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しかし寸止めは、高度な技術による何でもありの要素が強いため、むしろ攻撃を当てて良いが為にルールに縛られたフルコンタクトより、実戦向きではないかとも言われている。
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'''寸止め'''(すんどめ)とは、[[空手]]や[[格闘技]]等に於いて、触れたか触れて居ないか分からない様な距離で相手に攻撃をヒットさせる技で在る。寸止めを成立せしめるには、高い技量差が必要とされる。
 
伝統空手など、競技によっては、'''寸止めルール'''を採用しているものがある。攻撃は寸止めで行い、実際に相手に攻撃を当てた場合は反則となる。ただし、当てない様に意図して居るのが相手に見透かされるとポイントにはならず、其処は相手をギョッとさせる程の[[極め]]がなければならない。寸止めルールは当てた当てないで揉めて反則になる事も多々在るので、相手の気付かない方向からの極めも考慮する必要が在る。其の点では、[[防具ルール]]と違い素人目には分かり難い所が在る。また、寸止めルールとは言っても実際には相手に攻撃が当たっている場合も多いが、これも素人目には分かり難い。故に度々競技における寸止めルールの妥当性が疑問視されている。このことより「寸止めはフルコンタクトより劣っている」と言われる。しかし寸止めは、高度な技術による何でもありの要素が強いため、むしろ攻撃を当てて良いが為にルールに縛られたフルコンタクトより、実戦向きではないかとも言われている。
== 防具と寸止め ==
伝統空手の場合、防具を着用して行われる場合でも寸止めルールが適用される。防具は、主に頭部・胴体・拳に着用するものが使われ、さらに拳を保護する防具は赤・青の2種類が用意されるなど、審判が判定を容易にするよう配慮されている。