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[[ファイル:Water_feature_waterfall..jpg|サムネイル|石滝を備える水景物。天然の岩の上を[[カスケード]]にして、自然な山腹の水景を形成]]
[[ファイル:M_D_Vaden_water_feature.jpg|サムネイル|アメリカ合衆国オレゴン州ジャクソンビルにある小さな池のない水景物。 貯水池とポンプは見えない岩の下に]]
[[ファイル:Bagatelle_Paris_cascade.jpg|サムネイル|フランスの[[バガテル庭園|バガテル公園]]の[[人工滝]]]]
'''水景物、'''もしくは'''水景施設'''は、[[造園]]と[[ガーデンデザイン|庭の設計]]では水景を成す1つ以上のアイテム。[[水盤]]、[[噴水]]、ジュ・ドー(Jeux d'eau)、カナル(運河)、プール([[インフィニティ・プール]]等)、[[池]]、[[リル (地形)|リル]]、[[人工滝]] および人工[[渓流]]などがあげられる。
 
[[水盤]]、[[噴水]]、{{仮リンク|ジュ・ドー|fr|Jeux d'eau|en|Jeux d'eau}}({{lang-fr-short|Jeux d'eau}})、カナル([[運河]])、[[プール]]([[インフィニティ・プール]]等)、[[池]]、[[リル (地形)|リル]]、[[人工滝]] および人工[[渓流]]などがあげられる。
また'''水景'''(すいけい)とは、天然か自然か人工にかかわらず水が織りなす景観<ref>『アクアスケープ: 水の造景』(プロセスアーキテクチュア、1994)</ref>をいう。
 
また'''水景'''(すいけい)とは、天然か自然か人工にかかわらず水が織りなす[[景観]]<ref>『アクアスケープ: 水の造景』(プロセスアーキテクチュア、1994)</ref>をいう。
 
== 概説 ==
水景物は屋内または屋外の場合とがあり、デスクトップサイズの噴水から大きな建物の壁全体を覆う大きな屋内の[[滝]]まで、またサイズもさまざまで、材料も石、ステンレス鋼、樹脂、鉄、ガラスなどが使用され、現在では単純な[[タイマー]]で[[アクチュエータ]]から[[音楽の泉|音楽を水と光のアニメーション]]などを導入する高度な[[音楽の泉|コンピューター]]制御に至るまで、電子制御も利用される。注目すべき現代的な例として、イギリスのロンドンにある[[ダイアナ妃記念噴水]]など <ref>{{Cite web|url=https://www.royalparks.org.uk/parks/hyde-park/things-to-see-and-do/memorials,-fountains-and-statues/diana-memorial-fountain|title=Diana Memorial Fountain|publisher=|accessdate=10 November 2016}}</ref>。多くの場合縁石などの[[外構]]の魅力の増加、家の資産価値、[[騒音|騒音公害の]]減少(外部騒音を上回る水の音による)、乾燥地域の湿度の増加、 [[大気汚染|空気質の]]改善など、住宅所有者に追加の利点がある。近代初期のヨーロッパでは噴水は[[富裕層|裕福]]な大邸宅の精巧な庭園でみられ、現代では[[自治体]]または[[公共]]によって提供される都市デザインの要素になる可能性もみうけられるし、[[中流階級]]の家の庭でもよく導入がなされる。場所に水を引き込む[[動力]]は18世紀以前は[[重力]]による供給であったとされていたが、有名な[[バビロンの空中庭園|バビロンのハンギングガーデン]] では、[[アルキメディアン・スクリュー]] によって供給されているという[[ストラボン]]による記録がある<ref name="geographies">{{Cite web|url=http://penelope.uchicago.edu/Thayer/E/Roman/Texts/Strabo/16A*.html#1.5|title=LacusCurtius • Strabo's Geography — Book XVI Chapter 1|publisher=|accessdate=10 November 2016}}</ref>。現代の水景物は通常、自己完結型で水を引き込む必要がない。むしろ、水は池または隠された貯水池([[オイルパン|サンプ]]とも呼ばれる)から循環リサイクルされている。 貯水槽は水域内に収容するか、地下に埋めることも可能(屋外の水域の場合)。水供給は今日では[[水槌ポンプ]]を使用して動力供給がなされている。古代では重力、人力または[[使役動物|動物]]のちからで水を汲み上げていた。 18世紀以来、水の機能の大部分はポンプによって駆動されていくが過去には動力源は時として蒸気機関なども利用されたが、現代ではほとんどが電気による動力供給がなされている。また市場が確立され、人々が太陽光発電などの代替設置方法を認識するようになるにつれて、革新的な設計の範囲が広がっており、[[太陽光発電]]を使用する利点には環境への配慮というメリット、庭に電線がみえなくなることおよび自由エネルギーであることがあげられる。
 
== 参考文献 ==
* 水を楽しむ庭 (図解 美しい庭づくり大百科) ぎょうせい (1992)<ref>https://books.rakuten.co.jp/rb/541571/</ref>1992)ISBN 4324029806
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[アクアスケープ]]
* {{仮リンク|カスケード (造園)|de|Kaskade (Wasserfall)}}
* {{仮リンク|小川 (地形)|en|stream|label=小川}}
* [[ウォーターフロント]]
* [[水の戯れ]]
 
== 外部リンク ==
* {{Wiktionary-inline}}
* [http://www.jala.gr.jp/ 日本水景協会]