「ドゥーネダイン」の版間の差分

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== 概要 ==
[[シンダール語]]の「西方」(dún)と、「[[人間 (トールキン)|人間]]」([[エダイン|edain]])で、「西方の人」を意味し、中つ国の西方に浮かぶ島の住人である[[ヌーメノール]]人と、ヌーメノールの没落滅亡から生きのこった、中つ国のその末裔を差す。 西方語ではこれを直訳して、「西方の人」とも呼ぶ。
 
同時代の一般的な人間に比べて格段に高い技術力を有するほか、肉体的にも優れていた。男性の平均身長は6フィート4インチ(193cm)ほどもあった。また寿命が非常に長く、資料によってまちまちではあるが、常人の3倍ないし5倍は生きたとされている。王族である[[エルロス]]の子孫は特に長寿で400歳にもなった。存命の間は壮年期が長く続くが、いったん衰えが来ると一気に老け込んだ。ただし文明が爛熟する前のヌーメノール人は、寿命を悟ると衰える前に自ら眠るように世を去るのが常だった。
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中つ国の西方ヌーメノールへと渡ったエダインたちは、通常の人間より長い寿命を持ち、かの地で大いに力を増し、栄えた。しかしかれらはエルフの不死への嫉妬と中つ国の人間への傲慢、そして[[サウロン]]の奸計によってアマンを侵略しようとし、[[エル・イルーヴァタール|イルーヴァタール]]によって世界は作り変えられヌーメノールは海へ沈んだ。
 
[[エレンディル]]に率いられ、ヌーメノールの没落滅亡を生き延びたドゥーネダインは、中つ国で北方王国[[アルノール]]と南方王国[[ゴンドール]]を築き、冥王と長きに渡り戦ったが、かれらの技と寿命は次第に衰えていった。
 
== ゴンドールのドゥーネダイン ==
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ゴンドールではドゥーネダインの衰退が続く時代にあっても、北方の族長の寿命は依然として常人の2倍はあった。そして、危険に身をおく生活ながらも、族長の多くは天寿を全うすることができた。
 
=== ドゥーネダインの族長 ===
※ 以下、代・名・没年の順に族長について記載する。
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:初代族長アラナルスの子孫。娘に求婚したアラソルン2世が短命であることを予見し、許諾を渋った。
;イヴォルウェン Ivorwen
:ディーアハイルの妻で、夫同様に予見の力を備える。一族復興の(アラゴルン)の誕生を悟り、娘の結婚を認めた。
;ギルライン Gilraen
:ディーアハイルの娘で、「美しきギルライン」と呼ばれた。一族の一般的な女性よりも若い年齢でアラソルン2世と結婚する。両親と同じく予見の力を備えており、息子アラゴルンが[[アルウェン]]に心奪われたことを知ってたしなめた。