「ポルシェ・982」の版間の差分

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==概要==
2015年12月10日、「ボクスター」および「ケイマン」の車名を「718ボクスター」と「718ケイマン」に変更すると発表された<ref>{{cite web|url=https://www.webcg.net/articles/-/33709|title=ボクスターとケイマンの車名が「718」に|accessdate=2019-06-18}}</ref>。
昨今の[[ダウンサイジングコンセプト]]に倣い、それまでの[[水平対向6気筒]][[自然吸気]]エンジンに代わり新たに[[水平対向4気筒]][[ターボチャージャー|ターボ]]エンジンを搭載した点が最大の特徴である。ボクスターとしては通算4代目、ケイマンとしては通算3代目となる。従来の6気筒エンジンと比較して4気筒エンジンは振動が大きいために、リヤのエンジンフードなど車体数か所にバラストと搭載して振動を打ち消すような工夫がなされている。ターボ化に伴い車体後半部のサブフレームなどは大きく刷新されたが、車体前半部については981型のボクスター・ケイマンとの共通パーツが多く用いられている。タービンは1基でエンジンの前方に横向きに搭載され、低速領域でのレスポンスを高めるために、911ターボ同様にVTG(Variable Turbine Geometry、いわゆる可変ノズル)機構が組み込まれている。インタークーラーは水冷でエンジンの上側に設置される。エンジンを取り巻くようにタービンや排気管が設置され、エンジンの整備性は981型と比較して大幅に悪くなった
 
2019年6月18日、「718スパイダー」「718ケイマンGT4」が発表された<ref>{{cite web|url=https://www.webcg.net/articles/-/41083|title=ポルシェが新型「718スパイダー/ケイマンGT4」を発表|accessdate=2019-06-18}}</ref>。エンジンは最高出力420psの自然吸気の4リッター水平対向6気筒エンジンが搭載する
エンジンは最高出力420psの自然吸気の4リッター水平対向6気筒エンジンが搭載する。
 
2020年1月16日、「718ケイマンGTS 4.0」が発表された<ref>{{cite web|url=https://response.jp/article/2020/01/16/330777.html|title=ポルシェ 718ボクスター/ケイマン に「GTS 4.0」、6気筒ボクサーは400馬力…欧州発表|accessdate=2021-01-26}}</ref>。「GT4」と同一の水平対向6気筒エンジンを搭載するが、ECUのリセッティングによって最高出力は400psに抑えられている。同時に中国市場を除き「GTS」は廃止。