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{{Infobox_コンシューマーゲーム機
|名称 = {{big|PlayStation 3}}<br /><small>プレイステーション3</small>
|ロゴ = [[ファイル:PlayStation 3 logo.svg|260px230px]]<br/><br/>[[ファイル:PlayStation 3 Logo neu.svg|160px130px]]
|画像 = [[File:Sony-PlayStation-3-CECHA01-wController-L.jpg|240px180px]]
|画像コメント = PlayStation 3の本体とコントローラ
|メーカー = {{Plainlist|
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後継機種のPS4ではPS3用ソフトが使用できない(後方互換性がない)ため、PS3本体を所有していないユーザーが新たにPS3用ソフトを遊ぶためには、クラウドゲーミングサービス「PS Now」を利用する必要がある。同年3月21日からはWindows PCに対応することが告知されている<ref>{{Cite news |title =PS3事実上の生産終了か ソニー「近日出荷完了予定」と告知|publisher =excite.ニュース |date = 2017-3-17 |url =http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170317/Itmedia_nl_20170317090.html |accessdate = 2017-03-17 }}</ref>。
 
== 機能ハードウェア ==
=== デザイン ===
[[ファイル:PlayStation 3 logo.svg|thumb|250px|CECH-2000A発表前のロゴ]]
[[ファイル:PlayStation 3 Logo neu.svg|thumb|180px|CECH-2000A発表後のロゴ]]
[[ファイル:PlayStation 3 on display at Tokyo Game Show 20050918.jpg|thumb|180px|左からセラミックホワイト、サテンシルバー、クリアブラックのPS3本体<br />(東京ゲームショウ2005にて展示)]]
[[ファイル:PS3 boomerang controller.jpg|thumb|180px|試作品のコントローラ]]
[[ファイル:PS3 e3 2005 prototype AV out.jpg|thumb|130px|2005年に公開されたPS3の試作品の背面。実際に発売された初期型のPS3と比べていくつか端子類が多くなっている]]
本体の当初のデザインは、PS/PS2のデザインを務めてきた[[後藤禎祐]]が続投した。一番の特徴として、(横置き時の)上面が曲面となっている。16cm大型冷却ファンや電源部品を内蔵しており、PS2と同様に縦置き/横置きに対応した。60GB/CECHA00モデルのみ光学ドライブ周辺が[[クロムメッキ]]され、40GB/CECHH00・80GB/CECHL00モデルは銀色、20GB/CECHB00モデルは本体色のままである。ディスクドライブは[[スロットイン]]方式を採用した。本体に同梱された当初のコントローラはPS2同梱のものと似ているが、ワイヤレス、6軸検出システム、中央のANALOGボタンの代わりに無線認識などに用いるPSボタン、L2・R2ボタンがトリガー式になる、振動機能が付いていないなどの変更点がある(詳細は[[#仕様|仕様]]を参照)。また、CECH-2000Aモデルの本体のデザインは従来と異なり曽我部卓によるもので、横置き時の上面の曲面部分は残しつつも全体的に大きく変更されており、表面には柔らかさを感じさせる[[シボ加工]]を新たに施している。
;表記
:PS2までのロゴは「PlayStation」(または「Play Station」)と大文字と小文字による表記だったが、PS3ではロゴが一新され「PLAYSTATION 3」と大文字のみの表記になった。これは[[久夛良木健]]社長(当時)によると、今までのPS/PS2はPlayStationの完成形ではなく、PS3で完成したため、今までは「Play」と「Station」という2つの単語から構成されていた名前から、「PLAYSTATION」という1つの単語になったためという。このロゴは、[[ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント]]と[[ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス]]が製作に関わった映画『[[スパイダーマン (2002年の映画)|スパイダーマン]]』([[サム・ライミ]]監督作品)の字体(フォント)と同一である。プレスリリース内では「PS3(ピーエススリー)」の略称が使用されていた。テレビCMには「PLAY BEYOND」のロゴとサウンドロゴも使用された。箱には大きく[[Blu-ray Disc|ブルーレイディスク]]のロゴが刻印された。また、CECH-2000Aからは、ファミリーを総称する「PlayStation」に表記を統一するため、英語表記を「PLAYSTATION 3」から「PlayStation 3」に変更し、ロゴも「PS3」に一新したことで、PS3が正式な略称として用いられている。
;パッケージデザイン
:当初、PS3用ソフトのパッケージデザインは左側に黒枠があり、枠内の上にPSシリーズのロゴ、下に縦向きで「PLAYSTATION 3」と書かれているもので、パッケージイラストもより縦長であった。2009年10月から11月にかけてPS3用ソフトのパッケージデザインが変更され(この時期に発売されたソフトは新デザインのものと旧デザインのものが混在している。なお、同時期に[[PlayStation Portable]]用ソフトのパッケージデザインも変更されている)、これ以降のものでは上側に黒枠があり、枠内の左に「PS3」、対応ソフトのみ右に「PlayStation Network」と書かれている。北米では3月下旬から青に統一したPS Vitaと同じような外観となった。
;起動音
:起動音は[[オーケストラチューニング]]がそのまま用いられている。
 
=== ゲーム ===
{{See also|PlayStation 3のゲームタイトル一覧}}
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;セーブデータ
:セーブについては、PS/PS2ソフトはHDDの仮想メモリーカードに、PS3ソフトはHDDのセーブデータにて行う。PS3にはPS/PS2用メモリーカードスロットが搭載されていないため、PS/PS2のセーブデータを取り込むには「メモリカードアダプター」が必要。<!--ver.1.80までは、仮想メモリーカードのデータは実物カードに移せなかった{{fact | date=2011-11}}。メモリーカードデータをSDカード等の外部メディアに保存可能。『[[モンスターハンター]]』や『[[ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン]]』、『[[実況パワフルプロ野球|実況パワフルプロ野球シリーズ]]』など、一部のPS2用ソフトのセーブデータにコピー禁止規定があるため仮想メモリカードのデータは移せなかったが、[[PlayStation 3のシステムソフトウェア#バージョン1.80|システムソフトウェアver.1.80]]のアップデートでムーブ(移動)が可能に{{fact | date=2011-11}}。互換機能は省かれたモデルでは、PS2の仮想メモリーカードを作成できてもプレイができないため、現時点ではデータの保管としてしか意味がない。-->
 
=== コントローラ ===
; SIXAXIS
: 「SIXAXIS」(シックスアクシス)の形状は、従来品の[[DUALSHOCK|DUALSHOCK 2]]とほぼ同じだが、振動機能にちなんだ従来の名称は廃止され、モーションセンサー(6軸検出システム)の軸数にちなんだ新しい名称が採用された(Six axis=6軸。[[回文]]でもある)。
: [[Bluetooth]]による[[無線通信|ワイヤレス通信]]接続が可能になったため、従来のようなケーブルや[[マルチタップ]]等の煩わしさから解放され、リモートによる電源投入も可能となった。また、[[ユニバーサル・シリアル・バス|USB]][[ケーブル]]による有線接続と急速充電が可能である(充電は本体が起動している時のみ可能)。初回使用時は、USB経由でPS3本体に接続し、中央のPSボタンを押してペアリング([[Bluetooth]]の相手となる機器の組み合わせを認識)させる手順が必要となる。一度ペアリングさせれば、次回以降この手順は必要ない。
: コントローラの新要素は、アナログスティックの精度向上(8[[ビット]]から10ビットへ)、R2/L2ボタンのトリガー化、3軸加速度と3軸回転(前後左右傾き・左右振り)を検出する6軸検出システムを搭載した「モーションセンサー」で、より直感的な操作が可能である。従来あった振動機能は搭載されていないが、以前の感圧入力機能も引き続き搭載され、大幅な軽量化(DUALSHOCK 2の172 g→136 g) を実現している。
: なお、SIXAXISに振動機能が搭載されない理由として、当初は開発担当者のインタビュー上で「モーションセンサーとの併用が技術的に難しいため」であるとされていたが<ref>[http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0605/11/news058.html PlayStation 3に搭載される未発表の機能も判明!――システム開発担当者に仕様の詳細を聞く]、ITmedia、2006年5月12日</ref>、後にSCEA(SCEのアメリカ法人)の[[CEO]]のインタビューで「技術的には可能だったが、価格が高くなるため戦略的な問題を理由に外した」と訂正されている<ref>[http://games.kikizo.com/features/ps3_kazhirai_vidiv_oct06.asp PlayStation 3 Video Interview: Kaz Hirai]、Kikizo、2006年10月2日</ref>。また、SIXAXISを分解すると、PlayStationロゴボタンの背面に、チップLEDの実装を想定していたであろうパターンが確認できる。コントローラの動作中、このパターンからは直流3Vの安定した電圧が検出されるため、その空きパターンにチップLEDを実装することで、動作中にPlayStationロゴを光らせられる。これもコスト削減を目的に省かれたものと見られる<!--独自研究チックな内容かもしれませんが、基板面にはLEDの表記もあり、分解してみれば容易に分かることなので、独自研究と言わないで・・・。-->。
 
