「クッパ (ゲームキャラクター)」の版間の差分

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ピーチをさらう理由は、『スーパーマリオブラザーズ』では自分が掛けた魔法を解く力を持っているからとされている<ref>{{Cite web|url=https://www.nintendo.co.jp/clv/manuals/ja/pdf/CLV-P-HAAAJ.pdf|title=スーパーマリオブラザーズ説明書|accessdate=2018/5/19|publisher=}}</ref>が、それ以降はこれといった理由も示さないままピーチをさらうことが多い。ピーチに好意を持っている様子は数多く見られ、『[[スーパーマリオサンシャイン]]』では[[クッパJr.]]の母親代わりに、と理由付けられ、『[[スーパーマリオ オデッセイ]]』や漫画『[[スーパーマリオくん (沢田ユキオの漫画)|スーパーマリオくん]]』やアニメ映画『[[スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!]]』などではピーチとの結婚を目的としている<ref>『[[スーパーペーパーマリオ]]』ではクッパとピーチの結婚式が開かれたが、ノワールの策略により無理矢理開催されたもので、この作品ではクッパはピーチをさらっていない。ノワール伯爵に連れて行かれる直前までクッパ本人は「愛しのピーチ姫を我が物とする」という目的でいつも通りにさらいに行く予定だった。</ref>。
 
『[[スーパープリンセスピーチ]]』では、ピーチではなく邪魔なマリオや[[ルイージ (ゲームキャラクター)|ルイージ]]、[[キノピオ]]を先に誘拐している。また、マリオシリーズ中の一部の作品では「クッパがピーチ姫を誘拐し、最終的にそれをマリオが救出する」流れはもはや当たり前のことのように、作品中の登場人物が示唆している描写も散見される<ref>『スーパーマリオRPG』の本編開始時でのキノピオの台詞、『ペーパーマリオRPG』のウスグラ村にいるカラス達の会話など。</ref>。但し、クッパ本人が軽視されるという事は殆どなく、その姿を見るだけで恐怖に慄いたり、畏敬の念に打たれる者も多い
 
外見は[[1960年]]に[[東映アニメーション|東映動画]]が制作した[[アニメーション映画]]『[[西遊記 (1960年の映画)|西遊記]]』に登場する[[牛魔王]]を元にしている<ref name="famitsu20181015"/><ref>[http://www.nintendo.co.jp/ds/interview/dsi/vol8/index4.html 社長が訊く『ニンテンドーDSi』]</ref>。マリオシリーズ開発の中心人物である[[宮本茂]]が描いた『スーパーマリオブラザーズ』の箱絵のクッパには劇中と違い角が無く、肌も灰色だった<ref name="famitsu20181015">{{cite web|url=https://www.famitsu.com/news/201810/15165861.html?page=2|title=クッパのイメージはスッポン。任天堂のキャラクタービジュアルの礎を作った、小田部羊一氏がみずからの仕事をふり返る(2/3)|date=2018-10-15|accessdate=2018-11-08|author=奥村キスコ|publisher=エンターブレイン|work=ファミ通}}</ref>。宮本からクッパのモデルとカメ帝国の設定を聞いた[[小田部羊一]]が[[スッポン]]をモチーフとした再デザインを行った結果、劇中同様の角が生えている現行のデザインに近いものになった<ref name="famitsu20181015"/>。