「金匱要略」の版間の差分
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'''金匱要略'''(きんきようようりゃく)は正しくは、'''金匱要略方論'''(きんきようりゃくほうろん)と言い、元来は[[後漢]]の[[張仲景]]が書いた
ところが、[[北宋]]の[[仁宗 (宋)|仁宗]]の時代に王洙という人が宮中で「金匱玉函要略方」という書籍を発見した。調査の結果、これが
『金匱要略』は全25巻で病気の処方ごとに編が組まれている(後に王億が方剤に関してもこの原則に併せて順序を改めている)。第一篇の「臓腑経絡先後病」では人体を一つの統一した有機体とする思想から邪気・正気・臓器間の関係などを通じて病気の発生とメカニズムとその治療法の原則([[経絡]]・[[脈法]]を重視する事など)を説いている。以後、内科・外科・分類不可の病気・方剤・婦人病・救急法及び食物禁忌について書かれている。
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