「ケータハムカーズ」の版間の差分

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[[ファイル:Caterham Seven 1700BDR (1991).jpg|サムネイル|ケーターハム・セブンは非常に軽量なスポーツカーであり、その重量はわずか500 - 600kgである]]
'''ケーターハム・カーズ'''(''Caterham<ref>{{efn2|Caterhamの発音は{{IPAc-en|ˈ|k|eɪ|t|ər|ə|m}}で、カタカナで表記するなら「ケイタラム」が近い</ref>。}} Cars'' )は、[[イギリス]]の小規模[[自動車産業|自動車メーカー]]である。[[1973年]]、[[サリー (イングランド)|サリー州]]{{仮リンク|ケイタラム|en|Caterham}}に設立され、[[ロータス・カーズ]]から[[ロータス・セブン]]の生産権を引き継ぎ、[[1960年代]]から基本構造が変わらないライトウェイト[[スポーツカー]]「セブン」シリーズ(通称スーパーセブン)の生産と販売を行っている。[[日本]]の[[VTホールディングス]]の100%子会社。
[[File:Other people on a Caterham Experience - Flickr - exfordy (1).jpg|thumb|セブンは元々クラブマンレースを楽しむために生まれた車である]]
現在、日本での正規販売においては、「ケーターハム」に代えて「ケータハム」との表記がみられる<ref>[http://www.caterham-cars.jp/]</ref>。
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== 車種 ==
; 初期のケントモデル
: 1,300 cc(72PS)や、1,600 cc(''86PS'')の[[フォード・モーター|フォード]]製[[OHV]][[クロスフロー]]の通称[[:en:Ford Kent engine|ケントエンジン〈英語版〉]]<ref>{{efn2|[[ターンフロー]]時代には[[:en:Ford Anglia#Anglia 105E (1959–68)|105E系アングリア(英語版)]]、[[1967年]]のクロスフロー化以降は[[フォード・エスコート#マーク1 (1968–1974)|エスコート Mk-I]]を始めとする英フォード製の多くの車種に搭載され、バリエーションと生産数が非常に多い。</ref>}}搭載モデル。
; ロータスツインカムモデル
: ロータス製8バルブDOHC1600cc(121PS)[[:en:Lotus-Ford_Twin_Cam|ロータスツインカム〈英語版〉]]搭載モデル。このエンジンは[[コーリン・チャップマン|チャップマン]]の没後にロータス・カーズの[[CEO]]となったマイク・キンバリーが手がけたエンジンで[[シリンダーブロック|腰下]]はケントエンジンを使用している。
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; ボクスホールモデル
:[[File:Caterham Super Seven, Jonathan Palmer Evolution, Birmingham Motor Show in the early 1990s.jpg|thumb|JPEエディション]]
: 16バルブ[[ボクスホール]]2,000 ccエンジン(160ps・200ps)搭載モデル。[[シリンダーヘッド]]はコスワースの設計。よりスポーツ走行に適したボクスホールレーシングと言うモデルも生まれた。[[1992年]]にはパワーを250psまで高めたJPE([[ジョナサン・パーマー]][[エヴォリューション]])が最速モデルとして限定販売され、1992年に0 - 100[[マイル毎時]]の市販車最速記録を樹立。<ref name="histry">ケータハム JAPAN 公式サイト History</ref>
; Kエンジンモデル
:[[File:Caterham Superlight R500 - Flickr - exfordy.jpg|thumb|Caterham Superlight R500]]
: [[1991年]]発表の[[ローバー]]Kシリーズエンジンを積むモデル。重量の軽減とともに電子制御インジェクション化され、ヒーター配管の合理化が図られた。排気量は1.4L、1.6L、1.8Lとアップされ、スタンダードなKクラシックやロードスポーツの他、軽量化したスーパーライトシリーズが生まれ、サーキット走行に適したKレーシング(225ps)、そして1999年にKシリーズ最強モデルであるスーパーライトR500(230 hpのちに250 hp)がデビューし、[[ニュルブルクリンク]]北コースで市販車最速ラップを更新した。<ref>ケータハム JAPAN 公式サイト History<name="histry"/ref>ちなみに、R500の名前の由来は1トンあたり500 hpの[[パワーウェイトレシオ]]を持つと言う意味である。
; ケーターハム・ブラックバード
: [[2000年]]に発表した[[ホンダ・CBR1100XXスーパーブラックバード]]のエンジンを載せたモデル。170 hpで重量422 kgのスペックを持つ。ごく少数だけ作られた。
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(参考)[[ロータス・セブン#主なニア7メーカー|ロータス・セブン#主な7およびニア7メーカー]]
* 創業者であるグラハム・ニアーンは、2009年10月24日、76歳で死去した<ref>http://response.jp/article/2009/11/08/132186.html</ref>。
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
{{reflist}}
 
== 関連項目 ==
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* [[VTホールディングス]]
:2021年以降における親会社。2009年より、グループ会社で日本総輸入元になっている(2009年~2014年:ピーシーアイ 2014年~:エスシーアイ)。
== 脚注 ==
<references />
 
== 外部リンク ==