; DUALSHOCK 3
: {{main|DUALSHOCK#DUALSHOCK 3}}
: 2007年11月11日より、「SIXAXIS」にフォースフィードバック機能(振動機能等)を追加した「[[DUALSHOCK|DUALSHOCK 3]]」が発売された<ref>[http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20071009_ps3.html PlayStation.com (Japan) お知らせ | DUALSHOCK 3 2007年11月11日発売]、PlayStation.com (Japan)、2007年10月9日</ref>。振動機能は、既に発売されている一部ソフト<ref>[http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20070920_dualshock3.html PlayStation.com (Japan) | お知らせ | 6軸検出システムに加え、新たに振動機能を搭載したDUALSHOCK 3]、PlayStation.com (Japan)、2007年9月20日</ref>に対しても、ネットワークを利用したアップデートで対応した。2008年10月発売の80GBモデル以降は標準で同梱されている。2011年6月より発売されたCECH-3000シリーズでは、PS3コントローラの裏面表記変更、USB接続による電圧を追記 (DC3.7V 300mA→DC5V 500mA)。
: 重量は約193 gで、SIXAXIS (136 g) やDUALSHOCK 2 (172 g) を上回る。
 
=== ビデオ ===
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;ビジュアライザー
:音楽再生時はビジュアライザーを利用できる。プレイリストを作成して写真のスライドショーと同期させたり、インターネットブラウザ・[[Folding@home]]や一部のゲーム実行時にバックグラウンド再生することも可能である。
 
=== サウンド ===
サウンド処理は主にSPEが担当し、全てソフトウェアで行う。PS3のゲームタイトルでは最大で[[LPCM|Linear PCM]] [[7.1ch]]出力に対応する。そして[[ドルビーデジタル|Dolby Digital]] [[5.1ch]]のリアルタイムエンコードに対応する。[[Blu-ray Disc]]に採用された[[可逆圧縮|ロスレス]][[オーディオ]][[コーデック]]では、[[ドルビーTrueHD|Dolby TrueHD]]と[[デジタル・シアター・システムズ|DTS-HD Master Audio]]を[[LPCM|Linear PCM]]に変換して出力する。[[ドルビーデジタル|Dolby Digital Plus]]や[[デジタル・シアター・システムズ|DTS-HD High Resolution Audio]]のデコードに対応している。その他、デジタル放送の記録フォーマットである[[AAC]]のデコードも可能である。音声出力はアナログ音声端子・HDMI端子・光デジタル音声端子のいずれか1つを選択する。音声同時出力を設定することでその他の出力端子にも[[ステレオ|2.0ch]]で同時出力が可能である([[PlayStation 3のシステムソフトウェア#バージョン3.00|Ver3.00]]以降で対応)。[[Super Audio CD]](初期型モデルのみ)の音質は高く評価されている<ref>[http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070528/avt007.htm 本田雅一のAVTrends](Impress AV Watch 2007年5月28日)</ref>。CECH-2000モデル以降ではDolby TrueHD、およびDTS-HD Master Audio音声を、HDMI端子からビットストリーム出力が可能となっている<ref>[http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070528/avt007.htm 新PS3は、TrueHD/DTS-HD MAのビットストリーム出力対応](Impress AV Watch 2009年8月21日)</ref>。
 
=== Blu-rayディスク/ドライブ ===
[[ソニー]]/[[パナソニック]]などが提唱する[[第3世代光ディスク]](当時の「次世代DVD」)規格である「[[Blu-ray Disc]] (BD)」を採用した。北米での「[[次世代DVD]]」の[[規格争い]]においてBD陣営の強力な牽引役となり、[[HD DVD]]を撤退に追いこむ要因の一つとなった<ref>{{cite web|date = 2008年2月16日|url=http://mainichi.jp/select/biz/news/20080216k0000e020011000c.html|title =新世代DVD:ブルーレイ、小売り世界最大手も支持|publisher =毎日新聞 |accessdate=2008年3月1日 }}{{リンク切れ|date=2014年8月}}</ref><ref>[http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITxw000026022008&cp=2 麻倉怜士が語る東芝HD-DVDの真実(上)・ワーナーの変心]、NIKKEI NET IT+PLUS、2008年2月26日</ref>。容量8.5GB(2層)のDVDに比べ、BDは大きい記録容量(25GB/50GB/100GBが開発済み、200GBが開発中)を持つため、ゲームが記録容量の制約を受けにくくなった。ゲームによってはDVDでも容量は足りるが、著作権保護などを考慮し、全作品がBDを採用している(PSN配信作は除く)。PS3はBD-ROMの他にBD-RとBD-REの読み出しも可能である。[[CPRM]]・[[AACS]]に対応、読み取り専用で書き込み不可である。2008年3月の[[PlayStation 3のシステムソフトウェア#バージョン2.20|システムソフトウェア バージョン 2.20]]で、記録膜に有機色素を採用した[[Blu-ray Disc|LTH]]タイプのBD-Rを正常に認識するようになった<ref>[http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080325/sce.htm SCE、BD-Live対応のPS3用最新ファーム「2.20」を公開 -LTHタイプのBD-Rも再生可能に。レジューム再生強化]
</ref>。
 
PS3は、BD再生において専用のプレーヤー/レコーダーと比しても遜色ない性能を持っている。システム更新により無償で劇的に機能が向上する点はAV機器としては革新的で、特に2007年5月のシステムソフトウェア バージョン 1.80ではBDの1080p/24 Hz出力(フィルム素材の映画ソフトを最も忠実に再生する)とDVDの[[映像のコンバート|アップコンバート]]に対応、高価な民生機に匹敵する画質と評価する向きもある<ref>音元出版「AV REVIEW」2007年7月号「HDワールドグランプリ」</ref>。この機能は、本来SD画質のDVDがHD画質と同レベルにみえるほど性能が高い。HDMI搭載のハイビジョン対応テレビがあれば、BD再生だけでなくDVDのアップコンバートなどで多くのユーザが恩恵を受けられる<ref>[http://www.phileweb.com/news/d-av/200705/25/18486.html 山之内 正が“新生PS3”を検証 - 24p出力対応で最高水準のBDプレーヤーに進化](ファイル・ウェブ 2007年5月28日)</ref>。<!--*日本は米国と同じリージョンに属するため、DVDとは異なり米国製輸入版を再生できる。[[リージョンコード]]は3つあり、日本はAに属す。-->
 
=== PS/PS2との互換性 ===
日本国内では20/60GBモデルのPS3ではPS/PS2用ソフトを、40GBモデル以降ではPS用ソフトのみがプレイ可能である。
 
プロセッサアーキテクチャがPS/PS2と異なる(両者ともMIPS系で、PS3はPowerPC系)ために、PS用ソフトに対しては全モデルともソフトウェアによるエミュレーションによって互換性を持つが、PS2については互換性を高めるため、後期のPS2に搭載されたチップ「[[Emotion Engine|EE+GS]]」(EE・GSのワンチップ版)を搭載し、このためにDRDRAMを2つも搭載している。ただし、欧州版60GB/80GBモデルではEE+GSチップとDRDRAMは無くなり、GS相当のチップのみ搭載しており、EEをソフトウェアエミュレーションする(この場合、EE+GSチップの場合よりも互換性は低くなる)ことによってPS2用ソフトのプレイを実現している。40・80GBモデルでは低価格・低消費電力化を理由に、前述のハードウェアによるPS2互換のための部品が省かれPS2非対応の仕様となった。
 
PS/PS2用コントローラ接続端子がないためPS3専用コントローラを使用するが、サードパーティー製のコントローラ変換アダプタも存在する。振動機能のあるPS/PS2用ソフトには別売りのDUALSHOCK 3を使う。USB接続の周辺機器や特定ゲーム専用コントローラは、純正でなく外部業者製が多いためPS/PS2ソフトへの対応は不完全である。振動機能やフォースフィードバックも含めて動作する場合もある([[PlayStation 3のシステムソフトウェア#バージョン1.70|システムソフトウェア バージョン1.70]]参照)。
 
2006年11月11日の段階では803作(PS用511・PS2用ソフト292)に何らかの不具合が発生(国産全7841作中、動作検証中1631本)した。当初動作不能ゲームに含まれていた『[[ファイナルファンタジーXI]]』、『[[信長の野望Online]]』といったHDD必須のPS2タイトルもシステムソフトウェア バージョン 1.31で対応するようになり、バージョン 1.51ではPS2非対応だったPS作品の一部が対応した<ref>[http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20061111_ps3.html 「プレイステーション 3」で「プレイステーション」および「プレイステーション 2」用ソフトタイトルをお楽しみいただくにあたって]、PlayStation.com (Japan)</ref>。
 
