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=== 守備・走塁 ===
守備では[[ゴールデングラブ賞]]を[[外野手]]部門で2006年から2009年まで、[[一塁手]]部門で2012年に受賞している。外野守備でのポジショニングも良く、主に[[右翼手]]として出場した2002年、2006年にリーグ外野手[[守備率#アウト寄与率・レンジファクター|レンジファクター (RF(RF/G)G)]]1位を、また2006年にはリーグ外野手最多[[刺殺]]を記録{{R|RF0206}}<ref name="2007BRB106">『[[ベースボール・レコード・ブック]]2007』ベースボール・マガジン社、2006年12月、106 - 109頁。</ref>。なお[[左翼手|左翼]]・森本稀哲、[[中堅手|中堅]]・SHINJO(新庄剛志)との外野陣を2005年に10数試合、SHINJOの現役最終2006年には1年を通して形成し<ref>『ベースボール・レコード・ブック2006・2007』ベースボール・マガジン社、各年号の前年12月、カード別対戦成績 = スコアテーブル</ref>、2006年は森本と刺殺・レンジファクター (RF(RF/G) G)共にリーグ外野手2位のSHINJOとで合計800弱の刺殺を記録して{{R|RF0206|2007BRB106}}、3人揃って当年のゴールデングラブ賞を受賞している(同一チーム選手での外野手部門独占は[[ゴールデングラブ賞#パシフィック・リーグ歴代受賞者|1978年・阪急ブレーブス]]以来で、史上2例のみ〈2016年度発表時点 〉)。
 
リーグ外野手最多[[補殺]]を2度記録しているが、遠投は80メートル程度でプロの外野手としては肩は強くない{{R|df2}}。本人は「もともと一塁手だったため、大きく腕を振ることができないが、ボールを捕ってから投げるまでが速いため強肩に見えるのではないか」と話している<ref>[[ファイターズマガジン]]のインタビュー記事より。</ref>。2010年4月27日の[[オリックス・バファローズ]]戦の8回表の右翼守備においては、打者の[[塩崎真]]が打って転がってきた安打性の打球を素早く一塁に送球し、打者走者をアウトにした(いわゆる「ライトゴロ」)。塩崎は「普通はあんな場所、守らない。安打1本、損した」と述べた(ただし、この場面は、試合終盤で守備側のリードがわずか1点であり、かつ二死で走者が二塁にいたため、外野手が前進守備を敷く体制を取るのは珍しいことではない){{R|df2}}。