「リテール品」の版間の差分

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Pixan (会話 | 投稿記録)
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一般的に、バルク品に比べてリテール品が優れているというイメージがある様子だが、単純にリテール品とバルク品の品質を比較することはできない。
 
[[ビデオカード]]を例に取ると、同じ[[VGA]][[Graphics Processing Unit|グラフィックスチップ]]を用いても、基の回路設計の善し悪しで性能に大きな開きが出る。特に[[RGB|アナログRGB]]で出力する際には信号の立ち上がりがしっかりしていなければ画質が劣化してしまう。リテール品を製造するメーカーの中には高度な回路設計技術を誇るものもあり、高性能な製品が出回っている。
 
[[メモリ]]を例に取ると、リテール品として製造する際は大量入手可能なチップを使用したり、製品のロットによって違うチップになったりすることがある。しっかり梱包されていることもあり、購入する際にどのチップを用いているのかを確かめることはできない。バルク品の場合、外観で確認することもできたり販売店が「○○製チップ採用」と表記することもあり、よりよい性能のものを見つけて買うことができる。対してリテール品の場合、市販されている有名メーカー製のパソコンに対して個別の対応試験を実施し、動作検証リストを提示している。クセの強いパソコンの場合バルク品のメモリでは正常動作しないことがあるため、そのユーザにとってはリテール品のメモリしか選択肢がない。また、独自仕様が多いノート型パソコンの場合はバルク品のメモリが存在しないこともある。