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短大卒業後は、[[上田玲]]ら2人と硬式野球クラブ大阪ブレスを設立し主将を務める一方で、スポーツクラブのインストラクターなどのアルバイトや、上田の誘いで[[リーフラス|リーフラス株式会社]]のベースボールスクール・ポルテで子供の野球指導をしていた。
 
[[2009年]]に[[日本女子プロ野球機構]]の設立が決まると、トライアウトを受験し合格。同年12月のドラフト会議で全チームから1位指名(投手部門)を受け、[[サウス・ディオーネ|兵庫スイングスマイリーズ]]への加入が決定した。プロ入りが決定した時に小西が立てた2つの目標は「130km/hを出すこと」「リーグ初ホームランを打つこと」であった<ref>[http://www.daily.co.jp/baseball/2011/07/24/0004299610.shtml{{Cite news|title=小西が歴史弾!女子プロ野球1] - |newspaper=デイリースポーツ |date=2011-7-24|url=http://www.daily.co.jp/baseball/2011/07/24/0004299610.shtml|accessdate=2021-10-3|archiveurl=http://web.archive.org/web/20110725232814/http://www.daily.co.jp/baseball/2011/07/24/0004299610.shtml|archivedate=2011-7-25}}</ref>。
 
=== プロ入り後 ===
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1年目の2010年は最多勝・最優秀防御率・最多奪三振の投手3冠を達成。その他にも登板数・完封数・投球回数など投手部門の多くの項目でリーグ1位となった。野手としても盗塁王のタイトルを獲得し、打点もリーグ2位となるなど投打に渡って圧倒的な実力を見せ付け、チームの前後期連続優勝に大きく貢献した。なお、前回大会まで2回連続で代表に選ばれていた[[第4回IBAF女子ワールドカップ]]には、機構側がリーグ戦に専念するためにセレクションへの参加自体を見送る方針を示したため選ばれなかった。
 
2011年は防御率は[[荒井蛍]]に次ぐ2位で2年連続の投手3冠は逃したが、前年に続いて最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得。この年の登板数26に対し13完投を記録し、ちょうど[[日本プロ野球機構]](NPB)の[[規定投球回]]にあたる144イニングを投げた。野手としては、7月23日の後期1回戦でGPBL史上初本塁打となるレフト柵越え本塁打を打ち2つの目標の片方を達成。最終的に2本塁打を記録して本塁打王のタイトルを獲得した(ちなみにこの年本塁打を打った選手は小西のみである)。2年連続の前後期優勝に貢献し、前年は[[川保麻弥]]との比較で惜しくも受賞を逃したMVP(角谷賞)も受賞した。シーズン終了後にリーグ3球団目となる[[ノース・レイア|大阪ブレイビーハニーズ]]の設立に伴い、大阪に移籍<ref>[http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/feature/baseball/20100112-937038/news/20111214-OHO1T00038.htm{{Cite news|title=大阪に新球団!今年1616勝の小西電撃移籍…女子プロ野球] - |newspaper=スポーツ報知 |date=2011-12-14|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/feature/baseball/20100112-937038/news/20111214-OHO1T00038.htm|accessdate=2021-10-3|archiveurl=http://web.archive.org/web/20130220115632/http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/feature/baseball/20100112-937038/news/20111214-OHO1T00038.htm|archivedate=2013-2-20}}</ref>。
 
==== 大阪ブレイビーハニーズ時代 ====
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リーグ戦では前期は序盤の不振が響いて5勝5敗の五分の数字だったが、後期は6勝3敗の数字を残して後期優勝に貢献。ただし過去2年間3割を大きく超えていた打率は規定打席到達者では下から2番目となる.231に終わった。11月5日に行われた京都との総合優勝決定戦では5失点ながら完投、さらにホームランを打ったり決勝点となる押し出し死球を受けるなど投打ともに活躍を見せた。この年はMVP、最多勝、最優秀防御率に加えてこの年から表彰となった最多イニングのタイトルを獲得。小西を含む5人が並んだ本塁打王も、優勝決定戦でのホームランが評価されて単独の受賞となった。
 
