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{{基礎情報 非営利団体
|名称 = 純福音東京教会<ref name=history>{{Cite web |author= |date=|url=https://www.fgtc.jp/fullgospeltokyo/history/|title=教会沿革|work=|publisher=純福音東京教会|format= |accessdate=2021-09-03}}</ref>
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|設立 = [[1979年]]<ref name=history/>
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李永勲(2001年4月、現・|起源 = [[汝矣島純福音教会]]担任)
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'''純福音東京教会'''(じゅんふくいん とうきょうきょうかい)は、[[汝矣島純福音教会]]の東京枝教会が前身であり、現在はフルゴスペル日本総会<ref>{{Cite web|title=フルゴスペル日本総会|url=http://www.fgja.jp/index.html|website=www.fgja.jp|accessdate=2020-08-20|publisher=}}</ref>本部としても機能する。
 
== 教義 ==
汝矣島純福音教会に準じ、「五重の[[福音]]」「三拍子の[[祝福]]」「四次元の[[霊性]]」を強調する。
 
'''五重の福音''':新生、聖霊充満、癒し([[神癒]])、祝福、[[再臨]]。ホーリネス教団「新生、聖化、神癒、再臨」の影響を受けており、
 
'''三拍子の祝福''':[[アダムとイブ]]の神への不従順により人類が失った、「神との交わり」「環境的祝福」「永遠の命」が、イエスの[[十字架]]の贖いにより回復されたとする。
 
'''四次元の霊性''':三次元的な人間の身体的な世界の他に存在する霊の世界のことを「四次元」と称する。
 
== 沿革 ==
[[1974年]]、当時の[[米国]][[アッセンブリーズ・オブ・ゴッド|アッセンブリーズ・オブ・ゴッド]]教団の東洋宣教部長であったメイナード・キャッチャム(Maynard Ketcham)が、汝矣島純福音教会の創設者[[趙鏞基]]の義母である崔子実(チェ・ジャシル)に、観光目的の[[東京]]行き往復[[航空券]]を贈呈した<ref>{{Cite web|title=教会沿革|url=http://www.fgtc.jp/|website=純福音東京教会|accessdate=2020-08-20|language=ja}}</ref>。崔は約40日間の[[日本]]滞在中に日本[[宣教]]を志すようにあり、宣教集会を開催したのち帰国した。のちに趙が日本初のリバイバル聖会を開催したことを契機に、汝矣島純福音教会会員であった駐在員3世帯が、崔の友人の娘であった[[赤坂 (東京都港区)|赤坂]]のカン・ウンスン宅に集って家庭礼拝をもつようになり、この小規模な集まりが後年教会へと発展した。
 
[[麻布]]の[[ロシア大使館]]隣の小規模な一軒家を経て、1979年12月に[[四谷]]に教会堂を構え、純福音東京教会と号した。[[信徒]]は約100名に増え、[[1980年]][[7月6日]]より、近畿テレビ『幸福への招待』で趙の[[説教]][[放送]]した。[[1982年]]12月頃から2年余りの間は事実上担任[[牧師]]不在であったが、趙を招いて[[日本武道館]]において2日間でのべ6000人余りが集まる聖会を主催するなど、活発に活動した。
 
[[1985年]]2月に汝矣島純福音教会より担任牧師として李康憲が派遣され、教会は同年[[5月5日]]に新宿[[大久保 (新宿区)|大久保]]の[[東京都道302号新宿両国線|職安通り]]沿いへと移転した。しかし、[[1990年]]10月に李が純福音教団から独立して[[東京中央教会 (宗教法人)|東京中央教会]]を設立したために、純福音東京教会は[[宗教法人]]格および教会堂を失う。2カ月ほど[[公園]][[日本語学校]]を転々としながら[[礼拝]]し、[[12月7日]]に中野の新聖殿へ定着した。
 
[[1993年]]に聖徒数は700~800人ほどとなり、[[1994年]]5月には新宿パインビルに移転、[[2002年]]3月に、新宿[[歌舞伎町]]において事業所として使用されていた築30年ほどの[[ビル]]および[[土地]]を購入した。2002年[[12月17日]]に献堂、[[2003年]]に宗教法人格を再度取得した。
 
