「大澤哲三」の版間の差分

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特技監督の[[川北紘一]]は、大澤についてバランス感覚に長けたデザイナーであったと評しており、セットの省略のほか、ロングショットで距離感を感じさせるパースや、セットの小ささを感じさせない格納庫のこだわりなども特徴であると述べている{{R|平成P103}}。
 
大澤が手がけた時期の平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)の内容は登場怪獣やメカが多く、怪獣も多数の場所に出現するという盛りだくさんな内容であったが、前述の大澤の手法によってこそ、こうした内容の映像化が可能だったとする関係者の証言がある<ref>『[[宇宙船 (雑誌){{R|宇宙船]]』No.131([[ホビージャパン]])追悼特集における[[高橋勲 (美術監督)|高橋勲]]や[[三池敏夫]]の発言より(p129)</ref>129}}
 
ミニチュアとCGとの違いについて、想定外の壊れ方をするかどうかであるといい、CGは人が頭の中で考えた画にしかならないのに対し、様々な要因で異なる画が撮れるところにミニチュア特撮の面白さがあると語っている{{R|平成C242}}。
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<ref name="平成C242">{{Harvnb|平成ゴジラクロニクル|2009|pp=242-243|loc=「第7章 平成ゴジラシリーズを作った男たち 大澤哲三」}}</ref>
<ref name="宇宙船126">{{Harvnb|宇宙船|2011|p=126|loc=「〔追悼〕美術監督・大澤哲三さん」}}</ref>
<ref name="宇宙船129">{{Harvnb|宇宙船|2011|p=129|loc=「〔追悼〕美術監督・大澤哲三さん」}}</ref>
<ref name="宇宙船126-129">{{Harvnb|宇宙船|2011|p=126-129|loc=「〔追悼〕美術監督・大澤哲三さん」}}</ref>
<ref name="平成P103">{{Harvnb|平成ゴジラパーフェクション|2012|p=103|loc=「平成ゴジラの特撮1 特殊美術」}}</ref>
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* {{Cite book|和書|editor= 白石雅彦 編著|others = 円谷プロダクション監修|date= 2004-02|title = ミラーマン大全|publisher = [[双葉社]]|isbn = 978-4575296525|ref = {{SfnRef|大全|2004}}}}
* {{Cite book|和書|others=[[川北紘一]] 特別監修|date=2009-11-30|title=平成ゴジラ クロニクル|publisher=[[キネマ旬報社]]|isbn=978-4-87376-319-4|ref= {{SfnRef|平成ゴジラクロニクル|2009}}}}
* {{Cite book|和書|date=2011-01-11 |editor=村瀬直志 |title=[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]] |volume=vol.131 |publisher=[[ハイパーホビー]] |series=ホビージャパンMOOKMOOK374|isbn=978-4-7986-0172-4|ref= {{SfnRef|宇宙船|2011}}}}
* {{Cite book|和書|date=2012-02-10|others=監修:川北紘一|title= 平成ゴジラパーフェクション|publisher=[[アスキー・メディアワークス]]|series= DENGEKI HOBBY BOOKS|isbn= 978-4-04-886119-9|ref={{SfnRef|平成ゴジラパーフェクション|2012}}}}
* {{Cite book|和書|date=2014-01-25|title=大人のウルトラマン大図鑑 第二期ウルトラマンシリーズ編|series=MAGAZINE HOUSE MOOK 大人のウルトラシリーズ|publisher=[[マガジンハウス]]|isbn=978-4-8387-8882-8|ref={{SfnRef|大人の|2014}}}}