「小田急50000形電車」の版間の差分

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== 沿革 ==
第1編成(50001×10)は2004年11月23日に[[小田急小田原線|小田急線]]に入線した<ref name="2005-u-169"/> が、このときは車体全体が保護シールで覆われた状態で[[甲種輸送]]されていた<ref name="2005-u-121"/>同年11月29日に大野工場で「お披露目式」が行われた{{refnest|group="注"|工場建屋のシャッター付近にスモークが焚かれ<ref name="gaho1-24"/>、その中からミュージックホーンを鳴らしながらVSE車が登場するという演出であった<ref name="gaho1-24"/>。}}。関係者以外にVSE車の外観が公開されたのはこのときが初めてである<ref name="gaho1-24"/>。第1編成は同年12月24日から[[試運転]]開始され<ref name="gaho1-26"/>、定期運用では入線しない[[小田急江ノ島線|江ノ島線]]<ref name="2005-u-24"/> や[[小田急多摩線|多摩線]]<ref name="2005-u-32"/> でも試運転が行われた。2005年2月6日には第2編成(50002×10)が入線した<ref name="2005-u-169"/>。
 
{{Double image aside|right|Debut Commemoration of OER 50000.jpg|190|Blue Ribbon Award 2006 Commemoration of OER 50000.jpg|180|2005年3月19日に行なわれた出発式|2006年9月10日に行なわれたブルーリボン賞受賞記念式典}}
[[ファイル:OER Romancecar VSE -Super HAKONE- 1.jpg|thumb|120px|right|「スーパーはこね」運用時の種別表示]]
2005年3月19日より運用を開始し、平日5往復・土休日6往復の固定運用に投入された<ref name="rj464-26"/>。
2005年3月19日より運用を開始し、平日5往復・土休日6往復の固定運用に投入された<ref name="rj464-26"/>。VSE車では「箱根観光特急」として明確な差別化を図るため<ref name="rp829-29"/>、車両運用は「はこね」「スーパーはこね」の箱根特急に特化したものとし<ref name="rp829-29"/>、原則として「さがみ」「えのしま」では使用されない<ref name="dj277-13"/>。
 
2006年には鉄道友の会より、[[第49回ブルーリボン賞 (鉄道)|第49回ブルーリボン賞]]を授与された<ref name="rp829-283"/>。2007年1月1日には「[[ニューイヤーエクスプレス]]」に運用充当され、営業運では初めて江ノ島線にも入線した<ref name="rp829-163"/>。2007年3月18日から特急ロマンスカー車内全面禁煙とすることとなった事を受け、喫煙コーナーは使用停止となり<ref name="rp829-57"/>、その後はパンフレットスペースとして使用されている<ref name="rp829-284"/>。また、2008年3月には3号車に[[自動体外式除細動器]] (AED) が設置された<ref name="rp829-285"/>。
 
2010年1月中旬より、LSE車とHiSE車は部品の一部に不具合が見つかったことを理由として<ref name="rj522-147"/> 全面的に運用から離脱していた。その最中の同年1月20日には本来LSE車・HiSE車で運行される「[[モーニングウェイ・ホームウェイ|ホームウェイ]]75号」に使用され<ref name="railf20100121"/>、これは営業運では初の多摩線入線となった。同年9月には50002×10第2編成が日本車輌で[[D-ATS-P]]設置改造なわれ<ref name="railf20100908"/>、2011年1月には50001×10第1編成日本車輌で同様の改造が行われた<ref name="railf20110113"/>。
 
2016年3月26日のダイヤ改正で、平日の江ノ島線系統の「ホームウェイ85号」で使用されるようになり<ref group="注">2018年3月17日以降は、LSE車(同年7月10日の運用終了まで)およびGSE車と共に「展望席付き車両」として共通運用。</ref>、江ノ島線への定期運用が初めて設定された。
 
== 今後の予定 ==