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== 開発経緯 ==
[[アメリカ海軍]]では、[[2010年]]から減勢が始まる[[EA-6 (航空機)|EA-6B]]の後継機として[[F/A-18E/F (航空機)|F/A-18F Block2ブロック II]][[戦闘爆撃機|戦闘攻撃機]]をベースとした[[電子戦機]]を開発することとし、F/A-18F(F-1)を使用して初期の飛行デモンストレーションが実施され、[[2001年]][[11月15日]]に完了した。[[2003年]][[12月29日]]にはアメリカ海軍が、5年間のシステム設計および開発(SDD)契約を[[ボーイング]]社に与え、海軍の正式プログラムとしてスタートした。
 
アメリカ海軍はボーイング社に試作機2機の開発契約を与え、[[2006年]][[8月16日]]に試作初号機(EA-1)がボーイング社[[セントルイス]]工場に隣接する[[ランバート・セントルイス国際空港|ランバート国際空港]]で初飛行し、[[9月22日]]にアメリカ海軍に引き渡されて[[パタクセント・リバー海軍航空基地]]の{{仮リンク|海軍航空戦センター|en|Naval Air Warfare Center}}(Naval Air Warfare Center)で試験が開始され、試作2号機(EA-2)も[[2006年]][[11月13日]]にランバート国際空港で初飛行を行い、[[11月29日]]に海軍航空戦センターへ引き渡されている。
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2007年[[9月24日]]に量産初号機(G-1)がアメリカ海軍へ引き渡され、[[2008年]][[6月4日]]には艦隊即応飛行隊(FRS)向けの量産機の引き渡しが開始され、まず{{仮リンク|ホイッドビー・アイランド海軍航空基地|en|Naval Air Station Whidbey Island}}の[[第129電子戦飛行隊 (アメリカ海軍)|第129電子戦飛行隊]](VAQ-129 Vikings)に配備されて乗員訓練が開始された。続いて最初の実戦部隊となる[[第132電子戦飛行隊 (アメリカ海軍)|第132電子戦飛行隊]](VAQ-132 Scorpions)への配備が開始され、[[2009年]]9月に[[初期作戦能力]](IOC)を獲得した。
 
[[2021年]][[3月19日]]より、F/A-18F ブロック III相当に改修された機体の納入が行われている<ref>{{Cite web|title=電子戦機EA-18Gグラウラー、F/A-18FブロックIII相当に改修 {{!}} FlyTeam ニュース|url=https://flyteam.jp/news/article/131789|website=FlyTeam(フライチーム)|accessdate=2021-09-28|language=ja}}</ref>。
 
== 機体構成 ==