級の油田がある[[カラマイ]]が一人当たりの[[GDP]]が中国本土で最も高い都市となった<ref>{{cite news | url =https://blogs.wsj.com/chinarealtime/2011/11/07/an-important-hitch-in-chinas-urban-gdp-numbers/| title =An Important Hitch in China’s Urban GDP Numbers| publisher =[[ウォール・ストリート・ジャーナル]]| date= 2011-11-07| accessdate =2019-10-29}}</ref>。