発売から約2ヶ月間、PS/PS2ソフトの映像出力時にi/p変換の不具合によって画質劣化が発生していたが、システムソフトウェア バージョン 1.50以降は改善され、i/p変換の恩恵を受けられるモニタなら画質はPS2よりもむしろ優れたものとなった。システムソフトウェア バージョン 1.80以降で[[アップコンバート]]に対応、HDTVであればPS/PS2より高精細で滑らかな表示が可能になった。スムージングを入れると画像の荒さを取る画像処理が行われる。特にグラデーションのような色の変化が滑らかにできそうな部分には効果的な補正が掛かり、単なる高解像度化よりも画質が向上する。
 
PS2に存在した、PS用ゲームソフトプレイ時の「テクスチャ補間処理」「CD-ROMの高速読み込み」機能([[PlayStation 2#PSソフトとの互換性]]参照)は、PS3でのエミュレーションにおいては省略された。
 
2009年7月30日、SCEが国際出願したPS2エミュレーターに関する特許出願が日本において公報される{{refnest|group="補足"|1=文献種別A、文献番号2009-527836 国際出願されたものが日本国公表されたものであり、この後に審査を経て成否が判断される([http://www6.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101 特許・実用新案公報DB])。{{リンク切れ|date=2014年8月}} }}。<!--「Emotion Engine」と「Graphics Synthesizer」の両方のエミュレーションをCell上で実現するもので、これによりPS3の20/60GBモデルのようにハードウェアに依存することなく、ソフトウェアによりPS2エミュレーションが可能となるが、当該技術がPS3へ投入されるかどうか不明である。-->
 
=== フォト ===
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:2008年9月18日より無料提供され、2012年11月にサービスが終了した。その場に居ながらにして世界各都市(約60都市)のニュースや天気、気温、ライブ映像を得ることが可能になる情報サービスである。地球上の雲の様子もリアルタイムで表示している。チャンネルの切り替えで画面を切り替えることが可能であり、世界の情報を得られるライブチャンネルと、Folding@homeチャンネル、世界各地の暮らしの1コマを紹介するユナイテッド・ビレッジチャンネル、世界遺産を写真で紹介する世界遺産 by αCLOCKチャンネルの4つが有る。BGMはデフォルトのものだけでなく、HDDに入っているものからも選曲が可能である。デフォルトのテーマは朝、昼、夜とで変化し、起動時と1時間ごとに時報的に再生される。リモートプレイ機能にも対応している。ユナイテッド・ビレッジは2009年5月7日に1.1へのバージョンアップと共に追加された。世界遺産 by αCLOCKは2009年8月11日に追加された。
:2007年の3月22日からPS3による[[分散コンピューティング]]での社会貢献の一環として[[Folding@home]]に参加できた。2008年2月5日には参加者が100万人を突破した。
 
[[イーサネット|10BASE-T]]および[[イーサネット|100BASE-TX]]、[[イーサネット|1000BASE-T]]をサポートする[[イーサネット]]インタフェースを備える。
 
20GBモデル以外では、[[IEEE 802.11]] b/g準拠の無線LANを搭載する。特にPSPとの連動による「リモートプレイ」は、PS3の画面をMPEG-4/480pに変換・転送し、PSPでのネイティブな操作・視聴が可能となる"簡易[[ロケーションフリー]]"を実現した。2007年5月31日からは、インターネット経由のリモートプレイに対応した。外出先でリモートプレイをする場合、自宅のPS3をリモートプレイ待機状態にしておき、PSPで、PS3で使用しているPSNサインインIDとパスワードを入力する必要がある(システムソフトウェア バージョン 1.80で対応した。なお、著作権保護されたBD・DVDなどについては転送できない)。またデータのやりとりを行ったり、[[PocketStation]]のような使い方をしたり、PSPをPS3のコントローラやセカンドモニタとして使用するなど、今後さまざまな応用が考えられている。システムソフトウェア バージョン 2.00からはWake on LANやWake on Wi-Fiにも対応した。スタンバイ状態(電源ランプが赤点灯)でリモートアクセスを認識して自動的に電源が入るようにすることができる。
 
20GBモデルは無線LAN機能が非搭載で増設も不可のため、無線LANを用いたPSPとの連動が制限されていたが、バージョン1.60で無線LANルーター経由のリモートプレイができるようになった。無線LANは「[[AOSS]]」([[バッファロー (パソコン周辺機器)|バッファロー]])、「[[らくらく無線スタート]]」([[NEC]]) に対応する。
 
=== PlayStation Network ===
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: PS2での[[PS2 Linux]]に引き続いて、PS3では「他のシステム」と称されるサードパーティOSのインストール機能を備える。
: 後のモデルでこの機能は削除された。
 
=== デザイン ===
[[ファイル:PlayStation 3 logo.svg|thumb|250px|CECH-2000A発表前のロゴ]]
[[ファイル:PlayStation 3 Logo neu.svg|thumb|200px|CECH-2000A発表後のロゴ]]
[[ファイル:PlayStation 3 on display at Tokyo Game Show 20050918.jpg|thumb|250px|左からセラミックホワイト、サテンシルバー、クリアブラックのPS3本体<br />(東京ゲームショウ2005にて展示)]]
[[ファイル:PS3 boomerang controller.jpg|thumb|150px|試作品のコントローラ]]
[[ファイル:PS3 e3 2005 prototype AV out.jpg|thumb|150px|2005年に公開されたPS3の試作品の背面。実際に発売された初期型のPS3と比べていくつか端子類が多くなっている]]
本体の当初のデザインは、PS/PS2のデザインを務めてきた[[後藤禎祐]]が続投した。一番の特徴として、(横置き時の)上面が曲面となっている。16cm大型冷却ファンや電源部品を内蔵しており、PS2と同様に縦置き/横置きに対応した。60GB/CECHA00モデルのみ光学ドライブ周辺が[[クロムメッキ]]され、40GB/CECHH00・80GB/CECHL00モデルは銀色、20GB/CECHB00モデルは本体色のままである。ディスクドライブは[[スロットイン]]方式を採用した。本体に同梱された当初のコントローラはPS2同梱のものと似ているが、ワイヤレス、6軸検出システム、中央のANALOGボタンの代わりに無線認識などに用いるPSボタン、L2・R2ボタンがトリガー式になる、振動機能が付いていないなどの変更点がある(詳細は[[#仕様|仕様]]を参照)。また、CECH-2000Aモデルの本体のデザインは従来と異なり曽我部卓によるもので、横置き時の上面の曲面部分は残しつつも全体的に大きく変更されており、表面には柔らかさを感じさせる[[シボ加工]]を新たに施している。
;表記
:PS2までのロゴは「PlayStation」(または「Play Station」)と大文字と小文字による表記だったが、PS3ではロゴが一新され「PLAYSTATION 3」と大文字のみの表記になった。これは[[久夛良木健]]社長(当時)によると、今までのPS/PS2はPlayStationの完成形ではなく、PS3で完成したため、今までは「Play」と「Station」という2つの単語から構成されていた名前から、「PLAYSTATION」という1つの単語になったためという。このロゴは、[[ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント]]と[[ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス]]が製作に関わった映画『[[スパイダーマン (2002年の映画)|スパイダーマン]]』([[サム・ライミ]]監督作品)の字体(フォント)と同一である。プレスリリース内では「PS3(ピーエススリー)」の略称が使用されていた。テレビCMには「PLAY BEYOND」のロゴとサウンドロゴも使用された。箱には大きく[[Blu-ray Disc|ブルーレイディスク]]のロゴが刻印された。また、CECH-2000Aからは、ファミリーを総称する「PlayStation」に表記を統一するため、英語表記を「PLAYSTATION 3」から「PlayStation 3」に変更し、ロゴも「PS3」に一新したことで、PS3が正式な略称として用いられている。
;パッケージデザイン
:当初、PS3用ソフトのパッケージデザインは左側に黒枠があり、枠内の上にPSシリーズのロゴ、下に縦向きで「PLAYSTATION 3」と書かれているもので、パッケージイラストもより縦長であった。2009年10月から11月にかけてPS3用ソフトのパッケージデザインが変更され(この時期に発売されたソフトは新デザインのものと旧デザインのものが混在している。なお、同時期に[[PlayStation Portable]]用ソフトのパッケージデザインも変更されている)、これ以降のものでは上側に黒枠があり、枠内の左に「PS3」、対応ソフトのみ右に「PlayStation Network」と書かれている。北米では3月下旬から青に統一したPS Vitaと同じような外観となった。
;起動音
:起動音は[[オーケストラチューニング]]がそのまま用いられている。
 
