「車両等の型式認定相互承認協定」の版間の差分

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{{孤立|date=2017年12月}}
{{条約
|題名 = 車両並びに車両への取付け又は車両における使用が可能な装置及び部品に係る統一的な技術上の要件の採択並びにこれらの要件に基づいて行われる認定の相互承認のための条件に関する協定
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'''車両等の型式認定相互承認協定'''(しゃりょうとうのかたしきにんていそうごしょうにんきょうてい、{{lang-en-short|AGREEMENT CONCERNING THE ADOPTION OF UNIFORM TECHNICAL PRESCRIPTIONS FOR WHEELED VEHICLES, EQUIPMENT AND PARTS WHICH CAN BE FITTED AND/OR BE USED ON WHEELED VEHICLES AND THE CONDITIONS FOR RECIPROCAL RECOGNITION OF APPROVALS GRANTED ON THE BASIS OF THESE PRESCRIPTIONS}})は、[[1958年]]3月20日にジュネーヴで作成され、[[1959年]]6月20日に効力発生した[[条約|協定]]で、自動車の装置ごとの安全・環境に関する基準の統一及び相互承認の実施と自動車の国際流通の円滑化を図ることを定めた多国間協定(条約)である。<br />日本語の通称名は「'''車両等の型式認定相互承認協定'''」。
日本語の通称名は「'''車両等の型式認定相互承認協定'''」として[[1998年]]11月24日より日本は効力発生。<ref>[http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/B-H10-0137.pdf#search=%27%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E4%B8%A6%E3%81%B3%E3%81%AB%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8F%96%E4%BB%98%E3%81%91%E5%8F%88%E3%81%AF%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%8C%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E8%A3%85%E7%BD%AE%E5%8F%8A%E3%81%B3%E9%83%A8%E5%93%81%E3%81%AB%E4%BF%82%E3%82%8B%E7%B5%B1%E4%B8%80%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%8A%80%E8%A1%93%E4%B8%8A%E3%81%AE%E8%A6%81%E4%BB%B6%E3%81%AE%E6%8E%A1%E6%8A%9E%E4%B8%A6%E3%81%B3%E3%81%AB%E3%81%93%E3%82%8C%E3%82%89%E3%81%AE%E8%A6%81%E4%BB%B6%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%84%E3%81%A6%E8%A1%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E3%81%AE%E7%9B%B8%E4%BA%92%E6%89%BF%E8%AA%8D%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8D%94%E5%AE%9A+B100137%27 外務省HP 条約データ検索による検索結果(1958年の国連欧州経済委員会車両協定書)]</ref>[[2014年]]1月時点で、50カ国と1地域が本協定に加入している。また、2014年6月時点で、装置ごとに132の協定規則(基準)が制定されているが、日本はこのうち54の協定規則(基準)を採用している。<ref>[https://www.mlit.go.jp/common/001042410.pdf#search=%27%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E7%AD%89%E3%81%AE%E5%9E%8B%E5%BC%8F%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E7%9B%B8%E4%BA%92%E6%89%BF%E8%AA%8D%E5%8D%94%E5%AE%9A%27 経産省HP 国連の車両等の型式認定相互承認協定(1958年協定)の概要 参考1]</ref><ref>[https://www.mlit.go.jp/common/001042411.pdf 国土交通省HP 報道発表資料、「国連の「窓ガラスに係る協定規則」、「かじ取装置に係る協定規則」等を国内基準に導入し、関係省令・告示等を改正します。」平成26年6月10日付け。国連の車両等の型式認定相互承認協定における相互承認の'''対象項目''' 参考2 平成26年6月現在]</ref>
 
== 概要 ==
[[国連欧州経済委員会]](ECE)の多国間協定の1つとして、1958年3月20日に[[ジュネーヴ]]で作成された旧表題『自動車の装置及び部品の認定のための統一的な条件の採択並びにその認定の相互承認に関する協定』に遡る。翌年の1959年6月20日に効力が発生。<ref>[http://www.jasic.org/j/08_publication/pamphlets/pdf/harm.pdf 国土交通省 自動車基準認証国際化研究センター(JASIC) 自動車の国際基準調和と相互承認の拡充にむけて 2010年3月発行]</ref>本協定は、前文、全15条並びに付属書1(全6条)、付属書2(全2条)によって構成されている。
 
