「長野県」の版間の差分

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{{Location map~|Japan Nagano|lat=36.987|long=138.577}}<!--栄村-->
}}
[[平成の大合併|平成の市町村大合併]]は、他県ほど実施されず、中小自治体が櫛比する。ただし、[[広域連合]]制度が県内全市町村で活用されており、一部事務組合による広域行政も活発である。[[2005年]](平成17年)には長野県から岐阜県[[中津川市]]へ越県合併の事例もあった。
 
明治の大合併の際にも合併件数は少なかったが、これは[[地租改正]]の時期に小規模な村の合併が進んだことが理由である<ref name="kj">{{cite book|和書|author=[[今尾恵介]]|title=明治・昭和・平成の大合併で激変した日本地図 市町村名のつくり方|publisher=[[日本加除出版]]|date=2020-11-30|page=79|isbn=978-4-8178-4693-8}}</ref>。地租改正でできた広大な村に通し番号で[[地番]]を振ったため、県内では地番が5桁になることも珍しくない<ref name="kj"/>。また、町村名の次に番地が来る住所も多い<ref name="kj"/>。
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また、[[国道147号]]・[[国道148号]]を経由してつながる[[新潟県]]との交流もあり、山岳観光ルートの[[立山黒部アルペンルート]]により[[富山県]]とも接している。また、中信地域の中部に位置する[[松本地域]](中信)は、[[諏訪地域]](南信)とともに[[中山道]]と[[甲州街道]]の沿線として発展した地域で、[[山梨県]]、[[東京都]]、[[岐阜県]](東濃、飛騨)との交流が深い。中信地域の南部に位置する[[木曽地域]](中信)は、広域の名古屋圏(中京圏)であり、歴史的に中世以前は[[美濃国]]に属し江戸時代には[[尾張藩]]領であったことや、[[国道19号]](中山道)を通して、[[岐阜県]]・[[愛知県]]と接続しているため、経済や文化の面でつながりが深い。
 
一方、'''南信'''は、[[山梨県]]、[[静岡県]]、[[愛知県]]に接しており、戦国時代には[[諏訪氏]]・[[武田氏]]・[[織田氏]]・[[徳川氏]]の支配圏に置かれてきた。[[中山道]]、[[甲州街道]]、[[三州街道]]の沿線であったことから、[[山梨県]]、[[東京都]]、[[静岡県]]、[[愛知県]]との交流が深い。[[諏訪地域]]は、[[松本地域]](中信)とともに[[中山道]]と[[甲州街道]]の沿線として発展した地域で、[[山梨県]]、[[東京都]]、[[岐阜県]]([[東濃]])との交流が深い。
 
また、[[南信州地域]](南信)は、広域の名古屋圏([[中京圏]])であり、[[中央自動車道]]・[[国道153号]]([[三州街道]][[足助街道]])を通して、岐阜県[[東濃地方]]・愛知県[[名古屋市|名古屋]]・尾張・[[西三河]]地方と接続しているため、経済や文化の面でつながりが深い。
 
さらに、[[南信州地域]]では、[[静岡県]]・愛知県[[東三河|東三河地方]]とも隣接しているが、道路事情が悪いため、物流が発達していない。現在、[[三遠南信自動車道]](飯田市 - 浜松市)を建設中であるが、全通するかは未定である。また、JR[[飯田線]]、[[国道151号|国道151号線]]で、[[新城市]]・[[豊川市]]を経て[[豊橋市]]に出られる。