「緋の稜線」の版間の差分

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== あらすじ ==
=== 終戦後まで ===
[[1926年|昭和元年]]、旧家・胡桃沢家の三女として生まれ、「その大きな瞳で世の中を見るよう」と父に名づけられた瞳子。自分の意に沿わず見合いをし、2人きりにされた時、昇吾に強姦されてしまう。その恥辱を家族に訴えることもできず瞳子は各務家に嫁いだぐ。瞳子は夫・昇吾の出征中、義妹・和音と反発しあいながらも義父母とともに生活する。しかし、東京大空襲により義父を失い、家業の菱屋百貨店と各務家を守る決意をする。
その後、出征から帰った部下や義母・妹のアイデアと協力により、百貨店は徐々に再興。その後、行方不明だった昇吾とも再会。帰還の夜には強姦された悪夢の見合いのことが頭をれることはなく、昇吾に離婚を申し出るも、。出征を前に焦って女性にとって最大の侮辱を与える卑劣な行為を昇吾は心の底から恥じ、われた登山で真摯に謝罪と胸中に抱いていた想いを告げる。紅に染まる山並みは近くで見れば激しい起伏も遠くから振り返ればなだらかな道、とも昇吾に共に越えようと諭さ改めて想いを告げられ、瞳子は夫と真に心を通わせる。
 
=== 3子の出生 ===
瞳子の幼馴染・新之助は、結核に冒され長くない身でありながらも、瞳子に横恋慕していた。夫と幸せな日々を過ごしていた瞳子は彼を見舞いに訪れるが、新之助は瞳子に暴行してしまう。その後、身ごもったことがわかり、昇吾、瞳子ともに苦悩するが、子供を育てようと決心した夫に励まされ、瞳子は長男・健吾を生む。新之助は我が子を見ることなくこの世を去る。
その後二男・昇平にも恵まれるが、瞳子は大阪での日本初のスーパーマーケット開店に関わるなどして、夫婦のすれ違いが続く。そんな中、昇吾は若き日の瞳子に瓜二つの芸者・芙美香と出会い、身請けする。その後、芙美香は昇吾の子を妊娠するも結核にかかっていることがわかる。昇吾の留守中に電話を受けて芙美香の存在を知った瞳子は、悩んだ末に芙美香の子を育てると彼女に約束する。芙美香は子供を産み落とすと同時に他界する。
 
=== 子供世代 ===