「フラッシュマーケティング」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
→‎業界の動向: 状況を更新
38行目:
 
== 業界の動向 ==
* 日本では2010年4月にサービス開始したPikuをはじめ、[[グルーポン・ジャパン]](旧名称:Qpod)が有名だった。大手企業も参入し、[[リクルートホールディングス|リクルート]]の[[ポンパレ]]、(株)EPARKマーケティングのEクーポン(旧名称は[[楽天グループ|楽天]]グループのRaCoupon「買うクーポン」で、楽天グループになる前の旧名称はShareee)などがあった。2010年6月時点では6社参入であったが<ref>2010年6月21日 はてなこわい>< - [http://d.hatena.ne.jp/taan/20100621/p1 開始2年で年商321億円、グルーポン系サービスの日本版まとめ]</ref>、2010年[[10月]]時点で100サイトを超え、2011年12月時点では230サイトを超えてい<ref>256hax:グルーポン系ポータル - [http://256hax.in/c/groupon_lists/thumbs/1/ 共同購入型クーポン一覧]</ref>。
* 一方で、店舗への営業力やサービス知名度によってクーポンの品揃えが左右されるため、競争に敗れた中小サイトではサービスの統廃合が相次ぎ<ref>[http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2011/11/post-967.html 「淘汰」進むクーポン共同購入、先行者利益を発揮できず]</ref>、2011年11月にクーポンを販売したサイトは約70サイトに留まる<ref>[http://coupon-jp.com/monthly_report_201111.html 共同購入クーポン市場動向(2011年11月)]</ref>。国内で最古参だったPikuも、現在は事業縮小しShareeeからクーポン提供を受けていようになった<ref>[http://www.piku.jp/p/press-20110801 共同購入型クーポンサイト「Piku」と「シェアリー」とのフラッシュマーケティング事業における業務提携について]</ref>。そのシェアリーも楽天傘下となり<ref>{{Cite web |url=https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2012/0903_01.html |title=楽天、クーポン事業へ本格参入 |accessdate=2022-01-13 |author=楽天株式会社 |authorlink=楽天 |date=2012-09-03 |publisher=楽天株式会社}}</ref>、さらに「RaCoupon 楽天クーポンサービス 買うクーポン」への再編を経て<ref>{{Cite web |url=https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2013/1022_01.html |title=楽天、クーポン事業を再編 |accessdate=2022-01-13 |author=楽天株式会社 |authorlink=楽天 |date=2013-10-22 |publisher=楽天株式会社}}</ref>、RaCouponもEPARKの運営するEクーポンとなった<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21940340V01C17A0X22000/ |title=楽天、クーポン事業を売却 イーパークに |accessdate=2022-01-13 |date=2017-10-05 |website=日経電子版 |publisher=日本経済新聞社}}</ref>。クーポン販売額では「グルーポン・ジャパン」と「ポンパレ」が突出し、優勝劣敗が鮮明となっている。
* 共同購入型クーポンサイトの急激な増加により、全てのサイトを巡回しなくても効率的にクーポン情報を閲覧できるよう、グルーポン系まとめサイトも誕生してきており<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100803_385142.html 国内クーポン共同購入サイトのまとめサイト「グルーポンなう」]</ref>、ポイント付与など集合的に会員を獲得しようとする動きもある<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/5079771/ クーポン共同購入まとめサイト「グルーポンなう」全面リニューアル。国内初のポイント制を導入]</ref>。
* アメリカではグルーポンなどで購入した人が、使う予定のないクーポンを販売する中古販売のサイトが出てきたが<ref>[http://blogs.itmedia.co.jp/nakayama/2010/10/groupon-2168.html Groupon(グルーポン)系クーポンの"売買サイト"が現れた]</ref>、日本でも売買サイトが登場し始めている<ref>[http://www.pressnet.tv/release/11079 グルーポン系割引クーポンのリサイクル売買サイト「Re-COUPON(リクーポン)」がリリース] {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20101103185716/http://www.pressnet.tv/release/11079 |date=2010年11月3日 }}</ref>。
* 共同購入型クーポンサイトについて、アメリカでは調査した企業のうち66%はプロモーションが利益になったが、32%は不採算だったという。また42%の企業がプロモーションの再実施は行わないと第三者機関であるアメリカのライス大学の調査で明らかにした<ref>2010年10月20日 - [http://wired.jp/wv/2010/10/20/%E3%80%8Egroupon%E3%80%8F%E5%88%A9%E7%94%A8%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%80%81%E5%86%8D%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%AB%E3%81%AF%E6%B6%88%E6%A5%B5%E7%9A%84%EF%BC%9A%E7%B1%B3%E8%AA%BF%E6%9F%BB/ 『GROUPON』利用企業、再実施には消極的:米調査]</ref>。
* 急成長してきたフラッシュマーケティング市場だが、2011年後半以降不調が伝えられる<ref>{{Cite news |title=国内クーポン共同購入サイト、月間総売上高2カ月連続減収。業界再編が加速 |author=株式会社ルクサ |newspaper=ベンチャーニュース |date=2011-09-15 |url=http://www.venturenow.jp/news/2011/09/15/1854_014537.html |accessdate=2012-02-23}}</ref><ref>{{Cite news |title=米大学の授業料も6割引に! 急成長のグルーポン、早くも曲がり角? |author=柿内公輔 |newspaper=SankeiBiz(サンケイビズ)|date=2011-10-16 |url=http://www.sankeibiz.jp/business/news/111016/bsj1110161201000-n1.htm |accessdate=2012-02-23}}</ref>。さらにフラッシュマーケティング最大手である米[[グルーポン]]も2012年2月8日赤字の四半期決算を発表した<ref>{{Cite news |title=グルーポン、上場後初の決算発表--売上増ながらも利益は出ず|newspaper=CBS Interactive/朝日インタラクティブ |date=2012-02-09 |url=http://japan.cnet.com/news/business/35013923/ |accessdate=2012-02-23}}</ref>。そして2020年9月28日、日本市場からの撤退を発表、同日をもってクーポンの販売を終了した<ref>{{Cite web |url=https://www.groupon.jp/merchant/blog/%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%9d%e3%83%b3%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e9%87%8d%e8%a6%81%e3%81%aa%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/ |title=グルーポンからの重要なお知らせ |trans-title= |accessdate=2022-01-13 |author=Claudia Heitmann |date=2020-09-28 |website=グルーポン・マーチャントブログ |publisher=Groupon, Inc.}}</ref>。
 
== トラブル・課題 ==