「第97回東京箱根間往復大学駅伝競走」の版間の差分

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前回10区で区間新記録を出した創価大・[[嶋津雄大]]が5.6km付近で東海大のルーキー・佐伯陽生をかわすと、その後はトップを快走。最後は腿を攣りながらも区間2位の走りで2位・駒大に1分42秒の差をつけ大学史上初めて小田原中継所をトップで襷リレー。区間3位の走りをした早大・鈴木創士が2分03秒差の3位に入り、そこから40秒以内に東国大・東洋大・東海大・順大・帝京大が続々襷リレーをし、トップ創価大から3分以内に8校がひしめく接戦となった。トップで襷を受けた佐伯は嶋津に抜かれた後から失速し区間19位に沈み、6位まで順位を落とした。
 
シード権争いでは青学大のルーキー・[[佐藤一世]]が区間4位の走りで10位に浮上、11位日体大とは1分以上の差を付けた。後方では、17位明大・櫛田佳希が区間7位の走りで14位に浮上した。
 
専大は国増治貴が区間最下位と失速するが、繰り上げまであと22秒というところで辛くも襷リレーした。
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創価大・永井大育がトップを守るも、駒大・佃康平が区間4位の走りでその差は1分29秒まで縮まった。一方、東洋大・野口英希は区間2位の好走で3位に浮上し、青学大・[[岩見秀哉]]も区間3位の走りで5位に浮上した。3位で襷を受けた東海大・濱地進之介は区間15位と振るわず4位に後退。
 
シード権争いはさらに熾烈になり、明大・大保海士が、区間記録まであと10秒に迫る1時間03分59秒と史上2人目となる1時間3分台のタイムで区間賞を獲得し12位に浮上、同タイムの9位で襷リレーした早大・帝京大との差を1分08秒まで縮める。
 
====9区====
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最後の最後にブレーキとなり首位陥落となったものの、創価大は[[第96回東京箱根間往復大学駅伝競走|第96回大会]]に続いて大学史上最高成績を大幅に更新して総合2位となった。東洋大は清野太雅が一時、青学大・中倉啓敦に逆転されるが、残り2km地点で清野が再逆転し、3位で2年ぶりのベスト3入り。往路12位と出遅れた青学大は、区間賞こそなかったものの、2年ぶり6回目の復路優勝で総合4位まで盛り返した。往路・復路・総合の優勝校が全て違う大学となったのは[[第95回東京箱根間往復大学駅伝競走|第95回大会]](総合・東海大、往路・東洋大、復路・青学大)以来2年ぶり9例目である。王座奪還を狙った東海大は復路10位と伸びず、総合5位に終わった。早大・順大・帝京大の6位争いはスパート勝負になり、早大・山口賢助が抜け出し6位に、その4秒後の7位に順大、9秒後の8位に帝京大が続いた。早大は2年連続のシード、順大は2年振りのシード、帝京大は4年連続のシード獲得となった。予選会1位の順大は7位で、予選会からの出場校では唯一シードを獲得した。國學院大は木付琳が区間3位の走りで9位でゴールし3年連続でシードを獲得した。帝京大・國學院大は大学内の連続シード獲得記録を更新した。
 
残る1枠のシード権争いは東国大と明大の争いとなったが、東国大・杉崎翼がリードを保ったままゴールし、2年連続となるシード権を確保した。明大の長倉奨美はあと26秒及ばず11位でゴール。優勝争いに絡むと思われていた明大は僅か1年でシード落ちとなった。往路19位に沈んだ中大は復路3位と大きく巻き返したものの、東国大と2分07秒差の総合12位でシード権獲得までは至らなかった。神奈川大も佐々木亮輔が区間2位の快走をするが、7区と9区のブレーキが響き3分6秒差の13位に終わった。
 
前回に続いて、復路のゴールタイムが全チーム5時間40分以内となった<ref>{{Cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/01/03/kiji/20210102s00063000223000c.html|title=【箱根駅伝】総合成績一覧|accessdate=2021年02月13日|publisher=スポーツニッポン}}</ref>。