「形式意味論」の版間の差分

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===真理条件===
[[ドナルド・デイヴィッドソン]]は、[[アルフレト・タルスキ]]による[[形式言語]]の意味論を[[自然言語]]の意味論に応用し、文の意味はその文が真になる条件([[真理条件]])であるとした。この条件は以下のような「T−文(T-sentence)」によって表される。
*<blockquote>「雪が白い」が真なのは雪が白いときでありそのときに限る</blockquote>
また、形式言語の意味論では表現に意味を与える「翻訳([[:en:Interpretation (logic)|Interpretation)]]」に[[モデル理論]]の「構造([[:en:structure (mathematical logic)|Structure]])」が用いられるが、形式意味論ではこれを自然言語の意味論に応用する。たとえば、名前は個体への[[写像]]として翻訳され、文は真理値への写像として翻訳される。このような意味論をモデル理論的意味論(Model theoritic semantics)と言う。