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[[Image:Rusesabagina, Paul (Whitehouse).jpg|thumb|250px|ポール・ルセサバギナ]]
[[Image:MilleCollines.jpg|thumb|250px|ホテル・ミル・コリンの正面。]]
'''ポール・ルセサバギナ'''(Paul Rusesabagina, 1954年6月15日 - )は、[[ルワンダ]]出身の[[実業家]]。ルワンダの[[首都]][[キガリ]]の[[オテル・デ・ミル・コリン]]({{lang-fr|Hôtel des mille collines}})の副支配人の任にあった1994年、[[ルワンダ虐殺]]の中で1268人の人々をホテルに匿い救った行動によって、国際的に賞賛された。[[ポール・カガメ]]政権批判の急先鋒であり、激しく対立している
 
== 経歴 ==
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[[2005年]]に[[アメリカ合衆国]][[大統領自由勲章]]を受勲。自伝 ''An Ordinary Man''(Tom Zoellnerとの共著、{{ISBN2|0670037524}})を[[2006年]][[4月]]に出版した。この自伝において、1959年の[[万聖節]]に起きた暴力事件に端を発した犯罪への「免責」の文化が、[[ジェノサイド]]の原動力となったという私見を述べた。また、[[国際連合ルワンダ支援団]]をはじめとする国連の対応への不満、虐殺容疑者に対する司法制度として[[ガチャチャ]]を用いることへの疑問も書いている。
 
=== カガメ政権からの批判 ===
2020年8月31日、ルワンダ当局は、ルセサバギナを「テロ行為」の疑いで逮捕したと発表した。これらに関してはルセサバギナが現ガカメ政権に対し批判的であったこととも関連があるとされているという<ref>https://www.bbc.com/japanese/53980768.amp </ref>。
国際的な称賛の裏でポール・カガメ政権とは対立し、ルセサバギナは反政府政党を組織したが、これは[[コンゴ民主共和国]]内に独自の武装組織を持っていた。2011年、ルワンダ政府転覆を図ったと非難されたがルセサバギナ本人はこれを否定し、起訴されることもなかった<ref name=bbc53980768>{{Cite news|url=https://www.bbc.com/japanese/53980768.amp|title=映画「ホテル・ルワンダ」の英雄、テロ容疑で逮捕|work=BBC News|agency=[[英国放送協会|BBC]]|date=2020-09-01|accessdate=2021-09-21}}</ref>。
 
2018年から2019年にかけてルワンダ国内で銃や手榴弾、放火などで襲撃を引き起こし9人を死亡させた武装組織にルセサバギナが資金援助を行っていたとして検察当局が国際指名手配。2020年8月31日、当局はルセサバギナをテロ行為の疑いで逮捕したと発表し、ルワンダに連れ戻された<ref name=bbc53980768 /><ref>{{Cite news|url=https://www.asahi.com/articles/ASN9135KVN80UHBI01P.html|title=「ホテル・ルワンダ」モデル、テロ組織援助容疑で逮捕|work=朝日新聞デジタル|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2021-09-01|accessdate=2021-09-21}}</ref>。検察は9つの容疑でルセサバギナを起訴し終身刑を求刑し、ルセサバギナ側は裁判が不公平で独立性に欠けるとして2021年3月以降は出廷を拒んだ。9月20日に有罪判決が言い渡され、初犯であることを考慮し禁錮25年となった<ref>{{Cite news|url=https://www.afpbb.com/articles/-/3367139|title=『ホテル・ルワンダ』の英雄、テロ罪で禁錮25年|work=AFPBB News|agency=[[フランス通信社]]|date=2021-09-21|accessdate=2021-09-21}}</ref>。
2021年9月20日、彼はテロ関連の罪で有罪判決を受けました。裁判所の手続き中に、彼は大統領[[Paul Kagame]]を非難し、ルワンダで裁判にかけられるために亡命から誘拐されたと報告しました。
 
== 出演 ==