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'''アルテ・ポーヴェラ'''
その特徴を大まかにいえば、絵の具や[[キャンバス]]、粘土や[[ブロンズ]]などの、伝統的な美術の画材を放棄して、生の工業的な素材や自然の石や木などを、あまり加工せずに用いる傾向がみられる。こうした傾向は、同時代のアメリカ合衆国の[[カール・アンドレ]]や、[[ロバート・モリス]]などの[[ミニマリズム|ミニマルアート]]や、ポスト・ミニマルのアーティストたち、[[ブルース・ナウマン]]、[[エヴァ・ヘス]]、さらには[[ヨゼフ・ボイス]]などとも共通する当時の先端的アートの特徴でもあった。
また、[[ジュリオ・パオリーニ]]や[[アリギエロ・ボエッティ]]のように[[コンセプチュアル・アート]]として評価できる
作品を残したアーティストも、この運動に加わっていた。アルテ・ポーヴェラより前の世代のアーティストで、
[[イヴ・クライン]]の影響を受け、独自の概念芸術を展開した[[ピエロ・マンゾーニ]]は、アルテ・ポーヴェラのアーティストたちに影響を与えた。
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