削除された内容 追加された内容
Gilgametš (会話 | 投稿記録)
であれば、私の記述と引用元に齟齬は生じていないので、削除する理由はないですね。
タグ: 取り消し 差し戻し済み
Gilgametš (会話) による ID:86021442 の版を取り消し最後の一文読みましたか?
タグ: 取り消し
101行目:
具体的には[[イノシシ]]・[[ワピチ]]・[[アクシスジカ]]・[[サンバー]]・[[ニホンジカ]]・ノロ類<!-- 出典ではノロ''Capreolus capreolus''だったが、分布(狭義のノロはヨーロッパから西アジアに分布)と現在の分類で考えるなら西アジアから東アジアに分布するシベリアノロジカ''P. pygargus''か -->・[[バラシンガジカ]]・[[ヘラジカ]]・[[ホッグジカ]]''Axis porcinus''などのシカ類、[[シベリアジャコウジカ]]''Moschus moschiferus''、[[アジアスイギュウ]]・[[ガウル]]・[[ニルガイ]]・[[バンテン]]・[[ブラックバック]]などのウシ類などを食べる<ref name="mazak"/>。
大型の獲物がない時はヤマアラシ類などの齧歯類、[[キジ科]]などの[[鳥類]]、[[カメ目|カメ類]]・ワニ、[[無尾目|カエル]]、[[魚類]]などの小型の獲物も食べる<ref name="mazak" />。<!-- sunquist1986ではイノシシ・アカシカ・アクシスジカ・サンバー・バラシンガジカ・ルサジカが獲物でヘラジカ・ガウア・スイギュウ・サイやゾウの幼獣を狩ることもある -->
成体のまれに[[アジアゾウ]][[インドサイが殺される事は少ないが]]の幼獣まれに成体[[マレーバク]]を襲うこと殺される<ref>{{cite book|lastname=Huckelbridge|first=D."mazak" |title=No Beast So Fierce |date=2019 |publisher=HarperCollins Publishers |location=New York |isbn=9780062678843 |pages=19–20}}</ref>。家畜や人間を襲うこともある<ref name="sunquist1986"/>。[[アジアゴールデンキャット]]や[[オオヤマネコ]]・[[ジャングルキャット]]・[[スナドリネコ]]・[[ヒョウ]]などのネコ科の他種、[[ツキノワグマ]]や[[ナマケグマ]]・[[ヒグマ]]、[[オオカミ]]・[[ドール]]などの他の大型食肉類を殺すこともある<ref name="hunter" />。全長4メートルに達する[[ヌマワニ]]を殺したり、[[インドコブラ]]や[[キングコブラ]]を食べた例もある<ref name="hunter" />。殺した肉食獣はそのまま放置することもあるが、クマ類は食べつくすか一部を食べることが多い<ref name="hunter" />。
[[マレーバク]]を襲うこともある<ref name="mazak" />。[[ゾウ]]や[[サイ]]も獲物になる。[[カジランガ国立公園]]では1982年から2014年までの間に約472頭の[[インドサイ]]がトラに捕食されている<ref>{{Cite web |url=https://www.kaziranga-national-park.com/blog/royal-bengal-tiger-and-rhinoceros-found-dead-in-kaziranga/ |title=A Royal Bengal Tiger and a Rhinoceros Found Dead in Kaziranga |publisher=KAZIRANGA NATIONAL PARK |accessdate=2021-08-19 }}</ref>。
[[ジム・コーベット国立公園]]では2014年から2019年の間に13頭の[[インドゾウ]]がトラに殺された<ref>{{Cite web |url=http://www.wpsi-india.org/news/16062019.php |title=Tigers killing and eating elephants in Corbett National Park: Government study reveals worrying phenomenon |publisher=WILDLIFE PROTECTION SOCIETY OF INDIA|accessdate=2021-08-19 }}</ref>。
成体のゾウやサイが殺される事は少ないが、まれに成体も殺される<ref>{{cite book|last=Huckelbridge|first=D. |title=No Beast So Fierce |date=2019 |publisher=HarperCollins Publishers |location=New York |isbn=9780062678843 |pages=19–20}}</ref>。家畜や人間を襲うこともある<ref name="sunquist1986"/>。[[アジアゴールデンキャット]]や[[オオヤマネコ]]・[[ジャングルキャット]]・[[スナドリネコ]]・[[ヒョウ]]などのネコ科の他種、[[ツキノワグマ]]や[[ナマケグマ]]・[[ヒグマ]]、[[オオカミ]]・[[ドール]]などの他の大型食肉類を殺すこともある<ref name="hunter" />。全長4メートルに達する[[ヌマワニ]]を殺したり、[[インドコブラ]]や[[キングコブラ]]を食べた例もある<ref name="hunter" />。殺した肉食獣はそのまま放置することもあるが、クマ類は食べつくすか一部を食べることが多い<ref name="hunter" />。
地域別ではインドやネパールでは主にアクシスジカ・サンバー・イノシシ、ロシア極東部ではイノシシやワピチ(野生生物の獲物552頭の82 %、家畜を含めた729頭でも64 %)を主に捕食する<ref name="hunter" />。インドでも西ガーツ山脈の一例として1986 - 1990年に行われたNagarhole National Parkでの糞の内容物調査では、同所的に分布するヒョウやドールと比較して体重176キログラム以上の獲物をより選択的に捕食していることが示唆されている<ref name="karanth_sunquist">K. Ullas Karanth, Melvin E. Sunquist "[https://doi.org/10.2307/5647 Prey selection by tiger, leopard and dhole in tropical forests]," ''Journal of Animal Ecology'', Volume 64, Issue 4, 1995, Pages 439 - 450.</ref>。この調査では、アクシスジカ・イノシシ・サンバーの成獣とガウルの幼獣が主な獲物(平均体重91.5キログラム)とされている<ref name="karanth_sunquist" />。
2006年にBandipur Tiger Reserveで採取された381個の糞の内容物調査では、食物の重量の割合では主にガウル(本種の獲物となる個体の重量を287キログラムと仮定して重量比42.31 %)とサンバー(同上212キログラムと仮定して重量比30.89 %)の割合が大きく、獲物の数としての割合ではアクシスジカが33.47 %(ガウル14.44 %、サンバー14.27 %。アクシスジカの重量比は同上55キログラムと仮定して18.79 %)と最も大きいという報告例がある<ref name="andheria_et_al">A. P. Andheria, K. U. Karanth, N. S. Kumar, "[https://doi.org/10.1111/j.1469-7998.2007.00310.x Diet and prey profiles of three sympatric large carnivores in Bandipur Tiger Reserve, India]," ''Journal of Zoology'', Volume 273, Issue 2, 2007, Pages 169 - 175.</ref>。