=== その他 ===
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2005年に発表されたスペック表には、クロック周波数は700 MHzと表記されていたが、後に製造費のコスト削減のために650 MHzにスペックダウンされた。
 
=== サウンド ===
サウンド処理は主にSPEが担当し、全てソフトウェアで行う。PS3のゲームタイトルでは最大で[[LPCM|Linear PCM]] [[7.1ch]]出力に対応する。そして[[ドルビーデジタル|Dolby Digital]] [[5.1ch]]のリアルタイムエンコードに対応する。[[Blu-ray Disc]]に採用された[[可逆圧縮|ロスレス]][[オーディオ]][[コーデック]]では、[[ドルビーTrueHD|Dolby TrueHD]]と[[デジタル・シアター・システムズ|DTS-HD Master Audio]]を[[LPCM|Linear PCM]]に変換して出力する。[[ドルビーデジタル|Dolby Digital Plus]]や[[デジタル・シアター・システムズ|DTS-HD High Resolution Audio]]のデコードに対応している。その他、デジタル放送の記録フォーマットである[[AAC]]のデコードも可能である。音声出力はアナログ音声端子・HDMI端子・光デジタル音声端子のいずれか1つを選択する。音声同時出力を設定することでその他の出力端子にも[[ステレオ|2.0ch]]で同時出力が可能である([[PlayStation 3のシステムソフトウェア#バージョン3.00|Ver3.00]]以降で対応)。[[Super Audio CD]](初期型モデルのみ)の音質は高く評価されている<ref>[http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070528/avt007.htm 本田雅一のAVTrends](Impress AV Watch 2007年5月28日)</ref>。CECH-2000モデル以降ではDolby TrueHD、およびDTS-HD Master Audio音声を、HDMI端子からビットストリーム出力が可能となっている<ref>[http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070528/avt007.htm 新PS3は、TrueHD/DTS-HD MAのビットストリーム出力対応](Impress AV Watch 2009年8月21日)</ref>。
 
=== Blu-rayディスク/ドライブ ===
[[ソニー]]/[[パナソニック]]などが提唱する[[第3世代光ディスク]](当時の「次世代DVD」)規格である「[[Blu-ray Disc]] (BD)」を採用した。北米での「[[次世代DVD]]」の[[規格争い]]においてBD陣営の強力な牽引役となり、[[HD DVD]]を撤退に追いこむ要因の一つとなった<ref>{{cite web|date = 2008年2月16日|url=http://mainichi.jp/select/biz/news/20080216k0000e020011000c.html|title =新世代DVD:ブルーレイ、小売り世界最大手も支持|publisher =毎日新聞 |accessdate=2008年3月1日 }}{{リンク切れ|date=2014年8月}}</ref><ref>[http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITxw000026022008&cp=2 麻倉怜士が語る東芝HD-DVDの真実(上)・ワーナーの変心]、NIKKEI NET IT+PLUS、2008年2月26日</ref>。容量8.5GB(2層)のDVDに比べ、BDは大きい記録容量(25GB/50GB/100GBが開発済み、200GBが開発中)を持つため、ゲームが記録容量の制約を受けにくくなった。ゲームによってはDVDでも容量は足りるが、著作権保護などを考慮し、全作品がBDを採用している(PSN配信作は除く)。PS3はBD-ROMの他にBD-RとBD-REの読み出しも可能である。[[CPRM]]・[[AACS]]に対応、読み取り専用で書き込み不可である。2008年3月の[[PlayStation 3のシステムソフトウェア#バージョン2.20|システムソフトウェア バージョン 2.20]]で、記録膜に有機色素を採用した[[Blu-ray Disc|LTH]]タイプのBD-Rを正常に認識するようになった<ref>[http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080325/sce.htm SCE、BD-Live対応のPS3用最新ファーム「2.20」を公開 -LTHタイプのBD-Rも再生可能に。レジューム再生強化]
</ref>。
 
PS3は、BD再生において専用のプレーヤー/レコーダーと比しても遜色ない性能を持っている。システム更新により無償で劇的に機能が向上する点はAV機器としては革新的で、特に2007年5月のシステムソフトウェア バージョン 1.80ではBDの1080p/24 Hz出力(フィルム素材の映画ソフトを最も忠実に再生する)とDVDの[[映像のコンバート|アップコンバート]]に対応、高価な民生機に匹敵する画質と評価する向きもある<ref>音元出版「AV REVIEW」2007年7月号「HDワールドグランプリ」</ref>。この機能は、本来SD画質のDVDがHD画質と同レベルにみえるほど性能が高い。HDMI搭載のハイビジョン対応テレビがあれば、BD再生だけでなくDVDのアップコンバートなどで多くのユーザが恩恵を受けられる<ref>[http://www.phileweb.com/news/d-av/200705/25/18486.html 山之内 正が“新生PS3”を検証 - 24p出力対応で最高水準のBDプレーヤーに進化](ファイル・ウェブ 2007年5月28日)</ref>。<!--*日本は米国と同じリージョンに属するため、DVDとは異なり米国製輸入版を再生できる。[[リージョンコード]]は3つあり、日本はAに属す。-->
 
=== コントローラ ===
; SIXAXIS
: 「SIXAXIS」(シックスアクシス)の形状は、従来品の[[DUALSHOCK|DUALSHOCK 2]]とほぼ同じだが、振動機能にちなんだ従来の名称は廃止され、モーションセンサー(6軸検出システム)の軸数にちなんだ新しい名称が採用された(Six axis=6軸。[[回文]]でもある)。
: [[Bluetooth]]による[[無線通信|ワイヤレス通信]]接続が可能になったため、従来のようなケーブルや[[マルチタップ]]等の煩わしさから解放され、リモートによる電源投入も可能となった。また、[[ユニバーサル・シリアル・バス|USB]][[ケーブル]]による有線接続と急速充電が可能である(充電は本体が起動している時のみ可能)。初回使用時は、USB経由でPS3本体に接続し、中央のPSボタンを押してペアリング([[Bluetooth]]の相手となる機器の組み合わせを認識)させる手順が必要となる。一度ペアリングさせれば、次回以降この手順は必要ない。
: コントローラの新要素は、アナログスティックの精度向上(8[[ビット]]から10ビットへ)、R2/L2ボタンのトリガー化、3軸加速度と3軸回転(前後左右傾き・左右振り)を検出する6軸検出システムを搭載した「モーションセンサー」で、より直感的な操作が可能である。従来あった振動機能は搭載されていないが、以前の感圧入力機能も引き続き搭載され、大幅な軽量化(DUALSHOCK 2の172 g→136 g) を実現している。
: なお、SIXAXISに振動機能が搭載されない理由として、当初は開発担当者のインタビュー上で「モーションセンサーとの併用が技術的に難しいため」であるとされていたが<ref>[http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0605/11/news058.html PlayStation 3に搭載される未発表の機能も判明!――システム開発担当者に仕様の詳細を聞く]、ITmedia、2006年5月12日</ref>、後にSCEA(SCEのアメリカ法人)の[[CEO]]のインタビューで「技術的には可能だったが、価格が高くなるため戦略的な問題を理由に外した」と訂正されている<ref>[http://games.kikizo.com/features/ps3_kazhirai_vidiv_oct06.asp PlayStation 3 Video Interview: Kaz Hirai]、Kikizo、2006年10月2日</ref>。また、SIXAXISを分解すると、PlayStationロゴボタンの背面に、チップLEDの実装を想定していたであろうパターンが確認できる。コントローラの動作中、このパターンからは直流3Vの安定した電圧が検出されるため、その空きパターンにチップLEDを実装することで、動作中にPlayStationロゴを光らせられる。これもコスト削減を目的に省かれたものと見られる<!--独自研究チックな内容かもしれませんが、基板面にはLEDの表記もあり、分解してみれば容易に分かることなので、独自研究と言わないで・・・。-->。
 
; DUALSHOCK 3
: {{main|DUALSHOCK#DUALSHOCK 3}}
: 2007年11月11日より、「SIXAXIS」にフォースフィードバック機能(振動機能等)を追加した「[[DUALSHOCK|DUALSHOCK 3]]」が発売された<ref>[http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20071009_ps3.html PlayStation.com (Japan) お知らせ | DUALSHOCK 3 2007年11月11日発売]、PlayStation.com (Japan)、2007年10月9日</ref>。振動機能は、既に発売されている一部ソフト<ref>[http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20070920_dualshock3.html PlayStation.com (Japan) | お知らせ | 6軸検出システムに加え、新たに振動機能を搭載したDUALSHOCK 3]、PlayStation.com (Japan)、2007年9月20日</ref>に対しても、ネットワークを利用したアップデートで対応した。2008年10月発売の80GBモデル以降は標準で同梱されている。2011年6月より発売されたCECH-3000シリーズでは、PS3コントローラの裏面表記変更、USB接続による電圧を追記 (DC3.7V 300mA→DC5V 500mA)。
: 重量は約193 gで、SIXAXIS (136 g) やDUALSHOCK 2 (172 g) を上回る。
 
