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[[1960年]](昭和35年)「立教大学[[メサイア (ヘンデル)|メサイア]]演奏会」を始めることを提案し、専任講師の[[皆川達夫]]と共に大学内に正式な準備委員会を発足させる。そして[[1962年]](昭和37年)12月22日、指揮者に[[金子登]]を迎え、[[文京公会堂]]にて第1回「立教大学メサイア演奏会」が開催されるに至った。
 
[[1961年]]([[昭和]]36年)3月、立教大学を定年退職。同年4月、[[国立音楽大学]]教授。また、[[社会福祉法人]][[滝乃川学園]]第8代理事長を務める。
 
没後、優れた音楽・美術研究者を表彰する「辻荘一・三浦アンナ記念学術賞」が創設され、[[1988年]](昭和63年)に最初の辻荘一賞を、[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ|バッハ]]研究者の[[礒山雅]](国立音楽大学助教授)が受賞。選考委員長は[[皆川達夫]]が務めた。
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なお、[[勲四等]][[旭日小綬章]]受章。[[1980年]](昭和55年)には[[キリスト教功労者]]の表彰を受ける。
 
子に化学者・音楽評論家の辻啓一(1923-91)、[[美術史]]学者[[大阪大学]][[名誉教授]]の[[辻成史]]がいる。教え子に、音楽学者の[[皆川達夫]]がいる。
 
==著書==