「第47回衆議院議員総選挙」の版間の差分

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=== 解散名 ===
* アベノミクス解散
: [[安倍晋三]]([[内閣総理大臣]])が2014年11月21日の記者会見で発言<ref name=nikkei20141121>{{Cite news|url=https://rwww.nikkei.com/article/DGXLASFK21H5N_R21C14A1I00000/|title=首相記者会見 「アベノミクス解散だ」|newspaper=日本経済新聞|date=2014-11-21|accessdate=2014-11-29}}</ref>。
* デフレ脱却推進解散
: [[山口那津男]]([[公明党代表]])が発言<ref>{{cite news|url=http://senkyo.mainichi.jp/news/20141122k0000m010171000c.html|title=衆院選:アベノミクス解散…将来どう呼ばれるのか|newspaper=毎日新聞|date=2014-11-22|accessdate=2014-11-29}}</ref>。
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* [[青森県]][[十和田市]]議会議員選挙<ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141119_21001.html 〈衆院選〉議員選重複・連続 青森3市町悲鳴] 河北新報 2014年11月19日閲覧</ref>
* 茨城県[[大子町]]長選挙<ref name="ibarakinews"/>
* [[福岡県]][[小竹町]]議会議員選挙<ref name="kotake">[httphttps://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20141120-OYS1T50068.html/ 選管大わらわ 福岡・小竹町はトリプル選想定] 読売新聞 2014年11月20日閲覧</ref>
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以下の選挙は投開票を予定されていたが、[[無投票]]となった。
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選挙結果は[[与党]]が議席数の3分の2を維持した。
 
[[投票率]]は[[戦後]]最低だった前回2012年の59.32%を大きく下回る52.66%を記録した<ref name="TEITOHYO">{{cite news | newspaper=[[朝日新聞]] | title=投票率52.66%、戦後最低を更新 総務省発表 | url=http://www.asahi.com/articles/ASGDH32GSGDHUTFK002.html | date=2014-12-15 | accessdate=2014-12-17}}</ref>。都道府県別では[[青森県]]が最も低い46.83%を記録するなど8県で50%割れとなり、全ての都道府県で60%に届かなかった<ref name="TEITOHYO" /><ref name="shugiin47">[https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/shugiin47/index.html 総務省|平成26年12月14日執行 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 ]</ref>。また全ての県で前回2012年の投票率を下回ったうえ、多くの都道府県で戦後最低を記録した<ref name="shugiin47" />。前回と比べて最も投票率の低下が大きかったのは[[石川県]]で、前回61.92%から12.76ポイントも低い49.16%だった<ref name="shugiin47" />。低投票率となった理由として解散の大義が理解されなかったこと、[[野党]]が政権選択を示せなかったこと、候補者調整により選挙区ごとの選択肢が狭められたことなどを背景とした国民関心の低さや、[[東北地方]]などで寒波や大雪が重なったことなどが挙げられている<ref>{{cite news | newspaper =朝日新聞 | title=投票率、52%前後か 戦後最低の59%大きく下回る | url=http://www.asahi.com/articles/ASGDH32GSGDHUTFK002.html |date=2014-12-13 | accessdate=2014-12-17}}</ref><ref>{{cite news | newspaper=[[東京新聞]] | title=投票率 8県で50%届かず 戦後最低更新52・66%  | url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014121602000146.html | date=2014-12-16 | accessdate=2014-12-26 }}</ref>。
 
[[沖縄県]]では、[[翁長雄志]]([[沖縄県知事]])を支持し、[[普天間飛行場|普天間基地]]の県内移設に反対する統一勢力「オール沖縄」を掲げる野党、[[無所属]]候補が4つの選挙区すべてで自民党の前議員を破って当選した<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-16/2014121603_01_1.html 「オール沖縄」完勝、新基地ノーの民意はっきり][[しんぶん赤旗]] 2014年12月17日</ref>。しかし敗れた自民党候補らは[[比例九州ブロック]]で[[比例復活]]したため、沖縄県内小選挙区の立候補者9人が全員当選するという、極めて珍しい事態が発生した<ref>[httphttps://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20141216-OYS1T50002.html/ 沖縄の候補者全員当選、選挙区敗退者も比例復活]読売新聞 2014年12月17日</ref>。
 
