「ヤマモモ」の版間の差分

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また、[[ジャム]]、[[缶詰]]、砂糖漬け、[[リキュール]]等に[[加工]]される。中国では[[白酒 (中国酒)|白酒]]に[[砂糖]]を加え、ヤマモモの果実を漬け込んだリキュールの「楊梅酒」が広く作られている。
 
樹皮は[[染料]]にした{{sfn|平野隆久監修 永岡書店編|1997|p=99}}。樹皮に含まれる[[タンニン]]には防腐、防水、防虫の効果があり、むかしは漁網を染めるのに用いた{{sfn|鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文|2014|p=137221}}。また、樹皮は'''楊梅皮'''(ようばいひ)という[[生薬]]になって、タンニンに富むので[[止瀉薬|止瀉作用]]がある。消炎作用もあるので[[筋肉痛]]や[[腰痛]]用の膏薬に配合されることもある。
 
日本では静岡県伊東市の[[伊豆高原]]地区が実のなる最北端と言われているため、[[伊豆急行線]]の伊豆高原駅の商業施設を「やまもプラザ」と命名する他、各駅では伊豆急グループの伊豆急コミュニティ(旧・伊豆急物産)によって[[自動販売機]]で「やまももドリンク」というヤマモモの[[清涼飲料水]]が売られている。