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サウジアラビア情報のアップデート
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イスラーム教が主な[[宗教]]となっている[[中東]]を始めとする諸国では、女性の一般的な服装である。ムスリムが多数を占める国でも、[[トルコ]]や[[チュニジア]]など[[世俗主義]]や[[政教分離]]を掲げる国では公の場所での着用が禁止されていたが、両国ともに近年規制が緩和されつつあり、ヒジャブを付ける女性も珍しくはなくなっている。
 
イランや[[サウジアラビア]]のようにイスラームを[[国教]]としていたり戒律に厳格な信徒が多かったりする国主流派の政権下では、婚姻、血縁関係のない男性がいる場での着用を[[法律]]で義務化している場合もある。イランでは西欧的近代化を目指す[[パフラヴィー朝]]が1936年に禁止したが、着用を望む女性の反発を受け1941年に禁令を撤廃した。パフラヴィー朝を打倒した[[イラン革命]]で成立した[[イラン・イスラム共和国]]は罰則や[[ムタワ#イラン|風紀警察]]による取り締まりにより義務化したが、浅くかぶって前髪を見せたり、人前で脱いだりする女性も一部で現れている<ref name="朝日20210717"/>。サウジアラビアもヒジャーブを着用しない女性や髪を多く出して着用する女性が増え、急速な開放政策の影響が見られる
 
一方、[[フランス]]では1905年に制定された[[ライシテ]](政教分離)法に基づいて2004年に公立学校における「これみよがし」な宗教的標章等の着用を禁止する法律<ref>{{Cite web|url=http://www.education.gouv.fr/bo/2004/21/MENG0401138C.htm|title=Bulletin officiel n° 21 du 27 mai 2004|accessdate=2018-06-11|website=www.education.gouv.fr}}</ref>が制定されたため、ヒジャブもその対象とされ、内外のムスリムから反発を受けている。