「最後のレストラン」の版間の差分
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; 園場 凌(そのば しのぐ)
: 主人公。父<ref>GUEST.78にて園場 繕(ぜん)の名前が明らかになる。</ref>からレストラン「ヘブンズドア」を受け継いだオーナーシェフ。28歳。高校卒業後、調理専門学校で学び、帝都ホテル厨房で修業を積んだ。
: 料理の技術や発想力は高いものの、根っからマイナス思考で無気力、かつ卑屈な性格。そのくせプライドは高いという「ダメ人間の要素を全部持っている」男。
: 先代のオーナーシェフであった父は(GUEST.2時点から)1年前に他界、母親(未登場)と同居している。父親は亡くなる前年フランス旅行の折ジャンヌ由来の奇跡を起こすロザリア(売り主談)を
: 名前の由来は「その場しのぎ」から<ref name="vol3">単行本3巻 190ページ。</ref>。
: テレビドラマ版ではフランスで料理修業した経験を持つ天才肌の料理人。料理の技術や発想力に高いものがあるが、追いつめられるとその場しのぎに逃げ出す癖もあり、独特な倒れ方でたびたび気絶する<ref name="oricon田辺">{{cite web|url=http://www.oricon.co.jp/news/2071421/full/|title=田辺誠一、「突拍子もないものが好き」グルメコメディーでのびのび|publisher=[[オリコン]]|date=2016-05-10|accessdate=2016-05-12}}</ref>。原作では来店する有名人たちを「有名人の真似をする変わった人」と認識しているが、テレビドラマ版では後半、本物の有名人と認識するようになっている。
; 有賀 千恵(ありが ちえ)
: ヘブンズドアのアルバイト。17歳の女子高校生。「にょ?」が口癖。特殊な技能はないが、明るく人懐っこい性格で、店のムードメーカーのような存在。
: 両親と姉との4人暮らしで : 名前の由来は「ありがち」から{{R|vol3}}。
: テレビドラマ版ではナレーションも務め、高校ではなくパティシエの専門学校に通っている。鏡に映る姿がぼやけるといったような現象もある。テレビドラマ版最終話(第八皿)で以下の事実が明らかにされた。第1話(第一皿)の1年前にヘブンズドアのアルバイト面接に行く途中で交通事故に遭い意識不明となったが、その後、毎月事故のあった日にヘブンズドアを訪れていた。最後は、自分自身も来店した有名人たち同様の死の直前であったことを受け入れ、ヘブンズドアを後にする。
; 前田 あたり(まえだ あたり)
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: 薄々ではあるが店を訪れる有名人が本物であることに気付いており、またタイムスリップの法則に関してある仮説を立てているため、ジャンヌや言仁の言動には注意を払い、園場には2人からは何も受け取らないように進言している。
: 名前の由来は「あたりまえだ」から{{R|vol3}}。
: テレビドラマ版では、ヘブンズドアに先代時代から勤務するソムリエ。フランスで修業していたころの園場と面識があり、園場の料理の才能を愛している。▼
▲:テレビドラマ版では、ヘブンズドアに先代時代から勤務するソムリエ。フランスで修業していたころの園場と面識があり、園場の料理の才能を愛している。
; [[ジャンヌ・ダルク]]
: 中世イギリスの異端審問裁判で火刑により死ぬ直前にヘブンズドアへ飛ばされてきた、過去の人物。園場のことを死刑から自分を救ってくれた[[唯一神]]と勘違いしている。
: フランス語のみならず英語やドイツ語も日常会話程度ならこなせるため、前田が不在の際には通訳を務めることもある。
: テレビドラマ版では、第七皿「楊貴妃様御来店」終盤で自ら[[十字架]]のネックレスを園場に渡し元の時代へと帰っている。ただし、火刑にはなっておらず元の時代で結婚し、子を成したことが500年以上留めおかれ、現代のヘブンズドアに届いた手紙で語られている。千恵が自分同様、死の直前に来店している存在だったことには気づいていた模様で、元の時代へ帰る前に千恵に声をかけている。
; ヴォルフ
