「フルート協奏曲」の版間の差分

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[[古典派音楽|古典派]]においては、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|モーツァルト]]による2曲(ただし、[[フルート協奏曲第2番 (モーツァルト)|2番]]は[[オーボエ協奏曲 (モーツァルト)|オーボエ協奏曲]]からの編曲)が極めて重要であり、すべてのフルート協奏曲の中で最も演奏機会が多い。また、[[カール・シュターミッツ]]のト長調はフルート学習者がしばしば演奏するレパートリーとなっている。
 
[[ロマン派音楽|ロマン派]]のフルート協奏曲は、フルート奏者が作曲したものがほとんどであり、その中で現在顧みられるものはほとんどない。フルート奏者以外の手によるものとして[[カール・ライネッケ|ライネッケ]]の作品が比較的演奏される。また、[[セシル・シャミナード]]の[[フルート小協奏曲と管弦楽のためのコンチェルティーノ (シャミナード)|小協奏曲]]は単一楽章で規模が小さいこともあり、ピアノ伴奏でコンサートピースとして演奏されることが多い。
 
近代では[[ジャック・イベール|イベール]]の[[フルート協奏曲 (イベール)|フルート協奏曲]]がモーツァルトに並ぶ傑作である。他に[[アラム・ハチャトゥリアン|ハチャトゥリアン]]の作品も[[ヴァイオリン協奏曲 (ハチャトゥリアン)|ヴァイオリン協奏曲]]からの編曲であるが演奏機会は多い。
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* [[ヴィルヘルム・ブロデク]] (1834-1874) - ニ長調 (1834-1874)
* [[アルフォンス・デュヴェルノワ]] (1842-1907) - 小協奏曲 (1899年)
* [[セシル・シャミナード]] (1857-1944) - [[フルート小協奏曲と管弦楽のためのコンチェルティーノ (シャミナード)|小協奏曲]] (1902年)
* [[カール・ニールセン]] (1865 - 1931) - [[フルート協奏曲 (ニールセン)|フルート協奏曲]](1926年)
* [[グスターヴ・ホルスト]] (1874-1934) - フーガ風協奏曲 (フルート、オーボエ、弦楽合奏。1923年)