[[2017年]]4月、日本ペンテコステ協議会へ加盟<ref>{{Cite web|title=JPN 加入団体|url=http://pentecostalnet.jp/kanyudantai.html|website=pentecostalnet.jp|accessdate=2020-09-04}}</ref>。
 
== 歴代担任牧師 ==
*姓名  (就任月)
*崔子実(1977年4月)
*崔エステル(1978年4月)
*李康憲(1983年12月、現・[[東京中央教会 (宗教法人)|東京中央教会]]担任)
*韓ムンス(1991年1月)
*尹徳奎(1992年2月)
*趙テスン(1993年1月)、宋ビョング(同6月)
*申成男(1994年7月)
*崔龍雨(1997年7月、現・ヨイド純福音新アンサン教会担任)
鄭大垣(2011*李永勲(200134月、現・大阪[[汝矣島純福音教会]]担任)
*金峯準(2003年7月)
*金聖水(2004年2月)
*韓相仁(2008年8月)
*鄭大垣(2011年3月、現・大阪純福音教会担任)
*志垣重政(2014年11月〜現在)
 
担任牧師(主任牧師のこと)は、長らく、汝矣島純福音教会等から派遣された牧師が長くても3年ほどの任期で担当してきたが、[[2014年]]、当時の長老であり代表役員であった志垣重政が担任牧師に就任した。
姓名  (就任月)
 
志垣は医大中退後、貿易学科を経て会社員生活ののち独立、事業家として複数の企業を経営し、インターネットテレフォン株式会社、KTIC JAPAN株式会社(現[[SBIホールディングス]]子会社)代表取締役社長等を歴任した。同時に汝矣島純福音教会の長老で、趙鏞基の宣教活動に随行し、主に財政面で支援していた。純福音東京教会にも早期から関わっていたため、牧師の資格は有していなかったが、宗教法人法上の代表役員は担任牧師ではなく長老であった志垣が有していた(これは、事務処理に日本人の方が都合がいいということもあるが、先述の汝矣島純福音教会より派遣された担任牧師であった李康憲に宗教法人格を奪われた反省から、派遣された担任牧師に代表役員を継承させないことにしたと考えられる)。ある日牧師となる想いが与えられ、事業を整理し、[[韓国]][[延世大学校 ]]連合神学大学院の[[修士]]を経て<ref>{{Cite journal|last=Shigaki|first=Shigemasa|date=2014|title=A study on the church growth theory and world mission of Pastor Yonggi Cho: focusing on mission in Japan and the salvation campaign for ten million people|url=https://www.worldcat.org/title/study-on-the-church-growth-theory-and-world-mission-of-pastor-yonggi-cho-focusing-on-mission-in-japan-and-the-salvation-campaign-for-ten-million-people/oclc/965658016|language=English|oclc=965658016}}</ref>、2014年に担任牧師に就任した。
崔子実(1977年4月)
 
崔エステル(1978年4月)
 
李康憲(1983年12月、現・[[東京中央教会 (宗教法人)|東京中央教会]]担任)
 
韓ムンス(1991年1月)
 
尹徳奎(1992年2月)
 
趙テスン(1993年1月)、宋ビョング(同6月)
 
申成男(1994年7月)
 
崔龍雨(1997年7月、現・ヨイド純福音新アンサン教会担任)
 
李永勲(2001年4月、現・[[汝矣島純福音教会]]担任)
 
金峯準(2003年7月)
 
金聖水(2004年2月)
 
韓相仁(2008年8月)
 
鄭大垣(2011年3月、現・大阪純福音教会担任)
 
志垣重政(2014年11月〜現在)
 
 
担任牧師(主任牧師のこと)は、長らく、汝矣島純福音教会等から派遣された牧師が長くても3年ほどの任期で担当してきたが、2014年、当時の長老であり代表役員であった志垣重政が担任牧師に就任した。
 
