「マーコット」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
m編集の要約なし |
||
19行目:
== 概要 ==
正確な起源は不明とされているが、アメリカで育成されたみかん類とオレンジ類の交雑種である[[タンゴール]]の一種と言われている。名前は苗木商のマーコット・スミスに由来する。大きさは[[ウンシュウミカン|温州みかん]]ぐらいで、果皮は赤みの強い黄橙色で薄いがやや固く少し剥きにくい。表面はなめらか。種がやや多いが果汁は多く、甘味が強く濃厚で食味の良い品種である。
モロッコで生まれたマーコットの偶発実生を育成した品種は、果皮を手で剥きやすく、アメリカやオーストラリアで栽培が盛んとなった。
* '''ダブルマーコット'''は、種なしに品種改良が施された
* '''アフォーラマンダリン'''は、オーストラリアで栽培されている
== 栽培 ==
アメリカ、ブラジル等で栽培されており日本国内にも輸入されている。国内でも栽培されているが寒さに弱いため、亜熱帯以外の地域ではハウス栽培が行なわれている。1月 - 4月にかけて店頭に果実が出回る。また、晩生の柑橘類として人気の高い「[[せとか]]」や「[[麗紅]]」、「不知火([[デコポン]])」を種子親に持つ「肥の豊」等を交配する時の親品種としても使われている。▼
▲また、晩生の柑橘類として人気の高い「[[せとか]]」や「[[麗紅]]」、「不知火([[デコポン]])」を種子親に持つ「肥の豊」等を交配する時の親品種としても使われている。
== 外部リンク ==
|