「モデル (自然科学)」の版間の差分

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[[ファイル:Ecological Pyramid.png|サムネイル|[[生態ピラミッド]]のモデル]]
{{出典の明記|date=2019年2月3日 (日) 05:30 (UTC)}}
[[自然科学]]における'''モデル'''は、[[理論]]を説明するための簡単で具体的なもの。特に[[幾何学]]的な[[図形]]を用いた[[概念]]や物体。[[解釈]]とモデルは、おおよそ、1対1で対応する。ある解釈に対して、それを具体的に示すモデルがある。「モデル」(model)と「近似」(approximation)は、ほぼ同義語として使われる場合がある<ref>「自由電子モデル」と「[[自由電子近似]]」は同じ意味で用いられることがある。</ref>
 
== 例 ==
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{{Seealso|原子模型}}
{{Gallery|width = 200px
|ファイル:Rutherford atom.svg|[[ラザフォードの原子模型]]。電子に球状の実体があり原子核の周囲を惑星のように回っていると考えるモデル。]]
|ファイル:Helium_atom_QM.svg|電子の位置は明らかでなく、周囲に位置がはっきりしない状態で確率論的に、いわば[[雲]]のように存在していると理解し雲状に描くモデル。
}}
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また、「複数の解釈のどれもが(ある意味で)正しい」ということもありうる。例えば、[[電子]]はある面では[[粒子]]のような振る舞いをし、ある面では[[波動|波]]のような振る舞いをすることが、現在では知られている。
<!-- {{要出典範囲|学問が未発達の時点では、複数の解釈が成立する。}}{{要出典範囲|然し、これは、「複数の解釈のどれもが正しい」と云うことを意味しない。本当はそのうちの一つだけが正しいのだが、学問が未発達なので、どれが正しいのか、判明しないのだ、と××××は述べた}} -->
 
== 「モデル」と「近似」 ==
「モデル」(model)と「近似」(approximation)は、ほぼ同義語として使われる場合がある。
 
例:自由電子モデル ⇔ [[自由電子近似]](「[[自由電子]]」の項参照)
 
== 分類 ==
大野<ref>{{cite|和書 |editor= |author=大野克嗣 |title=非線形な世界 |edition= |publisher=東京大学出版会 |year=2009 |isbn=978-4-13-063352-9 |page=185-188}}</ref>はモデルという言葉の使い方を、次の相互排除的でない3つに大別した。