「吐き気」の版間の差分

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== 原因 ==
悪心、嘔吐は[[延髄]]にある嘔吐中枢によって制御されている。消化器、心臓、[[前庭]]、脳実質の障害によって嘔吐は誘発される。中枢神経系の障害による嘔吐は悪心を伴わないのが一つの特徴である。原因として、消化器の異常が最も多いがそれ以外の疾患も数多い。特に急性冠症候群悪心、嘔吐のみしか症状が認められないことがあり注意が必要である。診断学上は[[下痢]]といった下部消化器症状の有無が重要である。下部消化器症状が認められる場合は中毒(特に薬物では[[ジゴキシン]]や[[テオフィリン]]が有名)によるもの以外は消化器疾患である可能性が高い。特に見逃すと重篤な疾患としては脳内病変として脳出血や[[髄膜炎]]があげられる。無痛性心筋梗塞は糖尿病患者や高齢者で多いとされている。糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)、アルコール性ケトアシドーシス(AKA)、[[腎盂腎炎]]、[[妊娠]]、敗血症、絞扼性イレウス、急性胆嚢炎、急性膵炎などが重要である。これらの疾患は下痢といった下部消化器症状を伴わないことが多い。
 
悪心、嘔吐を起こす疾患としては具体的には以下のような疾患が考えられる。