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1994年([[平成]]6年)7月から1995年(平成7年)1月まで東京大学工学部建築学科建築史研究室を中心に、同大学教授の鈴木博久の指導で建物とその建物に関係ある人々およびキャンパスなどの歴史的調査が行われて多くの資料が作成され、その内容も報告された<ref name="Re : Building47">[[#Re : Building maintenance & management(1998年3月)|Re : Building maintenance & management(1998年3月)]] p.47<br />(内田忠男「明治学院インブリ-館--住宅から会議室・同窓会事務室など幅広い用途へ」)</ref>。それから半年後の1995年7月から11月には建物の軸組みだけを残して内外装材を一時取り外し、建物の仕様および使い勝手や間取りの変遷などの調査が(財)文化財建造物保存技術協会によって行われた<ref name="Re : Building47" />。この時の調査資料をもとにして、創建時に近い形でありながら、現在の居室空間としても問題のない環境を創造するべく工夫して設計され、1996年(平成8年)5月から1997年(平成9年)9月まで慎重を期して改修復元工事が行われた<ref name="Re : Building47" />。なお、改修工事はこれ以前にも何回か行われているが、その詳細は明らかになっていない<ref name="Re : Building46" />。
 
[[1998年]](平成10年)12月25日に「明治期に来日した外国人宣教師用の最初期の事例として、我が国にとって価値が高いもの」として国の[[重要文化財]]に指定された<ref>{{cite web|url=http://www.meijigakuin.ac.jp/guide/imbrie/important.html|title=「インブリー館」国指定重要文化財に|publisher=MeijiGakuin.ac.jp|accessdate=2015年9月2日}}</ref>。さらに、2002年(平成14年)には明治学院記念館や明治学院礼拝堂(チャペル)とともに「[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[東京都選定歴史的建造物#景観上重要な歴史的建造物などの一覧|景観上重要な歴史的建造物等]]」の指定を受けた<ref name="法人明治学院" />。
 
2012年(平成24年)に再塗装工事が完了した<ref name="明治学院資料館" />。