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[[明治]]期の半ばから[[貿易]]業に参入する<ref name="kiyama">木山実「[https://hdl.handle.net/10236/00025422 高島屋の貿易業参入過程における人材形成 : 貿易商社“高島屋飯田”創設前史]」『商学論究』2017年 64巻 3号 pp.321-345, {{issn|0287-2552}}</ref>。[[1919年]]には'''株式会社髙島屋呉服店'''として、当時の[[大通り|目抜き通り]]であった[[大阪市]][[堺筋]]の[[長堀橋駅|長堀橋]]に長堀店を構える。大阪市によって[[御堂筋]]が大阪のメインストリートとして整備されるのに合わせ、[[1932年]]には[[難波駅 (南海)|南海難波駅]]の[[駅ビル]]である[[南海ビルディング]]のメインテナント(ターミナルデパート)として南海店を開店した(のちに長堀店を閉店し、南海店に統合して大阪店に改称)。翌[[1933年]]には[[東京]]・[[日本橋 (東京都中央区)|日本橋]]に日本橋店を開店した。
 
[[第二次世界大戦]]終戦後は、[[相模鉄道]](相鉄)と合弁し、[[横浜駅]]西口[[再開発事業]]により建設された駅ビル・[[相鉄ジョイナス]]の[[アンカーストア|キーテナント]]として、[[1959年]]に横浜髙島屋を開店。[[1969年]]には[[二子玉川駅]]西口に[[ショッピングセンター]]業態の玉川髙島屋S・Cを開業しており、これは日本初の[[郊外]]型ショッピングセンターとして知られる。[[東海旅客鉄道|JR東海]]や高島屋などが出資して、[[2000年]]に[[JRセントラルタワーズ]](名古屋駅ビル)の[[アンカーストア|核テナント]]として[[ジェイアール名古屋タカシマヤ]]が開業した
 
シンボルとして[[バラ]]の花を採用しており、「バラの包みの髙島屋」として[[包装紙]]や紙袋などに用いている{{Refnest|group="注釈"|{{要出典範囲|ただし、髙島屋にとって元々バラが特別な意味を持っていたわけではなく、1952年に包装紙のデザインにバラを採用して以降、バラが髙島屋のシンボルフラワーとなった。包装紙などに使われているシンボルフラワーのバラの品種は、[[1980年]](昭和55年)から[[モダンローズ]]が使用されていたが、[[2007年]](平成19年)4月19日から[[イングリッシュローズ]]に切り替えられた。またバラに関連することとして、髙島屋の[[マスコットキャラクター]]として「ローズちゃん」がいる。このローズちゃんは1962年に登場し、翌年にそのデザインが定まった。ただし、髙島屋のマスコットキャラクターが初めて作られたのは、1959年の秋に作られた「ハッピーちゃん」であって、ローズちゃんが最初のマスコットキャラクターではない|date=2018年8月}}。}}。
 
2019年度において、大阪店、日本橋店、横浜店、[[ジェイアール名古屋タカシマヤ]]の売上高は1,000億円を超える。1,000億円超えの店舗数では大手百貨店グループの中でもっとも多く、大型店が多いのが特徴である。ジェイアール名古屋タカシマヤは[[2000年]]開店と比較的新しい店舗ではあるが、巨大[[ターミナル駅]]の[[名古屋駅]]直結という高い利便性から、[[栄 (名古屋市)|栄]]の[[松坂屋]]を抜いて名古屋の地域一番店としての地位を獲得。現在では全国の百貨店の店舗別売上高において第4位にまで成長し、直営店ではないものの髙島屋の店舗の中でもっとも売上高が大きい。大阪に本店を置き、[[関西]]を地盤とする大手百貨店であるが、大阪店以外にも[[首都圏 (日本)|首都圏]]では日本橋店や横浜店、[[中京圏]]ではジェイアール名古屋タカシマヤなど高い売上高を誇る店舗を全国に複数持つため、関西に留まらず全国的に高い知名度を誇る<!--個人ブログは出典にならないため除去-->
 
近年は、中国の大手旅行会社と提携して大阪店を中心に[[訪日外国人旅行|インバウンド]]需要を取り込んだり<ref>{{Cite web|title=高島屋、中国ネット旅行社と提携、訪日客に割引サービス。|url=https://messe.nikkei.co.jp/rt/news/132944.html|website=日経メッセ リテールテックJAPAN |accessdate=2019-10-14|language=ja-JP}}{{リンク切れ|date=2021年4月}}</ref>、近年百貨店業界で主流になりつつある百貨店内におけるショッピングセンター化を行ったりするなど<ref>{{Cite web|title=「日本橋髙島屋 S.C.」18年秋開業 - 115の新店舗オープン&路面店が並ぶ「日本橋ガレリア」も|url=https://www.fashion-press.net/news/36157|website=FASHION PRESS |publisher=株式会社カーリン |accessdate=2019-10-14|language=ja}}</ref>、従来の百貨店のあり方を見直している。
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同社は、関係の深い地方百貨店と提携している[[ハイランドグループ]]という百貨店共同体の中核企業である。ただし、グループ各社との間では、業務提携関係は有するものの、資本関係を持つものではない。なお、髙島屋自身は、[[三水会]]・[[みどり会]]([[三和グループ]])の会員企業だが、ハイランドグループ自体は、三和グループとは別である。
 
百貨店業界において、[[J.フロントリテイリング]]([[大丸松坂屋百貨店|大丸・松坂屋]])や[[三越伊勢丹ホールディングス]]、[[エイチ・ツー・オー リテイリング]](阪急阪神百貨店)の発足といった再編が進む中、同社は、独立系百貨店である。[[2008年]][[10月]]に、関西を基盤とする電鉄系百貨店の阪急阪神百貨店([[阪急百貨店]]・[[阪神百貨店]]を傘下に持つ[[エイチ・ツー・オー リテイリング]]との間で資本・業務提携をした。その際、[[2011年]][[4月]]を目処に経営統合まで行う予定であったが、[[2010年]][[3月25日]]に、経営統合を撤回して業務提携にとどめることを正式発表した。
 
{{信頼性要検証範囲|大手百貨店グループの中では[[三越伊勢丹ホールディングス]](1兆2,872億円)、[[J.フロント リテイリング]](1兆1,635億円)に次ぐ日本3位の売上げを誇り、独立系百貨店としては最大である<ref>{{Cite web|title=【百貨店業界の研究ガイド】現状と課題や売上高ランキングを紹介|url=https://shukatsu-mirai.com/archives/56053|website=就活の未来|accessdate=2019-10-14|language=ja}}</ref>|date=2021-04}}。