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== ヒッパソスの子 ==
この'''ソーコス'''は、ヒッパソスの子で、[[カロプス]]と兄弟。カロプスとともに[[トロイア戦争]]で戦った。[[オデュッセウス]]がカロプスを討ったとき、ソーコスは兄弟を救うべく駆けつけて「この上はもはやヒッパソスの名だたる2子を討ったと誇るか、それとも我の槍に討たれるかのいずれしか道はないぞ」と叫ぶやいなや、オデュッセウスに対して槍を突いた。するとソーコスの槍はオデュッセウスの楯と胸当てを貫いて、脇腹の肉をごっそりとそぎ落とした。[[ホメーロス]]はもし[[アテーナー]]がオデュッセウスを守らなかったなら槍は臓腑に達していたと語っている。その直後、オデュッセウスは反撃して逃げるソーコスの背中に槍を突き、胸まで貫いて殺した<ref>『イーリアス』11巻428行–456行。</ref>。後にオデュッセウスはソーコスを討って奪った甲冑を[[ディオメーデース]]に与えた<ref>スミュルナのクイントゥス、7巻444。</ref>。
 
== その他 ==