「黒ずくめの組織」の版間の差分

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:: 組織やその計画に対しては彼女なりに含むところもあり、時折り誰にも悟られぬまま組織を壊滅させる決定打を探し求めているような言動も見られる{{efn2|キールの正体がCIAの[[スパイ|諜報員]](スパイ)だということに薄々感付いていながらも組織に報告しないのは、このような理由も示唆されている。ただし、劇場版第20作『[[名探偵コナン 純黒の悪夢|純黒の悪夢]]』でスパイ疑惑をかけられたバーボンについては、ラムの命令ゆえに連行した。}}。組織のボスである「あの方(烏丸蓮耶)」とは個人的に深いつながりがあるらしく、その真実を唯一知るバーボンによると、他のメンバーに知られると組織内での立場が一転してしまうほどのもので、たとえバーボン本人を殺しても、その内容が組織にリークされる{{読み仮名|手筈|てはず}}になっている。また、「あなたの『秘密』は厳重に保管してある」というバーボンの台詞からも、「あの方」との関係以外にも、何か重要な物を手中に握られている模様<ref name="緋色シリーズ" />。
:; 本名と正体
:: 本名は'''シャロン・ヴィンヤード'''で、ハリウッドで[[アカデミー賞]]を受賞した大女優。「ハリウッド映画界の超大物」正確な年齢は不詳で、少なくとも40代を過ぎているはずだが、20年前から肉体の老化が見られない{{efn2|クリスとしての若い顔が素顔であり、ベイエリアで赤井に狙撃されたときも散弾で顔の表皮が裂けている。}}。FBIには、過去にシャロンとして犯した犯罪([[FBI (名探偵コナン)#ジョディ・スターリング|ジョディ・スターリング]]の父を殺害したことや、ジョディ宅に放火したことなど)の証拠(現場に残された指紋が、シャロンとクリスの指紋と一致したこと)をつかまれているうえ、逮捕こそ妨げられている{{efn2|肉体年齢20代のクリスを40代過ぎであるはずのシャロンと認定させることが困難という理由と、有名女優の彼女が犯人であると公表して事態を荒立てたくないというFBIの思惑による。}}ものの要注意人物としてマークされており、父を殺されたジョディからは根強く恨まれている。
:: 役作りのため、[[マジシャン (奇術)|マジシャン]]である[[まじっく快斗#黒羽盗一|黒羽盗一]](初代怪盗キッド)の下に弟子入りして[[変装]]術を教わった過去があり、コナン(新一)の母・[[名探偵コナンの登場人物#工藤有希子|有希子]]も含めて日本人との関わりが多かったためか、アメリカ人ながら日本語が堪能。
:: クリスはシャロンの娘とされているが、シャロンこそが正体であり、変装による一人二役で活動していた。「外見を変装により取り繕いはしても、中身はしわくちゃの腐った{{読み仮名|林檎|りんご}}」という皮肉と、大女優として脚光を浴びた[[ニューヨーク]]の[[ミュージカル]]『ゴールデン・アップル』から、FBIに"'''Rotten Apple'''"(ラットゥンアップル・[[腐った林檎]])という標的名をつけられている。シャロンとして活動していた時期は、変装と演技(老けメイクに加え、本人によれば当時は「普段から老けたフリ」)によって歳をとっていたように見せながら、時期を見計らって本来の素顔に戻ってはクリスを名乗ってデビューし、一定期間だけ二役{{efn2|クリスとしては映画撮影以外の公の場にはほとんど姿を見せないが、「映画監督・酒巻昭氏を偲(しの)ぶ会」には出席している<ref name="黒の組織との再会" />。なお、クリスは日本語を話せず、通訳が必要であるという設定になっている。}}で活動した後、最終的には本編の1年前に偽の[[葬儀]]を挙げてシャロンが急逝したと欺(あざむ)き、完全にクリスとして認知された。なお、クリスとの親子関係以外にも、両親がシャロンの映画デビュー当日に火災で焼死し、夫も[[オスカー像]]獲得の翌月に病死したというプロフィールを有希子らに語っているが、娘の実在を含めて真実かは不明。