=== ネットワーク ===
[[イーサネット|10BASE-T]]および[[イーサネット|100BASE-TX]]、[[イーサネット|1000BASE-T]]をサポートする[[イーサネット]]インタフェースを備える。
 
20GBモデル以外では、[[IEEE 802.11]] b/g準拠の無線LANを搭載する。特にPSPとの連動による「リモートプレイ」は、PS3の画面をMPEG-4/480pに変換・転送し、PSPでのネイティブな操作・視聴が可能となる"簡易[[ロケーションフリー]]"を実現した。2007年5月31日からは、インターネット経由のリモートプレイに対応した。外出先でリモートプレイをする場合、自宅のPS3をリモートプレイ待機状態にしておき、PSPで、PS3で使用しているPSNサインインIDとパスワードを入力する必要がある(システムソフトウェア バージョン 1.80で対応した。なお、著作権保護されたBD・DVDなどについては転送できない)。またデータのやりとりを行ったり、[[PocketStation]]のような使い方をしたり、PSPをPS3のコントローラやセカンドモニタとして使用するなど、今後さまざまな応用が考えられている。システムソフトウェア バージョン 2.00からはWake on LANやWake on Wi-Fiにも対応した。スタンバイ状態(電源ランプが赤点灯)でリモートアクセスを認識して自動的に電源が入るようにすることができる。
 
20GBモデルは無線LAN機能が非搭載で増設も不可のため、無線LANを用いたPSPとの連動が制限されていたが、バージョン1.60で無線LANルーター経由のリモートプレイができるようになった。無線LANは「[[AOSS]]」([[バッファロー (パソコン周辺機器)|バッファロー]])、「[[らくらく無線スタート]]」([[NEC]]) に対応する。
 
=== AV出力 ===
381 ⟶ 395行目:
=== I/O ===
PS2と同様にUSBポートが搭載されており、PC向けに販売されているマウスやキーボードなどの汎用機器が接続できるとしている。
 
=== PS/PS2との互換性 ===
日本国内では20/60GBモデルのPS3ではPS/PS2用ソフトを、40GBモデル以降ではPS用ソフトのみがプレイ可能である。
 
プロセッサアーキテクチャがPS/PS2と異なる(両者ともMIPS系で、PS3はPowerPC系)ために、PS用ソフトに対しては全モデルともソフトウェアによるエミュレーションによって互換性を持つが、PS2については互換性を高めるため、後期のPS2に搭載されたチップ「[[Emotion Engine|EE+GS]]」(EE・GSのワンチップ版)を搭載し、このためにDRDRAMを2つも搭載している。ただし、欧州版60GB/80GBモデルではEE+GSチップとDRDRAMは無くなり、GS相当のチップのみ搭載しており、EEをソフトウェアエミュレーションする(この場合、EE+GSチップの場合よりも互換性は低くなる)ことによってPS2用ソフトのプレイを実現している。40・80GBモデルでは低価格・低消費電力化を理由に、前述のハードウェアによるPS2互換のための部品が省かれPS2非対応の仕様となった。
 
PS/PS2用コントローラ接続端子がないためPS3専用コントローラを使用するが、サードパーティー製のコントローラ変換アダプタも存在する。振動機能のあるPS/PS2用ソフトには別売りのDUALSHOCK 3を使う。USB接続の周辺機器や特定ゲーム専用コントローラは、純正でなく外部業者製が多いためPS/PS2ソフトへの対応は不完全である。振動機能やフォースフィードバックも含めて動作する場合もある([[PlayStation 3のシステムソフトウェア#バージョン1.70|システムソフトウェア バージョン1.70]]参照)。
 
2006年11月11日の段階では803作(PS用511・PS2用ソフト292)に何らかの不具合が発生(国産全7841作中、動作検証中1631本)した。当初動作不能ゲームに含まれていた『[[ファイナルファンタジーXI]]』、『[[信長の野望Online]]』といったHDD必須のPS2タイトルもシステムソフトウェア バージョン 1.31で対応するようになり、バージョン 1.51ではPS2非対応だったPS作品の一部が対応した<ref>[http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20061111_ps3.html 「プレイステーション 3」で「プレイステーション」および「プレイステーション 2」用ソフトタイトルをお楽しみいただくにあたって]、PlayStation.com (Japan)</ref>。
 
発売から約2ヶ月間、PS/PS2ソフトの映像出力時にi/p変換の不具合によって画質劣化が発生していたが、システムソフトウェア バージョン 1.50以降は改善され、i/p変換の恩恵を受けられるモニタなら画質はPS2よりもむしろ優れたものとなった。システムソフトウェア バージョン 1.80以降で[[アップコンバート]]に対応、HDTVであればPS/PS2より高精細で滑らかな表示が可能になった。スムージングを入れると画像の荒さを取る画像処理が行われる。特にグラデーションのような色の変化が滑らかにできそうな部分には効果的な補正が掛かり、単なる高解像度化よりも画質が向上する。
 
PS2に存在した、PS用ゲームソフトプレイ時の「テクスチャ補間処理」「CD-ROMの高速読み込み」機能([[PlayStation 2#PSソフトとの互換性]]参照)は、PS3でのエミュレーションにおいては省略された。
 
2009年7月30日、SCEが国際出願したPS2エミュレーターに関する特許出願が日本において公報される{{refnest|group="補足"|1=文献種別A、文献番号2009-527836 国際出願されたものが日本国公表されたものであり、この後に審査を経て成否が判断される([http://www6.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101 特許・実用新案公報DB])。{{リンク切れ|date=2014年8月}} }}。<!--「Emotion Engine」と「Graphics Synthesizer」の両方のエミュレーションをCell上で実現するもので、これによりPS3の20/60GBモデルのようにハードウェアに依存することなく、ソフトウェアによりPS2エミュレーションが可能となるが、当該技術がPS3へ投入されるかどうか不明である。-->
 
