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これについて、三越側では、店舗への直通出入口の設置費用を負担したという資料はあるものの、駅の建設費を全額負担したという資料は確認できないとしているが<ref>{{Cite web|url=https://toyokeizai.net/articles/-/230526|title=地下鉄銀座線の「トリビア」本当か調べてみた 「デパートが駅建設費負担」は証拠がない?|date=2018-07-25|publisher=東洋経済新報社|work=東洋経済オンライン|accessdate=2020-08-30|archivedate=2019-05-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190502200030/https://toyokeizai.net/articles/-/230526}}</ref>、東京メトロ側は銀座線リニューアル情報サイトにおいて、三越が建設費用を全額負担したと明記している<ref>{{Cite web|url=https://www.tokyometro.jp/ginza/topics/20170113_85.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20191218142705/https://www.tokyometro.jp/ginza/topics/20170113_85.html|title=三越がつくった駅だから!? 三越前駅だけ企業名が付いているその理由|archivedate=2019-12-18|date=2017-01-13|accessdate=2020-08-30|website=銀座線リニューアル情報サイト|publisher=東京地下鉄|language=日本語}}</ref>。
 
一方、三井広報委員会によれば、三越が駅の全額負担をしたのは、工事の視察をしていた当時の[[三井銀行]]筆頭常務理事であった[[池田成彬]]が三越の負担で駅を設置することを提案したためとしている<ref name="mitsuipr_ka045">{{Cite web|url=https://www.mitsuipr.com/sights/encyclopedia/KA-045/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200830125709/https://www.mitsuipr.com/sights/encyclopedia/KA-045/|title=三井の資金で開設された三越前駅|date=2016-08-05|archivedate=2020-08-30|accessdate=2020-08-30|publisher=三井広報委員会|language=日本語}}</ref>。このことは[[1934年]](昭和9年)刊行の「東京地下鉄道史」にも同主旨の記述がある<ref>『東京地下鉄道史』、pp.344 - 345。</ref>。
 
この経緯から、銀座線ホームの壁面には三越の「[[三]]」を[[モチーフ]]にした赤い3本線が引かれ、輸入[[タイル]]・[[大理石]]貼りや[[真鍮]]製手摺り、日本初の駅構内[[エスカレーター]]の設置、それに当駅独自の[[駅名標]]など、三越の意向を隅々まで反映して他の駅にない異例に豪華な意匠の内装が施され<ref name="mitsuipr_ka045" />、{{要出典範囲|開業当初は地下鉄というものの目新しさもあり、まさに時代の最先端をゆく三越の地下エントランスとでもいうべき趣となった。|date=2018年7月}}また、後年開設された半蔵門線ホームの壁面デザインは三越の包装紙「華ひらく」をデザインした[[猪熊弦一郎]]の作品であるが、駅名標は他の[[帝都高速度交通営団|営団]]→[[東京地下鉄|東京メトロ]]の駅と同じものである。