初当選者(新人議員)は、[[2009年]]の158人、[[2012年]]の184人から大幅に減少し、[[1996年]]に現行制度([[小選挙区比例代表並立制]])が導入されて以来最少、戦後でも2番目の少なさの43人であり、当選者全体に占める割合は9.1%となった。選挙のたびに大勝する[[政党]]が入れ替わる振り子現象が止まったことや、自民党や民主党、維新の党が前職と元職を中心に候補者を擁立したことなどが影響した<ref>{{cite news | newspaper=産経新聞 | title=新人激減184→43 | url=httphttps://www.sankei.com/politicsarticle/news20141216-UAJKGQHDBBLXBCSNLHF4JAIZQU/141216/plt1412160019-n1.html |date=2014-12-16 | accessdate=2014-12-17}}</ref>。
 
女性候補者は198人となり、前回2012年の225人より27人減少した。ただ全候補者に占める割合は16.6%で、過去最多の女性候補者が出馬した2009年の16.7%と同レベルに達した<ref>{{cite news | newspaper=毎日新聞 | title=衆院選:女性候補者27人減の198人 | url=http://mainichi.jp/select/news/20141203k0000m010122000c.html | date=2014-12-02 | accessdate=2014-12-17}}</ref>。女性当選者数は45人で、2009年の54人に次いで2番目に多かった<ref>{{cite news | newspaper=毎日新聞 | title=衆院選:女性当選者は7人増の45人 9.5%| url=http://mainichi.jp/select/news/20141215k0000e010382000c.html | date=2014-12-15 | accessdate=2014-12-17}}</ref>。女性当選者の数が一番多いのは自民党の25人、割合が一番多いのは日本共産党の28.6%(21人中6人)であった<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20141215k0000e010382000c.html 衆院選:女性当選者は7人増の45人 9.5%]毎日新聞 2014年12月17日</ref>。
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元[[日本未来の党]]の議員が参加した生活の党は[[原子力撤廃|脱原発]]や[[アベノミクス]]批判を展開するも他党に埋没し、小沢代表の[[岩手県第4区|岩手4区]]と、「オール沖縄」の統一候補として出馬した[[玉城デニー]]([[沖縄県第3区|沖縄3区]])の2議席にとどまり、[[政党要件]]を失った(後に「新党ひとりひとり」[[山本太郎]][[参議院|参議院議員]]が合流し、「[[自由党 (日本 2016-2019)|生活の党と山本太郎となかまたち]]」に党名変更し、同時に政党要件を回復)。
 
[[日本共産党]]は「オール沖縄」の統一候補として出馬した[[赤嶺政賢]]が[[沖縄県第1区|沖縄1区]]で議席を獲得し、小選挙区にて18年ぶりに議席を獲得。全国的にもアベノミクス批判や[[集団的自衛権]]行使容認の[[閣議 (日本)|閣議]]決定反対、[[消費税]]増税反対など「自共対決」を掲げて安倍政権の批判票を集めることに成功し、比例代表で20議席を獲得し躍進した<ref>[httphttps://www.sankei.com/politicsarticle/news20141215-KZ34TGUOP5N63NFS3QFKUXNVBY/141215/plt1412150093-n1.html 14年ぶりの2桁議席共産、対決姿勢強化]産経新聞2015年1月4日閲覧</ref>。計21議席を獲得したため[[衆議院]]での議案提出権を得た。
 