== 各モデル比較 ==
{| class="wikitable" style="margin: 0.5em auto; font-size 0.9em;"
! モデル
! 型番<ref group="*" name="modelnumber">xxには00から12までの[[リージョンコード]]が入る。</ref>
! 発売月
! 本体色
! 質量
! 搭載機能
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6" | USBポートが4つあり、SACDの再生やPS2ソフトのプレイが可能である。
|-
| 60GB|| CECHAxx|| <span style="font-size:small">日・米 2006年11月</span>
| rowspan=4| クリアブラック||rowspan=4| 5 kg
|
*無線LAN
*Super Audio CD
*メモリーカードリーダ<ref group="*" name="memcard">[[メモリースティック]]などの[[メモリーカード]]の挿入口が設けられているが、PS/PS2のメモリーカードについては別売りされる専用のメモリーカードアダプターで対応している。</ref>
*PS2用ソフトの実行{{Refnest|group="*"|name="ps2comp"|一部のPS2用ソフトは正常に動作しない<ref>[http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20061111_ps_ps2.html 「プレイステーション 3」で「プレイステーション」および「プレイステーション 2」用ソフトタイトルをお楽しみいただくにあたって PlayStation.com (Japan)]</ref>。}}
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 20GB<ref group="*" name="only20GB">この20GBのモデルのみ、[[無線LAN]]([[IEEE 802.11|IEEE 802.11 b/g]])機能と回転ディスク挿入部付近へのクロム塗装がない。</ref>|| CECHBxx
| <span style="font-size:small">日・米 2006年11月</span>
|
*Super Audio CD
*PS2用ソフトの実行<ref group="*" name="ps2comp" />
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 60GB|| CECHCxx|| <span style="font-size:small">欧 2007年3月</span>
|rowspan=2|
*無線LAN
*Super Audio CD
*メモリーカードリーダ<ref group="*" name="memcard" />
*PS2用ソフトの実行<ref group="*" name="ps2comp" />(EEなし<ref group="*" name="noee">Emotion Engine(EE)非搭載モデルは、搭載モデルと比べPS2との互換性が低い。詳細は[[#PS/PS2との互換性]]を参照。</ref>)
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 80GB|| CECHExx|| <span style="font-size:small">米 2007年8月</span>
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6" | USBポートが2つになり、SACDやPS2互換機能が削減された。後期モデルからピックアップレンズが2つになった。
|-
| 40GB|| CECHGxx|| <span style="font-size:small">欧 2007年10月</span>
| クリアブラック||rowspan=3| 4.4 kg
|rowspan=3|
*無線LAN
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 40GB|| CECHHxx|| <span style="font-size:small">日・米 2007年11月</span><ref group="*" name="mg">2008年6月、『[[メタルギアソリッド4|メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット]]』のプレミアムパック版に同梱された鋼 -HAGANE- 色が発売。</ref>
| クリアブラック<br />セラミック・ホワイト<br />サテン・シルバー
|-
| 40GB|| CECHJxx|| <span style="font-size:small">欧</span>
| クリアブラック
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6" | 全モデル、ピックアップレンズが2つになり、同梱コントローラが[[#仕様|SIXAXIS]]から[[#DUALSHOCK 3|DUALSHOCK 3]]に変更された。
|-
| 80GB|| CECHKxx|| <span style="font-size:small">欧 2008年8月</span>
| クリアブラック<br />セラミック・ホワイト||rowspan=4| 4.4 kg
|rowspan=4|
*無線LAN
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 80GB|| CECHLxx|| <span style="font-size:small">日 2008年10月</span><ref group="*" name="rg">2009年2月、『[[龍が如く3]]』のPS3本体セット版に同梱されたセラミック・ホワイト色が発売。</ref><br /><span style="font-size:small">米 2008年8月</span>
| クリアブラック<br />セラミック・ホワイト<br />サテン・シルバー
|-
| 160GB<br />80GB|| CECHPxx|| <span style="font-size:small">欧 2008年10月</span><br /><span style="font-size:small">米 2008年11月</span>
| クリアブラック
|-
| 160GB|| CECHQxx|| <span style="font-size:small">日 2009年4月</span>
| Cloud Black<ref group="*" name="ff7ad">『[[ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン#ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート|ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート]]』のPS3本体セット版に同梱された色。</ref>
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"| フルモデルチェンジ、本体を小型化し、[[#システムソフトウェア|サードパーティーシステムソフト]]を削除、[[ブラビアリンク]]とHDオーディオのビットストリーム出力に対応した。
|-
| 120GB|| CECH-2000A|| <span style="font-size:small">日・米・欧・亜 2009年9月</span>
| チャコール・ブラック||rowspan=2| 3.2 kg
|rowspan=6|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
| 250GB|| CECH-2000B|| <span style="font-size:small">仏 2009年9月1日<span style="font-size:small"><br />英 2009年10月2日<br /><span style="font-size:small"> 米 2009年11月3日<br /><span style="font-size:small">日 2010年2月18日</span><ref group="*" name="ff13">2009年12月17日、『[[ファイナルファンタジーXIII]]』のPS3本体セット版に同梱されたセラミック・ホワイト色(天面に主人公「ライトニング」をプリント)が発売。</ref>
| チャコール・ブラック
|-
| 250GB|| CECH-2100B|| <span style="font-size:small">日 2010年3月18日</span>
| チャコール・ブラック||rowspan=4| 3.0 kg
|-
| 120GB|| CECH-2100A|| <span style="font-size:small">日 2010年3月26日</span>
| チャコール・ブラック
|-
| 160GB|| CECH-2500A|| <span style="font-size:small">日 2010年7月29日</span>
| チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト<br />サテン・シルバー<ref group="*" name="CECH-2500">2011年3月10日発売。</ref>
|-
| 320GB|| CECH-2500B|| <span style="font-size:small">日 2010年7月29日</span>
| チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト<ref group="*">2010年10月21日発売。</ref><br />サテン・シルバー<ref group="*" name="CECH-2500" />
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"|筐体のマイナーチェンジ、[[Advanced Access Content System|AACS]]の規定によりD端子によるブルーレイディスク再生が480iに出力制限された。
|-
| 320GB|| CECH-3000B|| <span style="font-size:small">日 2011年6月19日</span>
| チャコール・ブラック<br />スプラッシュ・ブルー<ref group="*" name="CECH-3000B">2011年11月17日発売。</ref><br />スカーレット・レッド<ref group="*" name="CECH-3000B" />||rowspan=2| 2.6 kg
|rowspan=2|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
| 160GB|| CECH-3000A|| <span style="font-size:small">日 2011年7月8日</span>
| チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト<ref group="*">2011年9月8日発売。</ref>
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"|フルモデルチェンジ、筐体がより薄型・軽量になり、ディスクドライブがトップローディングになった。
|-
|フラッシュ12GB|| CECH-4000A|| <span style="font-size:small">欧 2012年10月12日</span>
| チャコール・ブラック|| 2.0 kg
|
*専用の250GB HDDが別売
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
|250GB|| CECH-4000B|| <span style="font-size:small">米 2012年9月25日<br /><span style="font-size:small">日 2012年10月4日</span>
|チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト<br />アズライト・ブルー<ref group="*" name="CECH-4000B">2013年2月28日発売。</ref><br />ガーネット・レッド<ref group="*" name="CECH-4000B" />||rowspan=2| 2.1 kg
|rowspan=2|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
|500GB|| CECH-4000C|| <span style="font-size:small">欧 2012年9月28日<br /><span style="font-size:small">日 2012年11月22日<br /><span style="font-size:small">米 2012年10月30日<br /></span>
|チャコール・ブラック
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"|筐体のマイナーチェンジ、[[Advanced Access Content System|AACS]]の規定によりBD映像ソフト(BD-ROM)、および著作権保護技術の適用されたコンテンツからの映像出力をHDMI接続されたHDCPによる認証済み機器に限定された。
|-
|250GB|| CECH-4200B|| <span style="font-size:small">日 2013年9月</span>
|チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト||rowspan=2| 2.1 kg
|rowspan=2|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
|500GB|| CECH-4200C|| <span style="font-size:small">日 2013年12月</span>
|チャコール・ブラック
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"|筐体のマイナーチェンジ、アクセスランプが削除された。
|-
|500GB|| CECH-4300C|| <span style="font-size:small">日 2014年8月28日</span>
|チャコール・ブラック|| 2.1 kg
|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
! モデル
! 型番<ref group="*" name="modelnumber" />
! 発売月
! 本体色
! 質量
! 搭載機能
|}
 
; {{big|注釈}}
{{Reflist|group="*"}}
 
{| class="wikitable" style="margin: 0.5em auto; font-size 0.9em;"
|+ リージョンコード
! 番号||地域||信号||DVD||BD||管轄
|-
| 00||日本||NTSC||2||A||SCEJ
|-
| 01||北アメリカ||NTSC||1||A||SCEA
|-
| 02||オーストラリア、ニュージーランド||PAL||4||B||SCEE
|-
| 03||イギリス、アイルランド||PAL||2D1||B||SCEE
|-
| 04||ヨーロッパ、中東、アフリカ||PAL||2||B||SCEE
|-
| 05||韓国||NTSC||3||A||SCE Asia
|-
| 06||東南アジア||NTSC||3||A||SCE Asia
|-
| 07||台湾||NTSC||3||A||SCE Asia
|-
| 08||ロシア/インド||SECAM||5||C||SCE Asia
|-
| 09||中国||PAL||6||C||SCE Asia
|-
| 11||メキシコ||NTSC||4||A||SCEA
|-
| 12||香港||NTSC||3||A||SCE Asia
|}
 
== 歴代キャッチフレーズ ==
* Play Beyond
* PS3時代を宣言します。
* 「世界でひとつ」のゲームをやる。
* すべては、ココロ動かすために。
* やりたかったぞー
* ゲームの逆襲がはじまる。
* 本格始動。
* みんなのアソビ場。
* みんな、ここで目覚める
* こころは、もっと動く。(playfaceキャンペーン)
* つかいきろう△◯☓☐。
* Playの全てがここにある。
* ソーレソレソレ
 
== バリエーション ==
602 ⟶ 401行目:
 
=== CECH*xxシリーズ ===
[[File:Sony-PlayStation-3-CECHA01-wController-L.jpg|thumb|300px220px|CECH*xxシリーズ]]
初期に発売されたモデルである。同時発売の20GBモデルと60GBモデルと海外版の80GBモデルのみ、PS2互換機能とSACDプレーヤーを搭載している。40GBモデル以降は、PS2機能とSACDに非対応、USB端子数が2つに削減されたが、技術の改良で消費電力を抑えファンの動作音を低減し、HDD容量を増量したモデルが発売されている。日本国内向けの製品の内、CECH-A00・CECH-B00は2014年4月2日に、CECH-H00・CECH-L00・CECH-Q00は2014年7月2日に、それぞれ修理部品の在庫がなくなったためアフターサービスの受付を終了した<ref>[http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20140228_repair_ps3.html PlayStation3 一部機種のアフターサービス受付終了のお知らせ]</ref>。
 
