「エースコンバット3 エレクトロスフィア」の版間の差分

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作中で使われる用語の一部については、インターミッション画面で選べる用語集から参照し、詳しく知ることができる。
 
作戦中でのプレイヤーの行動によってシナリオやミッションが分岐し、5種類のエンディングが用意されている<ref>{{efn2|ミッション中のアップデートの有無や成否によってインターミッション間の放送やキャラとのやり取りも変化する。</ref>}}。そして、全てのシナリオをクリアすることで物語の全体像がプレイヤーに分かる様になっている。本シリーズのほとんどは機体選択が比較的自由であるが、本作では本編中で進行しているルートやミッションによって、機体が最新式に更新されて旧式機体が廃止されたり、所属が変わることで使用可能な機体の系統が変更されたり、特殊な状況では使用できる機体や第2兵装が固定される場合がある数少ない作品でもある。
 
セーブデータは3つあるアカウントと言う形でいずれかに名前を入れて3つある難易度を選択することになる。プレイ中は使用しているアカウントごとに6つのデータが保存できるようになっている独特の仕様。そのため、3難易度ごとのセーブデータ(3アカウント)に個別のルートのセーブデータを作ることができる<ref>解説書にて</ref>。
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; ネモ(nemo)
: 名前は初期設定されているもので、ゲーム開始時に自由に変更可能。当初はSARF所属の4番機パイロットで、数々の戦闘の中で徐々に頭角を現し、エースパイロットとしての地位を固めていく。全ての戦いが終わった時、エレクトロスフィア(電脳空間)を中心とした、この世界の真の姿を知ることになる。
: その正体は、ニューコム社の研究者、サイモン・オレステス・コーエン博士により開発された新世代[[人工知能|AI]]。その性質上、コンピューターに神経接続された人物の記憶や外部のカメラの映像を読み取ったり、逆にハッキングを行ったり、エアロコフィンの同時操作をしたり、エレクトロスフィアにダイブしたり、といったことも可能としている。かつてサイモンが横恋慕していたマーサ・ヨーコ・イノウエ博士の死後、エレクトロスフィアで生き残ったアビサル・ディジョンへの嫉妬に由来する復讐を遂行するための過程におけるシミュレーションソフトとして開発された。エレクトロスフィア上でデータだけの存在となっていたディジョンを、あらゆる分岐先の結果で完全に消去できる可能性を証明すると、任務を果たし終えたと判断したサイモンによってパージされた<ref>{{efn2|コマンドプロンプトを思わせるCUIによる演出で、パージまでの過程が表示されている。</ref>}}。ゲームディスクにも「2030 S.O.C PROJECT "NEMO" ARCHIVE DISC」と印刷されており、このゲーム自体がサイモンの所業に深く関わっている様を演出している。「あらかじめ仕組まれた物語など存在しない」というサイモンの最後の台詞は、全ルートクリア後に開放される、ストーリーから独立した全ミッションシミュレータこそが「真のゲーム」であるというメッセージでもある。
: 言語機能が搭載されていないため台詞の類いは一切無く、無線の呼びかけやチャットにも全く返答しない。よって、自身の意思はミッション中での行動で示すことになる。自身が人間と言う認識で作られているため、作中での演出やエンディングによって自身の正体を断片的にのぞかせるようになっている。
: 因みにネモとは[[ラテン語]]で'''誰でもない'''を意味する。
; 紘瀬玲名(Rena Hirose)(声:[[白鳥由里]])
: 2021年4月27日生まれ<ref>[http://bandainamcoent.co.jp/cs/list/acecombat3/mission01-04.html ミッションアウェクニング4]公式ホームページ</ref>。TACネームはレナ。SARFのパイロットであり、同隊の隊長を務める。生まれつき太陽光を浴びられない「シルバーストーン病」<ref>{{efn2|シルバーストーン病自体は架空の病気であるが、実際に「太陽光を浴びると重篤な症状を引き起こす」病気については[[色素性乾皮症]]や[[ポルフィリン症]]などの[[光線過敏]]に由来するものが存在する。</ref>}}を患っており、外出時は[[宇宙服]]同然の防護服を着る必要がある。そのことによって幼少期に周囲の好奇の目に晒され、内気な性格になり、その反動で空を飛ぶことへの強い憧れを抱いていた。2030年、ゼネラルリソースのエースパイロットだったアビサル・ディジョンとの出会いによって、わずか9歳にしてゼネラルリソースに入社、ゼネラル社の極秘研究「DOE計画」の被験者としてテストパイロットとなる。ゼネラル社の機密に関わっていたため、開発終了後も長期間軟禁されていたが、2037年にUPEOへ移籍し、SARFのエースパイロットとなった。難病を抱えながら天才少女パイロットとして自己実現を果たした姿がマスコミで大きく取り上げられており、美貌だけでなく、感情を表に出さない性格と物静かな口調も相まって、'''UPEOのアイドル'''と呼ばれるなど、世間の高い人気を得ている。一方で「空を飛ぶ」ということに[[自己同一性|アイデンティティ]]の多くを依存しており、空を舞える立場=「翼」を守るためには他を犠牲にすることを躊躇わない。また、現在は別組織に所属しているディジョンに、未だに強い従属心を抱えている。任務の最中、プレイヤーの戦闘機動に自分と似ている部分を感じ、関心を示す様になる。
: ゼネラル在籍時に受けた手術によって、自らの[[中枢神経]]と操縦する機体とを直結する人工光学神経網「オプトニューロン」を埋め込まれており、空戦時にハイパフォーマンスを発揮する。UPEOでの乗機はオプトニューロン仕様の特殊なENSIシステムに対応した専用のSu-37で、このために作戦に応じた搭乗機の変更を困難としている。パイロットスーツも宇宙服に類似した独自のものを着用する。
; フィオナ・クリス・フィッツジェラルド(Fiona Chris Fitzgerald)(声:[[渡辺久美子]])
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== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
<references/>
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=== 出典 ===
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== 関連項目 ==