日本語の通称名「'''車両等の型式認定相互承認協定'''」として[[1998年]]11(平成10年)11月24日より日本は効力発生<ref>[http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/B-H10-0137.pdf#search=%27%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E4%B8%A6%E3%81%B3%E3%81%AB%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8F%96%E4%BB%98%E3%81%91%E5%8F%88%E3%81%AF%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%8C%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E8%A3%85%E7%BD%AE%E5%8F%8A%E3%81%B3%E9%83%A8%E5%93%81%E3%81%AB%E4%BF%82%E3%82%8B%E7%B5%B1%E4%B8%80%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%8A%80%E8%A1%93%E4%B8%8A%E3%81%AE%E8%A6%81%E4%BB%B6%E3%81%AE%E6%8E%A1%E6%8A%9E%E4%B8%A6%E3%81%B3%E3%81%AB%E3%81%93%E3%82%8C%E3%82%89%E3%81%AE%E8%A6%81%E4%BB%B6%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%84%E3%81%A6%E8%A1%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E3%81%AE%E7%9B%B8%E4%BA%92%E6%89%BF%E8%AA%8D%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8D%94%E5%AE%9A+B100137%27 外務省HP 条約データ検索による検索結果(1958年の国連欧州経済委員会車両協定書)]</ref>[[2014年]]1月時点で、50カ国と1地域が本協定に加入している。また、2014年6月時点で、装置ごとに132の協定規則(基準)が制定されているが、日本はこのうち54の協定規則(基準)を採用している<ref>[https://www.mlit.go.jp/common/001042410.pdf#search=%27%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E7%AD%89%E3%81%AE%E5%9E%8B%E5%BC%8F%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E7%9B%B8%E4%BA%92%E6%89%BF%E8%AA%8D%E5%8D%94%E5%AE%9A%27 経産省HP 国連の車両等の型式認定相互承認協定(1958年協定)の概要 参考1]</ref><ref>[https://www.mlit.go.jp/common/001042411.pdf 国土交通省HP 報道発表資料、「国連の「窓ガラスに係る協定規則」、「かじ取装置に係る協定規則」等を国内基準に導入し、関係省令・告示等を改正します。」平成26年6月10日付け。国連の車両等の型式認定相互承認協定における相互承認の'''対象項目''' 参考2 平成26年6月現在]</ref>
 
== 沿革 ==
* [[1958年]]([[昭和]]33年)[[3月20日 ]] - ジュネーヴで作成
* [[1959年]](昭和34年)[[6月20日 ]] - 効力発生
* [[1998年]]([[平成]]10年5月13日 国会承認
** [[5月13日]] - 国会承認
* 平成10年9月25日 加入の閣議決定
** 平成10年[[9月25日 ]] - 加入の閣議決定、加入書寄託
** 平成10年[[10月2日 ]] - 公布(条約第十二号)、告示(外務省告示第四五四号)
** 平成10年[[11月24日 我が国]] - 日本について効力発生
* 平成10年10月2日 告示(外務省告示第四五四号)
* 平成10年11月24日 我が国について効力発生
 
== 締約国・地域 ==
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== 構成 ==
* 前文
* 第1条 - 規則の作成及び適用
* 第2条 - 型式認定及び認定証の交付
* 第3条 - 相互承認
* 第4条 - 型式認定についての不適合
* 第5条 - 関連情報の提供
* 第6条 - 締約国
* 第7条 - 効力発生
* 第8条 - 廃棄
* 第9条 - 適用地域
* 第10条 - 紛争の解決
* 第11条 - 留保
* 第12条 - 規則の改正
* 第13条 - この協定及びその付属書の改正
* 第14条 - 通報
* 第15条 - 規則の効力発生
 
* 付属書一 - 運営委員会の構成及び手続規則
** 第1条 - 運営委員会の構成
** 第2条 - 事務局
** 第3条 - 議長及び副議長の選出
** 第4条 - 新たな規則又は規則の改正案の作成
** 第5条 - 新たな規則の決定
** 第6条 - 規則の改正案の決定
 
*付属書二 - 製造の適合性に関する手続
** 1(1 - 当初の評価
** 2(2 - 製造の適合性
 
== 関連項目 ==