「タラール (サリエリ)」の版間の差分

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== 初演とその後 ==
[[1787年]] [[6月8日]]のパリのパリ・オペラ座で行われた初演は大成功を収め、その独創性から「『タラール』はドラマと歌の怪物であり、誰もこのようなものをかつて観たことがない」と評された<ref>水谷彰良P156</ref>。なお、不測の事態を警戒した警察がオペラ座周辺に400人の要員を配していたのである。そして、王妃は列席せず、ボーマルシェも姿を消したままだった<ref>水谷彰良P155</ref>。
フランス革命勃発後の[[1790年]]にはボーマルシェが最終幕に『タラールの戴冠』を加えたヴァージョンも作られ、[[1826年]]までに合計131回の上演がオペラ座で行われ、これは『ダナオスの娘たち』の127回を凌ぎ、パリにおけるサリエリの最大の成功作となった<ref>水谷彰良P156</ref>。
イギリス初演は[[1825年]] [[8月15日]]にロンドンのライシアムで行われた<ref>ジョン・ウォラックP370</ref>。