: [[アドルフ・ヒトラー]]の飼い犬[[ブロンディ (犬)|ブロンディ]]の子であり、自殺前のヒトラーを導くようにヘブンズドアにやってきた。ヒトラーは懐中時計を渡して元の時代に戻ったが、ヴォルフは戻らずそのまま店で飼われることになった。普段は店の外の犬小屋にいる
; 御奴 心(みやつこ こころ)
: 園場の父の代にヘブンズドアで働いてたことがある女性料理人。園場とは同じ調理専門学校で学び、同じ帝都ホテル厨房で修業した間柄でヘブンズドアの従業員の中で最も彼の性格を把握しており、園場を「凌クン」もしくは「あんた」と呼ぶ。園場とは同年産まれであるが御奴のほうが5か月ほど誕生日は遅い。
: 園場の父が死んだ後はホテルのレストランに勤めていたが、経営者と悶着を起こし免職となったため、以前の勤め先であるヘブンズドアに職を求めて訪れた。料理の腕は確かで、特に焼き物に関しては天才的なセンスを持っているが、客が本当に求めている料理を見抜く洞察力やそれを考え付くための発想力および機転においては園場に劣る。いつも笑顔を絶やさず人当たりも良いが、経営の観点を考慮せず常に最高の素材や料理に拘る、正しいと思うことは相手への配慮もなく口に出し自論を曲げない、という厄介な癖があ
: 名前の由来は「御怒り」から。「怒」の漢字を分解すると「奴」「心」となる{{R|vol3}}。
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; [[安徳天皇]]
: 源氏に追われ、[[二位の尼]]と共に海に飛び込み入水したところでヘブンズドアに飛ばされてきた少年。<!-- 料理の対価となるべき[[天叢雲剣]]を前田が返したため、 -->ジャンヌやヴォルフと同じく現代に残ることになる。裁判所による戸籍の発行<ref>[[健忘#記憶喪失者の法益の保護|記憶喪失者の法益の保護]]と同様の措置。</ref>の後、有賀家に引き取られてそこで暮らす。皆からは安徳様、あるいは[[諱]]である'''言仁'''(ときひと)、'''とき'''くんと呼ばれている。
: 思考言動ともに聡明、何気ない立ち振る舞いから放たれる威光の前に大人たちはつい低姿勢になり、タイムスリップしてくる政治的大物からも敬意を表されているが、基本的にやんちゃで好奇心旺盛、野球に興味を示し母親を恋しがるという年相応の幼さの持ち主
: GUEST.21より「有賀言仁」として一増(ひとまず)小学校2年3組に編入している。
:;一増小学校2年3組
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; 茂野月 好美(ものづき このみ)
: GUEST.30から登場。園場の見合い相手。
: ホテルインターナショナル・コンチネンタル東京ベイの会長の娘で、渋谷の[[アパレル]]に勤める25歳。園場の遠い遠い縁戚にあたる。
: 前向きな性格で、若い女性らしい感性や思考の持ち主であると同時に、変わったものや面白いものが好き
: 祖父から合気道の指導を受けており、刃物を持った暴漢を複数人同時に制圧できる実力を持つ。
; 紀伊 太郎(きい たろう)、根津 実男(ねづ さねお)、猫田(ねこた)、村(むら)
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: 親に似ず、しっかり者であり、一大がギャンブルにつぎ込まないよう給料の管理も行う。かなりの天然パーマであるようであるが、父親は直毛であるので母方の遺伝であると思われる。
: コミックス12巻描き下しの著者解説によれば、しっかり者という点で前田とキャラクターが被っている。
; 岸 開成(きし かいせい)
: 日本の外務大臣(後に副総理)。GUEST.53より登場。
: 骨董品収集が趣味であり、織田信長の残した備前長船光忠を質草にヘブンズドアの改装資金を提供している。
: その後もちょくちょくヘブンズドアを利用したり、つながりを持っている。
; 篠火 依(しのび より)
: GUEST.44に園場に恋する[[ストーカー]]として登場。GUEST.60で再登場し、ヘブンズドアの手伝いなども行っている。
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