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{{ソフトウェア開発工程}}'''Infrastructure as Code(IaC)''' はコンピューティング・インフラ(プロセス、ベアメタル[[サーバー]]、仮想サーバーなど)の構成管理・機械処理可能な定義ファイルの設定・プロビジョニングを自動化するプロセスである。定義されたファイルは[[バージョン管理システム]]で保持することもある。従来、手動のプロセスではなくスクリプトや宣言的な定義によって行われていたが、IaCの開発は今では、宣言的なアプローチに焦点が当てられている<ref name="AWS in Action, IaC">{{Cite book|title=Amazon Web Services in Action|last=Wittig |first=Andreas|last2=Wittig |first2=Michael|year=2016|publisher=Manning Press |isbn=978-1-61729-288-0|ref={{harvid|AWS in Action|Wittig|2016}}|page=93}}</ref>
 
==概要==
IaCは、2つの破壊的な技術([[ユーティリティコンピューティング]]と第2世代のWebフレームワーク)の難点に対処することで成長した。以前は、このようなスケーラビリティーの問題は巨大企業でしか見つかっていなかったが、今では多くの企業で広がっている。具体的には、2006年に新しい課題が最前線にもたらされて、技術産業を揺るがした:{{en|Amazon Web ServicesのElastic Compute Cloud}}と、数ヶ月前の{{en|Ruby on Rails 1.0}}版の発売。この新しい分野を処理するツールが登場するにつれて、IaCが生まれてきた。ソフトウェア開発者とITインフラ管理者は、現在のソフトウェアのベスト・プラクティスを使用して、コードを使ってインフラストラクチャを再編成し、アプリのインフラを設計、実装、展開できることに興味を示している。インフラをコードのように扱い、他のソフトウェア・プロジェクトと同じツールを使用することで、開発者はアプリを迅速に展開できる. <ref >{{cite web
| last= Riley| first= Chris| date= 12 November 2015
| title= Version Your Infrastructure
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| website=DevOps.com
| deadlinkdate= 2021年1月
}}</ref>
 
==付加価値と利点==
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==アプローチの種類==
[[宣言型プログラミング]](機能的)、[[命令型プログラミング]](手続き的)、とインテリジェント(環境認識)の3つのIaCアプローチがある。それらの違いは「何」「どのように」と「なぜ」の違いと同じである<ref >{{cite magazine
|last= Loschwitz | first= Martin
| date= 14 November 2014
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| magazine= Admin Network & Security
| location= Lawrence, KS USA | publisher= Linux New Media USA LLC
}}</ref>
===宣言型プログラミング(機能的)は「何」===
*最終的なターゲット設定が何であるべきかに焦点を当てている。
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== DevOpsとの関係==
IaCはDevOpsのベスト・プラクティスを実現する重要な要素だろう。開発者はもっと構成の定義に参加するようになり、運用チームは、開発プロセスの初期段階で入ってくるようになる。IaCを活用するツールはサーバーの状態・構成を視覚化し、企業内のユーザーに視覚性を提供し、最終的に努力を最大限にするために、チームを結集することを目指している。 一般的に、自動化は、手作業のプロセスの混乱とエラーの起こりやすい部分を取り除き、より効率的かつ生産的にすることを目指している。手動構成の効率を低下させる複雑さを軽減することも目的としてる。柔軟性が高く、ダウンタイムが少なく、全体的に費用効果が高いソフトウェアとアプリケーションを作成できる。
自動化と共同作業は、DevOpsの中心的なポイントであるため、多くの場合、インフラストラクチャ自動化ツールはDevOpsツールチェーンのコンポーネントとして含まれている<ref>{{cite report | last= Wurster | first= Laurie F. |last2= Colville | first2= Ronni J. |last3= Height| first3= Cameron | last4= Tripathi | first4= Somendra | last5= Rastogi | first5= Aditi | title= Emerging Technology Analysis: DevOps a Culture Shift, Not a Technology| publisher= Gartner }}</ref>
 
== 関連項目 ==