686 ⟶ 485行目:
 
=== CECH-2000シリーズ ===
[[File:Sony-PlayStation-3-2001A-wController-L.jpg|thumb|300px220px|CECH-2000シリーズ]]
CECH-2000は軽量・スリム化され(奥行きは除く)、ロゴのデザインも一新し、前世代機であるPS2の流れを汲んだロゴとなった。縦置き時には、別売の「縦置きスタンド」が必要である。
 
785 ⟶ 584行目:
 
=== CECH-4000シリーズ ===
[[ファイル:Sony-PlayStation-3-4001B-wController-L.jpg|thumb|300px220px|CECH-4000シリーズ]]
3年ぶりにフルモデルチェンジされ、CECH-3000シリーズより25%軽量化された。ブルーレイドライブはトップローディングに、蓋はスライド式となった{{refnest|group="補足"|この蓋には2段変速ギアボックスが繋がっていて、横置きの時は速く、縦置きの時はゆっくり開くよう設計されている<ref name="西川善司20140906">{{Cite web|url=http://www.4gamer.net/games/990/G999024/20140905096/ |title=[CEDEC 2014]PS4の作り方教えます。SCEのメカ設計担当者自らが内部構造を徹底解説|author=西川善司|work=4Gamer.net|publisher=Aetas, Inc.|accessdate=2014-09-06|date=2014-09-06}}</ref>。}}。専用の縦置きスタンドも同時発売される。日本と北米ではHDD搭載の2モデル (250GB, 500GB) が発売だが、ヨーロッパでは250GBのHDDの代わりにフラッシュメモリを搭載するモデルが発売される<ref name="CECH-4000" />。そのため、国内では型番「CECH-4000'''A'''」は存在しない。
; CECH-4000A
839 ⟶ 638行目:
: 内蔵HDD容量500GB。チャコール・ブラックが発売。
 
=== 各国の発売日モデル比較 ===
{| class="wikitable" style="margin: 0.5em auto; font-size 0.9em;"
! モデル
! 型番<ref group="*" name="modelnumber">xxには00から12までの[[リージョンコード]]が入る。</ref>
! 発売月
! 本体色
! 質量
! 搭載機能
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6" | USBポートが4つあり、SACDの再生やPS2ソフトのプレイが可能である。
!地域
!発売日
|-
| 60GB|| CECHAxx|| <span style="font-size:small">日・米 2006年11月</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Japan}}[[日本]]
| rowspan=4| クリアブラック||rowspan=4| 5 kg
|[[2006年]][[11月11日]]
|
*無線LAN
*Super Audio CD
*メモリーカードリーダ<ref group="*" name="memcard">[[メモリースティック]]などの[[メモリーカード]]の挿入口が設けられているが、PS/PS2のメモリーカードについては別売りされる専用のメモリーカードアダプターで対応している。</ref>
*PS2用ソフトの実行{{Refnest|group="*"|name="ps2comp"|一部のPS2用ソフトは正常に動作しない<ref>[http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20061111_ps_ps2.html 「プレイステーション 3」で「プレイステーション」および「プレイステーション 2」用ソフトタイトルをお楽しみいただくにあたって PlayStation.com (Japan)]</ref>。}}
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 20GB<ref group="*" name="only20GB">この20GBのモデルのみ、[[無線LAN]]([[IEEE 802.11|IEEE 802.11 b/g]])機能と回転ディスク挿入部付近へのクロム塗装がない。</ref>|| CECHBxx
|style="text-align: left"|{{flagicon|Hong Kong}}[[香港]]
|rowspan <span style="4font-size:small"|>日・米 2006年[[11月17日]]</span>
|
*Super Audio CD
*PS2用ソフトの実行<ref group="*" name="ps2comp" />
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 60GB|| CECHCxx|| <span style="font-size:small">欧 2007年3月</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Taiwan}}[[台湾]]
|rowspan=2|
*無線LAN
*Super Audio CD
*メモリーカードリーダ<ref group="*" name="memcard" />
*PS2用ソフトの実行<ref group="*" name="ps2comp" />(EEなし<ref group="*" name="noee">Emotion Engine(EE)非搭載モデルは、搭載モデルと比べPS2との互換性が低い。詳細は[[#PS/PS2との互換性]]を参照。</ref>)
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 80GB|| CECHExx|| <span style="font-size:small">米 2007年8月</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|United States}}[[アメリカ合衆国]]
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6" | USBポートが2つになり、SACDやPS2互換機能が削減された。後期モデルからピックアップレンズが2つになった。
|style="text-align: left"|{{flagicon|Canada}}[[カナダ]]
|-
| 40GB|| CECHGxx|| <span style="font-size:small">欧 2007年10月</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Singapore}}[[シンガポール]]
| クリアブラック||rowspan=3| 4.4 kg
|[[2007年]][[3月7日]]
|rowspan=3|
*無線LAN
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 40GB|| CECHHxx|| <span style="font-size:small">日・米 2007年11月</span><ref group="*" name="mg">2008年6月、『[[メタルギアソリッド4|メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット]]』のプレミアムパック版に同梱された鋼 -HAGANE- 色が発売。</ref>
|style="text-align: left"|{{flagicon|United Kingdom}}[[イギリス]]
| クリアブラック<br />セラミック・ホワイト<br />サテン・シルバー
|rowspan="2"|2007年[[3月16日]]
|-
| 40GB|| CECHJxx|| <span style="font-size:small">欧</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Ireland}}[[アイルランド]]
| クリアブラック
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6" | 全モデル、ピックアップレンズが2つになり、同梱コントローラが[[#仕様|SIXAXIS]]から[[#DUALSHOCK 3|DUALSHOCK 3]]に変更された。
|style="text-align: left"|{{flagicon|United Arab Emirates}}[[アラブ首長国連邦]]
|rowspan="2"|2007年[[3月22日]]
|-
| 80GB|| CECHKxx|| <span style="font-size:small">欧 2008年8月</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Saudi Arabia}}[[サウジアラビア]]
| クリアブラック<br />セラミック・ホワイト||rowspan=4| 4.4 kg
|rowspan=4|
*無線LAN
*サードパーティーシステムソフトウェア
|-
| 80GB|| CECHLxx|| <span style="font-size:small">日 2008年10月</span><ref group="*" name="rg">2009年2月、『[[龍が如く3]]』のPS3本体セット版に同梱されたセラミック・ホワイト色が発売。</ref><br /><span style="font-size:small">米 2008年8月</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Europe}}[[ヨーロッパ]]
| クリアブラック<br />セラミック・ホワイト<br />サテン・シルバー
|rowspan="5"|2007年[[3月23日]]
|-
| 160GB<br />80GB|| CECHPxx|| <span style="font-size:small">欧 2008年10月</span><br /><span style="font-size:small">米 2008年11月</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Australia}}[[オーストラリア]]
| クリアブラック
|-
| 160GB|| CECHQxx|| <span style="font-size:small">日 2009年4月</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|South Africa}}[[南アフリカ共和国]]
| Cloud Black<ref group="*" name="ff7ad">『[[ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン#ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート|ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート]]』のPS3本体セット版に同梱された色。</ref>
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"| フルモデルチェンジ、本体を小型化し、[[#システムソフトウェア|サードパーティーシステムソフト]]を削除、[[ブラビアリンク]]とHDオーディオのビットストリーム出力に対応した。
|style="text-align: left"|{{flagicon|New Zealand}}[[ニュージーランド]]
|-
| 120GB|| CECH-2000A|| <span style="font-size:small">日・米・欧・亜 2009年9月</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Pakistan}}[[パキスタン]]
| チャコール・ブラック||rowspan=2| 3.2 kg
|rowspan=6|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
| 250GB|| CECH-2000B|| <span style="font-size:small">仏 2009年9月1日<span style="font-size:small"><br />英 2009年10月2日<br /><span style="font-size:small"> 米 2009年11月3日<br /><span style="font-size:small">日 2010年2月18日</span><ref group="*" name="ff13">2009年12月17日、『[[ファイナルファンタジーXIII]]』のPS3本体セット版に同梱されたセラミック・ホワイト色(天面に主人公「ライトニング」をプリント)が発売。</ref>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Russia}}[[ロシア]]
| チャコール・ブラック
|2007年[[4月20日]]
|-
| 250GB|| CECH-2100B|| <span style="font-size:small">日 2010年3月18日</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|India}}[[インド]]
| チャコール・ブラック||rowspan=4| 3.0 kg
|2007年[[4月27日]]
|-
| 120GB|| CECH-2100A|| <span style="font-size:small">日 2010年3月26日</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|South Korea}}[[大韓民国]]
| チャコール・ブラック
|2007年[[6月16日]]
|-
| 160GB|| CECH-2500A|| <span style="font-size:small">日 2010年7月29日</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Mexico}}[[メキシコ]]
| チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト<br />サテン・シルバー<ref group="*" name="CECH-2500">2011年3月10日発売。</ref>
|2007年[[8月20日]]
|-
| 320GB|| CECH-2500B|| <span style="font-size:small">日 2010年7月29日</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Malaysia}}[[マレーシア]]
| チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト<ref group="*">2010年10月21日発売。</ref><br />サテン・シルバー<ref group="*" name="CECH-2500" />
|[[2008年]][[9月20日]]
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"|筐体のマイナーチェンジ、[[Advanced Access Content System|AACS]]の規定によりD端子によるブルーレイディスク再生が480iに出力制限された。
|style="text-align: left"|{{flagicon|Indonesia}}[[インドネシア]]
|[[2009年]][[10月1日]]
|-
| 320GB|| CECH-3000B|| <span style="font-size:small">日 2011年6月19日</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Thailand}}[[タイ王国]]
| チャコール・ブラック<br />スプラッシュ・ブルー<ref group="*" name="CECH-3000B">2011年11月17日発売。</ref><br />スカーレット・レッド<ref group="*" name="CECH-3000B" />||rowspan=2| 2.6 kg
|2009年[[11月1日]]
|rowspan=2|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
| 160GB|| CECH-3000A|| <span style="font-size:small">日 2011年7月8日</span>
|style="text-align: left"|{{flagicon|Vietnam}}[[ベトナム]]
| チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト<ref group="*">2011年9月8日発売。</ref>
|[[2010年]][[1月16日]]
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"|フルモデルチェンジ、筐体がより薄型・軽量になり、ディスクドライブがトップローディングになった。
|style="text-align: left"|{{flagicon|Philippines}}[[フィリピン]]
|2010年[[3月27日]]
|-
|フラッシュ12GB|| CECH-4000A|| <span style="font-size:small">欧 2012年10月12日</span>
<!--|style="text-align: left"|{{flagicon|China}}[[中華人民共和国|中国]]
| チャコール・ブラック|| 2.0 kg
|未定<ref>[http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tokushu/gen/20070416/121621/ やっぱり日本が嫌いですか?…現地報告! 最新中国ゲーム事情]、- 日経トレンディネット、2007年5月7日</ref><ref>[http://www.famitsu.com/game/news/1216769_1124.html 中国最大のゲームイベント”チャイナジョイ”をリポート]、ファミ通.com、2008年7月17日</ref><ref>[http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080808/sceasia.htm SCE Asiaプレジデント安田哲彦氏インタビュー]、Game watch、2008年8月8日</ref>-->
|
*専用の250GB HDDが別売
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
|250GB|| CECH-4000B|| <span style="font-size:small">米 2012年9月25日<br /><span style="font-size:small">日 2012年10月4日</span>
|チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト<br />アズライト・ブルー<ref group="*" name="CECH-4000B">2013年2月28日発売。</ref><br />ガーネット・レッド<ref group="*" name="CECH-4000B" />||rowspan=2| 2.1 kg
|rowspan=2|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
|500GB|| CECH-4000C|| <span style="font-size:small">欧 2012年9月28日<br /><span style="font-size:small">日 2012年11月22日<br /><span style="font-size:small">米 2012年10月30日<br /></span>
|チャコール・ブラック
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"|筐体のマイナーチェンジ、[[Advanced Access Content System|AACS]]の規定によりBD映像ソフト(BD-ROM)、および著作権保護技術の適用されたコンテンツからの映像出力をHDMI接続されたHDCPによる認証済み機器に限定された。
|-
|250GB|| CECH-4200B|| <span style="font-size:small">日 2013年9月</span>
|チャコール・ブラック<br />クラシック・ホワイト||rowspan=2| 2.1 kg
|rowspan=2|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
|500GB|| CECH-4200C|| <span style="font-size:small">日 2013年12月</span>
|チャコール・ブラック
|-
| span style="text-align: center; background-color: #ddd" colspan="6"|筐体のマイナーチェンジ、アクセスランプが削除された。
|-
|500GB|| CECH-4300C|| <span style="font-size:small">日 2014年8月28日</span>
|チャコール・ブラック|| 2.1 kg
|
*無線LAN
*ブラビアリンク
*HDオーディオのビットストリーム出力
|-
! モデル
! 型番<ref group="*" name="modelnumber" />
! 発売月
! 本体色
! 質量
! 搭載機能
|}
 
