「プレス機械」の版間の差分

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==種類==
スライドの上下動は大きく分けて2種類の作動方法が存在する。[[モーター]]の[[回転運動]]を[[コネクティロッド]]などを用いて[[往復運動]]に変える「'''機械式'''」と、[[液体]](主に油が用いられる)に[[圧力]]をかけてスライドを動作させる「'''液圧式'''」が存在する。液圧式は通常は「油圧式」とも呼ばれる。
 
===機械式プレス===
前述のとおり、モーターによる回転運動をコネクティロッドなどで往復運動に変換して塑性加工に用いるエネルギーをとりだす。
 
モーターとクランク軸・ネクティロッドは直結しているのではなく、回転運動を[[フライホイール]]に蓄え、上下運動させたい時のみ[[クラッチ]]を繋いで運動変換する。 せん断加工や小物の絞り加工の用途クラッチに向いは「ポジティブクラッチ」(爪式クラッチ)と「フリクションクラッチ」の2種類がある。現在製作されているといっ機械式プレスには、急停止機構を備える特徴めにフリクションクラッチ用いられる。
 
せん断加工や小物の絞り加工の用途にに向いているといった特徴がある。
機構によって下記のような種類がある。
 
*クランクプレス ([[C形シングルクランクプレス]]、[[C形シングルクランクプレス]])
機構や構造によって下記のような種類がある。
*ナックルプレス ([[C形ナックルプレス]])
*[[クランクプレス]] ([[C形シングルクランクプレス]]、[[C形シングルクランクプレス]])
*[[ナックルプレス]] ([[C形ナックルプレス]])
*スクリュープレス
*カム式プレス
*リンクプレス
*[[ターレットパンチプレス]]
など。
 
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上下運動・停止は液圧回路の切り替えで容易にできる。 取り出したいエネルギー量は液圧を調整して任意に調整できる。曲げ加工や大物の絞り加工の用途にに向いているといった特徴がある。
 
機構や構造によって下記のような種類がある。
*[[プレスブレーキ]]
*門型プレス
など。
 
==安全対策==