「クープランの墓」の版間の差分
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=== メヌエット(Menuet) ===
[[File:MenuettRavel.png|thumb|right|500px|メヌエット]]
ジャン・ドレフュス (ラヴェル除隊後の家主) に捧げられている。アレグロ・モデラート、[[ト長調]]。3/4拍子。
=== トッカータ(Toccata) ===
先述の通り初演者である[[マルグリット・ロン]]の夫、ジョゼフ・ドゥ・マルリアーヴ大尉に捧げられている。2/4拍子、[[ロンドソナタ形式|ロンド・ソナタ形式]]。最初[[ホ短調]]であるが、94小節目で[[嬰ニ短調]]に転調。144小節目で[[ホ短調]]に戻り、217小節目で[[ホ長調]]に転調する。[[トッカータ]]らしく速く、ピアニスティックな曲で
技術的にも困難であり、多彩な表現が盛り込まれているために、演奏者によってさまざまな解釈がなされており、演奏速度の設定からもそれを垣間見ることができる。例えば、ラヴェル自身から直接そのピアノ作品の解釈について学んだ[[ヴラド・ペルルミュテール]]の録音では♩=約132で演奏されている。今日ではラヴェルの譜面上の指定である♩=144以上の高速で演奏するピアニストも多いが、これには相当のテクニックが必要とされる。
== 管弦楽版 ==
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