志垣は医大中退後、貿易学科を経て会社員生活ののち独立、事業家として複数の企業を経営し、インターネットテレフォン株式会社、KTIC JAPAN株式会社(現[[SBIホールディングス]]子会社)代表取締役社長等を歴任した。同時に汝矣島純福音教会の長老で、趙鏞基の宣教活動に随行し、主に財政面で支援していた。純福音東京教会にも早期から関わっていたため、牧師の資格は有していなかったが、宗教法人法上の代表役員は担任牧師ではなく長老であった志垣が有していた(これは、事務処理に日本人の方が都合がいいということもあるが、先述の汝矣島純福音教会より派遣された担任牧師であった李康憲に宗教法人格を奪われた反省から、派遣された担任牧師に代表役員を継承させないことにしたと考えられる)。ある日牧師となる想いが与えられ、事業を整理し、韓国・延世大学校 連合神学大学院の修士を経て<ref>{{Cite journal|last=Shigaki|first=Shigemasa|date=2014|title=A study on the church growth theory and world mission of Pastor Yonggi Cho: focusing on mission in Japan and the salvation campaign for ten million people|url=https://www.worldcat.org/title/study-on-the-church-growth-theory-and-world-mission-of-pastor-yonggi-cho-focusing-on-mission-in-japan-and-the-salvation-campaign-for-ten-million-people/oclc/965658016|language=English|oclc=965658016}}</ref>、2014年に担任牧師に就任した。
 
== 神学校 ==
教会附設[[神学校]]として'''フルゴスペル神学大学・大学院'''(東京)、'''札幌神学校'''([[北海道]])を有する。
 
教会附設神学校として'''フルゴスペル神学大学・大学院'''(東京)、'''札幌神学校'''(北海道)を有する。
 
'''フルゴスペル神学大学・大学院'''
[[学校法人]]認可などの無い私塾である。高卒者は大学課程(4年)、大卒者は大学院課程(3年)に入学可能である<ref>{{Cite web|title=学校案内|url=http://www.fgtc.jp/|website=純福音東京教会|accessdate=2020-09-23|language=ja}}</ref>。ただし受講する[[講義]]は同一のものであり、単に[[修業年限]]が異なるだけと言ってよい。
 
学校法人認可などの無い私塾である。高卒者は大学課程(4年)、大卒者は大学院課程(3年)に入学可能である<ref>{{Cite web|title=学校案内|url=http://www.fgtc.jp/|website=純福音東京教会|accessdate=2020-09-23|language=ja}}</ref>。ただし受講する講義は同一のものであり、単に修業年限が異なるだけと言ってよい。
 
'''札幌神学校'''
日本宣教のビジョンを持つ[[宣教師]]候補生を対象に、[[日本語教育]]機能を備えた神学校として[[2022年]]4月に開校予定である。2年間の学習と信仰生活で、修了時までに日本で宣教師として働く能力と素養を習得させることを目標としている。主に[[韓国人]]神学生が日本語を学びながら学習することが想定されているが、日本国内からの希望者も数名に限り入学可能である。全寮制で、隣接する単身用[[マンション]]で寮生活をする<ref>{{Cite web|title=本校の特徴 – 札幌神学校1期生募集|url=http://sapporobible.college/?page_id=56|accessdate=2020-09-23|language=ja}}</ref>。
 
日本宣教のビジョンを持つ宣教師候補生を対象に、日本語教育機能を備えた神学校として2022年4月に開校予定である。2年間の学習と信仰生活で、修了時までに日本で宣教師として働く能力と素養を習得させることを目標としている。主に韓国人神学生が日本語を学びながら学習することが想定されているが、日本国内からの希望者も数名に限り入学可能である。全寮制で、隣接する単身用マンションで寮生活をする<ref>{{Cite web|title=本校の特徴 – 札幌神学校1期生募集|url=http://sapporobible.college/?page_id=56|accessdate=2020-09-23|language=ja}}</ref>。
 
== 参考文献 ==
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{{christ-stub}}
[[Category:東京都にあるキリスト教の教会]]
[[Category:1979年設立の組織]]
[[Category:歌舞伎町]]