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'''ニンニク絞り'''(ニンニクしぼり、別称としてニンニクつぶし、ガーリックプレス、ガーリッククラッシャーとも)とは、一般的には何らかの[[ピストン]]を利用して、小さな穴のグリッドに[[ニンニク]]を押し込むことにより、ニンニク片を効率的に圧搾する[[台所用品]]である。多くのニンニク絞りには、穴に詰まったニンニクを除去するための、ニンニク絞りにある穴とぴったり一致するように鋭利な針を格子状に並べた器具も備え付けられている。
 
== 概要 ==
ニンニク絞りの発明者は、[[スイス]]の台所用品製造会社、[[チリス|チリス社]]の創業者であるKarl Zysset(1907-1988)とする説が一般的である<ref>[http://www.muellerscience.com/SPEZIALITAETEN/Schweiz/Schweizer_Erfindungen_und_Entdeckungen.htm Mueller Science: ''500 Schweizer Primeurs, Schweizer Erfindungen und Schweizer Entdeckungen '']; abgerufen am 14. Aug. 2012</ref> <ref>https://www.eguide.ch/en/objekt/zylyss/#:~:text=Karl%20Zysset%20(1907%E2%80%931988),to%20manufacture%20and%20distribute%20them.</ref>。
 
ニンニク絞りは、ニンニクを[[包丁]]でみじん切りにする代わりとなる器具で、皮も剥かずとも強い圧力でもってニンニクを圧搾することができ、便利である。ニンニクが押し出される間、皮はニンニク絞りに残ったままであるが、皮をつけたまま圧搾することで、ニンニク絞りの洗浄が簡単になるとする主張<ref>For example, the [http://www.epicurious.com/cooking/how_to/food_dictionary/entry?id=2683 Epicurious Food Dictionary] {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20060714095517/http://www.epicurious.com/cooking/how_to/food_dictionary/entry?id=2683|date=2006-07-14}}</ref>もある。
 
== 使用の賛否 ==
ニンニク絞りで圧搾したニンニクは、一般的にはニンニクの強い風味成分がより多く放出され、みじん切りにしたニンニクとは異なる風味を持つと考えられている。ニンニク絞りを用いて圧搾されたニンニクをより好む料理人もおり、[[ローフード]]を扱う[[シェフ]]であるルネ・アンダーコフラーは「良いニンニク絞りがあれば、ニンニクを扱うのが純粋な楽しみになる。圧搾されたニンニクは、苦い中央の茎を除くので、みじん切りにしたニンニクよりも軽やかで、より繊細な味を持っている。」<ref>{{cite book|author=Underkoffler, Renée|title=Living Cuisine: The Art and Spirit of Raw Foods|publisher=Avery|year=2004|isbn=1-58333-171-9}} p. 179.</ref>と言う。雑誌[[クックス・イラストレイテッド]]は、 「良いニンニク絞りは、平均的な料理人が包丁でニンニクをつぶすよりも細かく均一に潰せるので、料理全体にニンニクの風味が行き渡る。」<ref name="cooks2">Wu, Sandra. "Notes from Readers", ''Cook's Illustrated'', Sept. & Oct. 2006 p. 3.</ref>と述べている。
 
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== 関連項目 ==
 
* にんにく[[ニンニク皮むき器]]
* [[ポテトライサー]]
 
== 出典 ==
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[[Category:ニンニク]]
[[Category:食器]]
{{デフォルトソート:にんにくしほり}}