; {{big|注釈}}
{{Reflist|group="*"}}
 
{| class="wikitable" style="margin: 0.5em auto; font-size 0.9em;"
|+ リージョンコード
! 番号||地域||信号||DVD||BD||管轄
|-
| 00||日本||NTSC||2||A||SCEJ
|-
| 01||北アメリカ||NTSC||1||A||SCEA
|-
| 02||オーストラリア、ニュージーランド||PAL||4||B||SCEE
|-
| 03||イギリス、アイルランド||PAL||2D1||B||SCEE
|-
| 04||ヨーロッパ、中東、アフリカ||PAL||2||B||SCEE
|-
| 05||韓国||NTSC||3||A||SCE Asia
|-
| 06||東南アジア||NTSC||3||A||SCE Asia
|-
| 07||台湾||NTSC||3||A||SCE Asia
|-
| 08||ロシア/インド||SECAM||5||C||SCE Asia
|-
| 09||中国||PAL||6||C||SCE Asia
|-
| 11||メキシコ||NTSC||4||A||SCEA
|-
| 12||香港||NTSC||3||A||SCE Asia
|}
 
1,219 ⟶ 1,130行目:
::** #6(2010年[[12月6日]])[[木村祐一]]、[[杉本有美]]、[[フォンチー]]
::** #7(2010年[[12月20日]])[[京本政樹]]、[[小島よしお]]、[[ユージ]]、[[佐藤かよ]]、[[杉原杏璃]]、[[仁藤萌乃]] (最終回)
 
== 各国の発売日 ==
{| class="wikitable"
|-
!地域
!発売日
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Japan}}[[日本]]
|[[2006年]][[11月11日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Hong Kong}}[[香港]]
|rowspan="4"|2006年[[11月17日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Taiwan}}[[台湾]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|United States}}[[アメリカ合衆国]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Canada}}[[カナダ]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Singapore}}[[シンガポール]]
|[[2007年]][[3月7日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|United Kingdom}}[[イギリス]]
|rowspan="2"|2007年[[3月16日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Ireland}}[[アイルランド]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|United Arab Emirates}}[[アラブ首長国連邦]]
|rowspan="2"|2007年[[3月22日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Saudi Arabia}}[[サウジアラビア]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Europe}}[[ヨーロッパ]]
|rowspan="5"|2007年[[3月23日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Australia}}[[オーストラリア]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|South Africa}}[[南アフリカ共和国]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|New Zealand}}[[ニュージーランド]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Pakistan}}[[パキスタン]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Russia}}[[ロシア]]
|2007年[[4月20日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|India}}[[インド]]
|2007年[[4月27日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|South Korea}}[[大韓民国]]
|2007年[[6月16日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Mexico}}[[メキシコ]]
|2007年[[8月20日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Malaysia}}[[マレーシア]]
|[[2008年]][[9月20日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Indonesia}}[[インドネシア]]
|[[2009年]][[10月1日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Thailand}}[[タイ王国]]
|2009年[[11月1日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Vietnam}}[[ベトナム]]
|[[2010年]][[1月16日]]
|-
|style="text-align: left"|{{flagicon|Philippines}}[[フィリピン]]
|2010年[[3月27日]]
|-
<!--|style="text-align: left"|{{flagicon|China}}[[中華人民共和国|中国]]
|未定<ref>[http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tokushu/gen/20070416/121621/ やっぱり日本が嫌いですか?…現地報告! 最新中国ゲーム事情]、- 日経トレンディネット、2007年5月7日</ref><ref>[http://www.famitsu.com/game/news/1216769_1124.html 中国最大のゲームイベント”チャイナジョイ”をリポート]、ファミ通.com、2008年7月17日</ref><ref>[http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080808/sceasia.htm SCE Asiaプレジデント安田哲彦氏インタビュー]、Game watch、2008年8月8日</ref>-->
|}
 
== 歴代キャッチフレーズ ==
* Play Beyond
* PS3時代を宣言します。
* 「世界でひとつ」のゲームをやる。
* すべては、ココロ動かすために。
* やりたかったぞー
* ゲームの逆襲がはじまる。
* 本格始動。
* みんなのアソビ場。
* みんな、ここで目覚める
* こころは、もっと動く。(playfaceキャンペーン)
* つかいきろう△◯☓☐。
* Playの全てがここにある。
* ソーレソレソレ
 
== 問題点 ==