なおこの年GPBLは観客数が前年の約3割に激減したことから(ただしこの年から無料招待客を減らしたという事情もある)、スポンサーを務める[[わかさ生活]]社長の角谷建耀知はこの年限りでのリーグ打ち切りをいったん決断するが、年間40試合、しかも7イニング制のGPBLにおいてNPBの規定投球回並みのイニングを投げ(この年は140回2/3)、優勝決定戦でも自らホームランを打った小西の姿を見て翻意したとコンベンションの場で述べ<ref>[http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/130106/wsp13010608000001-n1.htm{{Cite news|title=女子プロ野球の“存続危機”救った小西美加投手] - |newspaper=MSN産経ニュースwest |date=2013-1-6|author=嶋田知加子|url=http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/130106/wsp13010608000001-n2.htm|accessdate=2021-10-3|archiveurl=http://web.archive.org/web/20131114175907/http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/130106/wsp13010608000001-n2.htm|archivedate=2013-11-14}}</ref>、それを聞いた小西が泣きながら挨拶するというシーンがあった。
 
==== ウエスト・フローラ時代 ====
[[2013年]]は関東進出に伴うリーグ再編により、関西地区の[[ウエスト・フローラ]]に所属することが1月17日に発表された。ウエスト・フローラは小西の地元である京都アストドリームスの後継球団であるが、小西は前年までの関西3チームの中ではアストドリームスのみ在籍経験がなかったため「やっと京都の人に応援してもらえる」とチームのブログでコメントしている。また、この年はプロ4年目で初めてチームの主将を務めることになった。
 
[[2019年]]11月1日、今季限りで女子プロ野球リーグを退団することが発表された<ref>http{{Cite news|title=大量退団の女子プロ野球、埼玉からは13人も…全選手一覧|newspaper=スポーツ報知|date=2019-11-1|url=https://topics.smt.docomohochi.ne.jpnews/article/hochi/sportsarticles/20191101-134-OHT1T50200?utm_source.html|accessdate=dmg&utm_medium=72021-10-3}}</ref>
 
==== 引退後 ====
2019年12月に「こにたんプロジェクト」として世界の野球普及活動を開始<ref>[{{Cite press release|title=応援しています!『こにたんプロジェクト』|publisher=日本女子プロ野球リーグ|date=2019-12-13|url=https://www.jwbl.jp/news/detail/id/27829 日本女子プロ野球リーグ(ニュース)]|accessdate=2021-10-3}}</ref>。
 
== 詳細情報 ==
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=== 記録 ===
* 50勝:2015年9月26日、対[[兵庫ディオーネ]](淡路佐野第一球場)、先発登板で5回無失点<ref>[https://www.jwbl.jp/news/detail/id/3981{{Cite press release|title=【9/26試合結果】小西美加(#18)3安打無失点の好投で通算50勝達成!]、|publisher=京都フローラ|date=2015-9-26日、日本女子プロ野球リーグ|url=https://www.jwbl.jp/news/detail/id/3981|accessdate=2021-10-3}}</ref>
* 100安打:2011年10月1日、対[[京都アストドリームス]]後期19回戦([[ほっともっとフィールド神戸]])、3回裏に[[小久保志乃]]より左翼線2塁打
* 200安打:2015年9月20日、対[[埼玉アストライア]]22回戦(所沢航空公園野球場)、4回表に[[半田渚]]より中前打<ref>[{{Cite web|url=https://www.jwbl.jp/sokuhou2015/game/report/315/|title=ヴィクトリアシリーズ 2015年9月20日 埼玉アストライア対京都フローラ 試合結果]、日本|accessdate=2021-10-3|website=女子プロ野球リーグ|work=試合速報}}</ref>
* 200奪三振:2013年10月5日、アストライア戦、5回表に[[中野菜摘]]から空振り三振
* 300奪三振:2016年9月10日、対埼玉アストライア戦、1回表に[[出口彩香]]から見逃し三振
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== 脚注 ==
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== 関連項目 ==