「副大臣」の版間の差分

'''副大臣'''（ふくだいじん、{{lang-en-short|State Minister}}）は、[[日本]]の[[内閣府]]、[[復興デジタル庁]]、[[デジタル復興庁]]および各[[省]]に置かれる[[官職]]である。

その地位は[[内閣府設置法]]第13条、[[復興デジタル庁設置法]]第9条、[[デジタル復興庁設置法]]第9条、および[[国家行政組織法]]第16条に基づいている。従来の[[政務次官]]を廃止して設けられた[[政治任用制|政治任用職]]であり、[[日本の国会議員|国会議員]]を充てることが慣例となっている<ref>国務大臣と同様に国会議員以外からの登用も可能であるが、これまでのところ例はない。</ref>。

[[内閣官房長官]]又は[[内閣府特命担当大臣]]、[[復興デジタル大臣]]、[[デジタル復興大臣]]、および各省の長である大臣の命を受け、政策及び企画をつかさどり、政務を処理する。また、各府省庁の長である大臣が不在の場合、大臣の事前の命令に基づいてその職務を代行することができる（[[内閣総理大臣]]の不在代理は[[内閣総理大臣臨時代理]]たる[[国務大臣]]が行うため、[[内閣府副大臣]]、[[復興デジタル副大臣]]、[[デジタル復興副大臣]]を除く）。ただし国務大臣としての職権は代行できないため[[閣議 (日本)#日本国憲法下|閣議]]への代理出席などはできない。