[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]は消費税増税反対や[[護憲]]などのほか、[[同性婚]]の法制化などの公約を掲げたが公示前の2議席を維持するにとどまった。[[吉田忠智]]と党首選を争った[[石川大我]]が日本初のオープン[[ゲイ]]候補として[[比例東京ブロック]]より出馬したが、落選した。比例区の得票率は2.46%と僅かながら上昇し、政党要件喪失の危機からは若干ながら遠ざかる形となった。
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|高知2区色=9E9|高知2区=[[山本有二]]
|九州増減='''定数1減'''<br />[[自由民主党 (日本)|自民党]] 34→28<br>[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]] 0→2<br>無所属 2→3<br>[[日本共産党]] 0→1<br>生活の党 0→1<br>[[社会民主党 (日本 1996-)|社民党]] 1→1<br>[[次世代の党|次世代]] 1→1
|福岡1区色=FFF|福岡1区=[[井上貴博 (政治家)|井上貴博]]<ref group="自">井上は当選後自民党が追加公認。</ref><ref name="代理戦争">{{cite news | newspaper=[[読売新聞]] | title=福岡1区「代理戦争」井上さんに軍配 | url=httphttps://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20141215-OYS1T50002.html/ | date=2014-12-15 | accessdate=2014-12-17}}</ref>
|福岡2区色=9E9|福岡2区=[[鬼木誠]]
|福岡3区色=9E9|福岡3区=[[古賀篤]]
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**『[[ZERO×選挙|ZERO×選挙2014]]』 放送時間:19:58 - 翌2:00{{efn|ただし、23:30 - 23:50は『[[Going!Sports&News]] 短縮版』放送のため一旦中断。}}<ref>[http://www.kkt.jp/program_table/20141214.html くまもと県民テレビ 週間番組表 2014年12月14日] 熊本県民テレビ 2014年12月2日閲覧。</ref>(司会:[[村尾信尚]]、[[山岸舞彩]]、[[櫻井翔]]、[[笛吹雅子]]〈日本テレビ報道キャスター〉)
* [[日テレNEWS24]](CS)・[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]
**『日テレNEWS24 全部見せます! 衆院選スペシャル』放送時間 21:00 - 翌4:00(日テレNEWS24(CS))<ref>[https://my.skyperfectv.co.jp/timetable/monthly/sitype/2/serviceid/349/m/1.html スカパー!番組表] 2014年12月14・15日の欄の当該番組部分を参照。 スカパー! 2014年12月7日閲覧。</ref><ref>{{efn|日本テレビ以外の一部除く地上波系列局およびBS日テレでも、前者は15日2:00以降の全編もしくは一部を、後者はCS再送信ネットで15日2:00 - 4:00にそれぞれ放送。なお、一部系列局では日本テレビ同様通常回線によるネットを行うため、日本テレビ以外の系列局に通常回線によるネット局とCS再送信ネット局が混在。</ref>}}・翌2:00 - 3:58(日本テレビ)(司会:[[塚田文]])
* [[オールニッポン・ニュースネットワーク|ANN]]
**『[[選挙ステーション|選挙ステーション2014]]』 放送時間:19:59 - 23:30<ref>[http://www.tv-asahi.co.jp/senkyo/ 選挙ステーション2014] テレビ朝日 2014年12月1日閲覧。</ref>(司会:[[古舘伊知郎]]、[[小川彩佳]]〈テレビ朝日アナウンサー〉)<ref>{{efn|23:30-翌1:30は[[2014/2015 ISUグランプリファイナル|フィギュアスケートグランプリシリーズファイナル]]エキシビションの中継録画のため第2部「[[田原総一朗]]」は行なわない。</ref>}}
**『ANN選挙速報 衆院選総まとめ』放送時間:翌1:30 - 1:55<ref>[http://www.iat.co.jp/pc/auto/epg/index.html 岩手朝日テレビ 週間番組表](12月8日から14日までの週のページ「来週」を参照) 岩手朝日テレビ 2014年12月2日閲覧。</ref>
* [[テレビ朝日]]『選挙速報2014』 放送時間:翌1:55 - 4:00
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* TXN([[テレビ大阪]]を除く{{efn|テレビ大阪は独自の選挙特番『飾りじゃないのよ!選挙は 〜一票の心理学II〜』を放送のため非ネット。}})『TXN総選挙ライブ』 放送時間:翌1:06 - 1:36
* [[フジニュースネットワーク|FNN]]
**『[[FNN衆院選2014 THE SENKYO 〜ニッポンをしゃべり倒す!〜]]』 放送時間:19:58 - 翌1:55{{efn|ただし、翌0:00ごろ - 0:15ごろは『[[すぽると!]] 短縮版』放送のため一旦中断。}}(司会:[[安藤優子]]、[[宮根誠司]])<ref>[httphttps://mantan-web.jp/2014/11/28article/20141128dog00m200025000c.html フジテレビ : 総選挙特番の司会に宮根誠司&安藤優子 THE MANZAIの後に「THE SENKYO」] 毎日新聞デジタル 2014年11月28日閲覧。</ref><ref>[httphttps://www.sanspo.com/geino/newsarticle/20141128-YEWYUMKSRNJCDG7VY6PTZXXSDA/oth14112817390021-n1.html フジテレビ亀山社長「内定を出した以上は採用」日テレアナ取り消し問題] SANSPO.COM 2014年11月28日閲覧。</ref>
 
;BS・CS
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;ローカル
* [[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]]『ラジオ日本選挙スペシャル 国民の審判』 放送時間:23:00 - 翌0:00
* [[MBSラジオ]]『2014総選挙開票特番 センセイこれからどうするの?〜今夜、聞きまくります!』 放送時間:20:00 - 翌0:30(司会:[[水野晶子]]<毎日放送アナウンサー>)
* [[朝日放送ラジオ|ABCラジオ]]『ABC選挙スペシャル〜私たちが日本の明日を決める!』 放送時間:21:00 - 23:00(司会:[[堀江政生]]<朝日放送アナウンサー>、[[乾麻梨子]]<同>)
* [[大阪放送|ラジオ大阪]]『2014衆議院議員選挙 開票速報特番~どうなるニッポン』 放送時間:21:00 - 23:00(司会:[[原田年晴]]<ラジオ大阪アナウンサー>)